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2015.02.16アトリエナルセの春夏、もうすぐスタートよ

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風邪をひきましたよ。
ある日のハナシのシで、風邪をひいてない!げんき〜ららら〜というような感じで書いていたときから、浮かれすぎはこわいぞ・・と心のどこかで思っていたんです。そしたら、ひきました。

というのも、先日学生時代の友達の赤ちゃんをみに、ひさしぶりに遠出をして電車に乗っていってきたのですが、LINEで送ってくれた友達の家への道のりがかいたメールとマップで、ナビを使いながら駅からの道を歩いていたら、携帯がダウン。いっこうに再起動せず、寒空の下、うろうろとさまよっていたのでした。
公衆電話もなく、道いく若者に、「携帯貸してください・・」とも言えず、そしてコンビニもなく、目にはいった動物病院の受付で電話を貸してください・・とも、なんか言えず、20分くらいうろうろとしていまして、最後はおしゃれな古着屋さんみたいなところで、電話をお借りし、自宅に電話をし、だんなはんにパソコンのアドレスから友達の電話番号をさがしてもらい、メモをとって、友達に電話。そしたら友達はでてくれず留守電。古着屋さんのイケメンの店主さんは、いい人でちょっとだけでもと、携帯の充電器を貸してくださいました。
その後、その古着屋さんに友達が折り返し電話をくれ、なんとか連絡がつくと、なんとその古着屋さんの目の前のマンションが友達の家でした。住所を電話口で繰り返したとき、古着屋の店主さんはしずかに、目の前のマンションをすっと指差していらっしゃいました。

というわけで、風邪をひきました。けして、友達のせいなんかじゃあありません。
みなさん、体をひやすと、風邪菌というやつは、すぐにはいりこんできますよ。お気をつけください。

そんな今日は、ちょっとポカポカした春みたいな一日。
アトリエナルセの春夏ものは、今週の金曜日、2/20からスタート予定です。ちょっと懐かしいイラストと写真のコラボレートです。覚えている人はいるかしら。



2015.01.30こんな毎日

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これから始まる、春夏もののカタログ撮影は1月中に。
2月中旬頃から、すこしずつ春夏ものがはいってきますよ〜

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これは、最近おもしろかった本。
わたしはオリーブ少女ど真ん中ではないのですが、でも自分とも重なる部分がおおいにあったので思いのほか、面白かった。いまでも、マガジンハウスの雑誌はとても好きで、雑誌があるからこそ楽しい日々。あてはまりそうな方はぜひ。

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これは、ある日の朝焼け。とてもきれいだった。
最近は、朝7時くらいがきれいかな?毎朝、大体寝坊しないときは6時に起きるようにしていますが、6時台はまだまっくら。

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こんな日もありました。
奥のほうにみえるのが、天王寺のなんだっけ、タワーです。ええとなんだっけ、天王寺の・・ハルカスです。
ベランダからちょっと体をひねると、こんなふうな光景。
山の上で暮らしはじめてから、窓からみえる風景の空の割合が大きくて、なんかいいのです。
子どもの保育園が遠くなったので、以前よりも早起きになったのですが、早起きは三文の得とはよくいったものですが、今年の冬は冬鬱がない!
これは太陽にあたってる時間が前よりも長くなっているから!だと、勝手に思っている。
そして、無印良品の木の家は、窓が大きい!冬でも、お天気の日はぽかぽかして、しっかりと太陽光を取り込んでくれるので昼間は、暖房がいらない日も、真冬でもある。これは、すばらしい家だ。と、冬はとくに思います。夏もいいよ。
気質的に、冬鬱になりやすいタイプだと思うのですが、今年は元気!なんだかとても元気〜!ありがたや〜

そして、以前体調がよい!と書いたことがあるのですが(おぼえていらっしゃるでしょうか)そうなのですね。今年というか、今期の冬は風邪をひいておりません。これもまた虚弱体質、運動不足のわたしからしたら、珍しいことで、多分これが効いています。

・朝起きて、まず始めにデンタルリンス(わたしはGUMを愛用)でうがい
・サプリメント「穂のしずく」を愛飲中

上記どちらのメーカーとも契約などしていませんよ。

朝うがいは、うちの母がずいぶん前になにかのテレビで見たらしく、朝は口の中が菌だらけなので朝いちの唾を飲んだらあかん!と電話がかかってきて、朝はまずうがいをすると風邪をひきにくくなるらしい。と言っておりまして、子どもから次から次へと風邪をもらってきては、家族中で全滅を繰り返していたので、わらにもすがる思いで、始めました。これ、多分効いています。

それから、サプリメントの穂のしずくは、美容ライターの方のエッセイに書いてあったもので肌がきれいになる。というのと、生理前鬱PMSに効く。というので、こちらもわらにもすがる思いで、お試し購入。

今回、鬱鬱と言い過ぎて、なんだか大丈夫かしらこのブランド・・・と思われそうですが、女性だもの。いろいろあります。そして同じようにもうなんとかしたいぜ!と思っている方にはぜひおすすめしたいと。
穂のしずくは、わたしは毎晩寝る前にお風呂にはいった後に1錠飲んでいて、飲みはじめて数週間で肌がきれいになってきて、長年悩んできた生理前になるとでてくるおでこのニキビがなくなってきましたよ。これは効く!と思い、すぐに定期購入に切り替え。
同時に、PMS症状もかなりかなり緩和。そしてこの時期に免疫力が落ちて風邪をひきやすかったのだけど、これもひきにくくなっている!
そんなわけで、この2つを始めてから体調もよし、精神的にもおだやかな日々をおくれているのであります。
前前から、ずっと書きたかったことが、書けてすっきり。

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そしてもうひとつ。
ずっとずっと書き忘れておりました。
もう売ってないかな・・・ヌーンコンフィという雑誌に掲載されています。(笑)ええと、25号です。よかったら、探してみてください。猫のイチローに焦点があっているのが気になります。

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お風呂あがりに、このスタイルになって「ももじり」というのが、日課です。

世の中は、いろいろなことが起こっていて、夫婦でもテレビから目がはなせません。
こんな時代だからこそ、憲法9条をかえないでよね、安倍さん。と、小さく発言したくなります。





2015.01.25子育て記録・続

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1月は、のんびりしている。
わたしは、このときどき訪れるのんびりした日々が、たまらなくうれしい。

でも、ずいぶん前の20代の頃の大阪でひとり暮らしをしていたときの、ずっとのんびりしていた日々を送っていた頃のわたしは、こののんびりがとても居心地がわるく、ただの焦りと、落ち込みのほうがつよかったものである。

こののんびり期間にやりたかったことは、子どもが生まれた時の写真を現像に出したり(え!今頃!)たまっている会計書類を片付けたり、つぎのシーズンのファイルボックスを作ったり、ずいぶん前に買ったIKEAの家具を作ったり(忘れかけそうだった)無印のボックスを作ったり(なんだかそんなの多い)いらない服は処分したり、トイレの壁に貼ってあった、ハヤオのトイレトレーニングのシールの紙をそろそろとって、壁のテープ跡を消しゴムできれいにとったり(いやに具体的)、録りためてきたドラマを少しずつ見たり。
ひとつずつ片付いていくたびに、なんだかとてもいい気分。IKEAの引き出しは苦戦して途中で投げ出しそうになっていると、横で仕事をしていただんなはんが、見かねて助けてくれてなんとか完成。
ああ、のんびりした毎日って、なんかいいわああ〜〜と、コープさんの注文票を書きながら思ったりする。


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1月22日は、ハヤオの4歳の誕生日だった。
ケーキは、デコレーションだけ手づくりしてみる。美味しそうなイチゴは伊勢のお義母さんから。真ん中にクリームをいれすぎて、上に飾り付けする用のクリームが足りなくてあせった。
旗のイラストは最近ハヤオが大好きな、ゆきだるまのるーの絵を描く。おーなり由子さん、(読んでくださっているかどうかわからないけれど)ハヤオはるーが大好きです。ゆきだるま家族の歌をお風呂にはいっているときや、トイレでうんちを頑張っているときに、歌っています。

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誕生日の飾り付けもやりたかったのだけど、全然準備していなかったのでA4の紙を3枚つなぎあわせて、垂れ幕をつくっただけ。(でもこれが一番よろこんでくれた)

この1年は、子育てにおいてはなかなか悩んだ時期もあった1年だった。
ハヤオは普通よりも、言葉が遅かったのでなにか障害があるのかと悩んだりもして、ちょっとのぞいたネットの負のオーラ漂うネット地獄に陥ってしまったこともあったのである。
そんな中、トイレトレーニングもうまく進まなかったので、この子はわたしの言っていることが理解できていないのかも、と考えだすとますます不安になってきて、先の見えない暗くながーいトンネルの中にいるような気分にもなったりしたものである。
不安に陥りだすと、困ったもので息子の行動のひとつひとつを、なんかおかしい・・というふうに見えてくるのである。そういえば、あのときも、このときも!と、止まらない不安地獄に陥っているわたしを見て、だんなはんが一言。

「おいおい、まてよ。おまえ。もっと自分の勘を信じなさいよ。」

ネットや本の情報よりも、他人の一言よりも、自分の目で見ている息子を信じなさいよ。と。
ほんまにハヤオのこと、おかしいって思ったこと、ある?子どもってそんなもんやん。

なんだかはっと我に返ったところがあり、確かにわたしが不安に思っていることってなんなのだろうか。と、はたと思ったのである。根拠のない不安に覆われていると、実際見えているものが見えなくなってしまうところがある。
そして不安に思っていることを具体的に冷静な頭で考えていくと、仮に言葉が遅いことで障害があるかもということが、はたしてそんなに恐いことなのだろうか。と。
たとえなにか障害があったとしても目の前にいる息子が、ある日突然なにか別なちがう存在に変わるわけでもなく、ハヤオはハヤオであり、誰かによって奪われるわけでも、ある時突然いなくなってしまうわけでもないのである。
そんな当たり前のことが、なんだかふと、我にかえるじゃないけど、そんなような気分になって、わたしが怖がっていることって一体なんだったのだろう。と、思ったのである。


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過ぎてみれば、それもまた子育ての醍醐味でもあるのかもしれないけれど、きっとこれからも来るであろう子育てにおける壁がきたときに、このだんなはんの一言はしっかりと覚えておこう。と思ったのであります。「自分の勘を信じなさい」
だんなはん、トイレトレーニングは全然助けてくれなかったけど、ときどき、いいこと言う。
そして、トイレトレーニングはこの後、しばらく休憩期間にはいり、オムツにまた戻して、トイレの声かけだけするようにしましたよ。

いつしか、わたしがなかなか妊娠しないときに、周りでは妊娠ブームで(ブームっていうのもないけど)なかなかそれもまた辛いなあという日々があったのですが、そんな時に心の底から友達や知り合いの妊娠をうれしがっているだんなはんを見て、ちょっとびっくりしたのですね。けろっとした顔でそれとこれとは全然別やん。という一言。これにも、なんだかはっとさせられるものがありました。
だんなはんが言っていることは、当たり前のことで、いいことをいおうと思っていっているわけではないのですが、(これが大事)自分が勝手につくった不幸地獄の中にいるときは、そんな当たり前のことを、さらりと言われると、タイミングにもよるけれど、はっと我に返ったりすることも、ときにあります。

でも、なんでもスムーズにいかないほうが、同じように悩んでいる人の気持ちがよ〜〜〜くわかることがあります。
スムーズにいくと、立ち止まらないからそのことで悩んでいる人の深さをしらずに傷つけてしまうことをいってしまうこともあるので、そのことを知れて本当によかったと思う。

ただ、この一件でみえてきた、子育てをとりまく環境。
周りでも、同じように悩むお母さん友達が少なからずいますが、2歳までにはここまでできていないとおかしい、3歳までにはここまで、4歳までにはここまで。と、ほかにもいろいろとなんとなくの定義があって、それに当てはまらないと専門の相談所にいくべき。という概念があって、実際わたしたちも、そのようなところに一度相談にいってみてはどうでしょう。と言われたことも何度かありました。
でも、わたしたちは結局一度もそのようなところへは行かなかった。わたしは、すぐに行ったほうがいいかな。と思って、なんだか焦りながらだんなはんに相談したものだけど、やはりここでもだんなはんは、「ええ〜そうかあ〜?絶対だいじょうぶやで。いかんでいい、いかんでいい」と、言って、そのときはなんだかこの人は今の子育て事情をわかっていないのだわ、と思って喧嘩になったりもしたのだけど、でももうしばらく様子をみてみよう。ということで、何度かその機会を見送っていたのであります。
でも、保育園の先生に相談したり、もちろん親や友人にも相談することで、なんとなく見えてきた社会というのもあって、(みんなそれぞれいろいろな意見を言ってくださった)それも踏まえて、そのような施設の専門家が今の段階でおそらく言うようなことも、想像できたので、それを聞いて夫婦で不安になるよりも、今はやっぱり自分の勘を信じて、様子をみようじゃないか。という結論になったのである。夫婦で、よく話あってきめたことだった。でも二人とも絶対的な自信はないので、これでいいのだろうか、という気分も行ったり来たり。
でもこういう話しあいを夫婦で何度もすることで、ある種の覚悟もできてきたところもあり、わけのわからない不安地獄ではなくなっていき、そうだったらそうでこうしよう。とか、自分たちはどうする。という、もっと冷静で具体的な話し合いになっていったのである。

そして、その頃くらいから、ハヤオの言葉はどんどん増えていき、それと同時にオムツもとれていったのである。
4歳(もしくは5歳)ころまでは子どもの成長スピードは、個人差がかなりあって、保育園でも同じクラスで4月生まれと3月生まれだと、この頃の差はかなり大きいので、体の大きさも言葉や態度なども、ほかの子と比べて我が子は・・・と思うことも多いのだけど、でも、そういうときは、かわいい時期が長く感じれてよかった。と思うくらいでいいのだと思う。
実際、言葉をしゃべりだす前までは、赤ちゃんの雰囲気がまだ残っていて親からしたら、たまらなく可愛いのである。そしてまた今はいちいち、言葉をしゃべったり、あたらしい単語がでてくると、感動もひとしお。
夫婦でおなじように悩んだかいあって、だんなはんともいちいち、顔を見合わせて「よかったなああ」と感動しあうこともできるのであります。

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最近、ほんとうによくしゃべるようになったハヤオは、
「ハヤオくんは大きくなったら、本屋さんとケーキ屋さんと、お父さんになりたい」のだそう。そして、「ととみたいな、お父さんになりたい」と、言っている。それを聞いてだんなはんに言ったら、泣くかな?と思ったら意外と泣いていなかった。


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バーンシェルフでひとつ年上のようちゃんと。
言葉がしゃべれるようになってから、子ども同士のコミュニケーションがとれてより、仲良くなったように思う。

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いや〜でも、きっとこれからまだまだどんどんくるぞ、この子育てにおける親に投げつけられる難問。その都度、親は試されるのだろうなあ。いややなあ〜

はてさて、人生はつづいていきます。

2015.01.062015年あけましておめでとう

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あけましておめでとうございます。

あけましたね。2015年。平成27年。
アトリエナルセは、今日から仕事スタート。とはいえ、昨日の晩くらいからのそのそと仕事をはじめております。
お正月は、ハヤオが熱をだしてしまい、ようやくひいたかなあ〜と思ったら、また38度や39度台の高熱をだしてダラダラと、なおらないまま、今日にいたってしまい、初詣も行けずお正月ムードを味わえないまま、仕事が始まってしまったのであります。

さて、上のイラストはわたしが描いたもので、だんなはんと一緒につくっている45㎝というお話コーナーが今日の夕方頃、更新されました。今回で2回目。
お話をかいているのは、だんなはん。イラストは私。デザインは中島恵雄さん。最後にながれる音楽は、だんなはん。と3人だけで作っています。
このお話は、実は1回目の「ぼく、の雨の日」からのつづきの話。つづきといっても時間の流れは逆向きで、ぼくの雨の日にでてくる女の子が今度は主人公なのですね。そうやって1回目を読み直してみるとまた違ったお話に見えてきますよ。


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はてさて今年も、あんまり目標をたてずに日々をたいせつに生きていこうと思います。
生きていると、いろいろあるんだなあ。そしてこれからもいろいろとあるんだろうなあ。と、思います。

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我が家の芸術家の作品をみていると、なんだか自由でいいなあ。と思うし、でも片付けてほしいよなあ。とも思うし。
初詣、はやく行きたいなあ。おみくじ、引きたいなあ。ハヤオ、はやく風邪なおってほしいなあ〜

と、こんな年明けですみません。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

2014.12.29師走

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先日、あるムック本の取材で三田のパン屋さんへ行く機会がありました。
そこのパン、おいしかった〜
どちらかというと、ハード系のパンよりもオーガニック系のパンよりも、町のパン屋さんのメロンパンとか、あんぱん、とかそんなのが好物なわたしですが、ここのパンは食べやすく、とてもおいしかった。
冷凍できるので、大量に購入。朝ごはんにちびちびと食べている。

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「のら」というパン屋さん。三田には雪が。
本が発売されたら、またおしらせしますー。

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11月から12月の前半は、週末は友達がやってくることがつづく。
忙しいといいつつも、土日はハヤオがいるので仕事はハヤオが寝てから。もしくは早朝。

学生のときの友達のさやかは、滋賀に住んでいるのでなかなか会えない。お母さんになったのでなおさら。学生のときや独身時代、新婚時代は、ほんとうによく我が家に泊まりにきていて、新婚時代の思い出のエピソードには、さやかがいることが多かったような気がする。でも今回会えたのは、3年ぶりくらいになるのかなあー
お母さんになっても、さやかはさやかのままだった。(いい意味で)

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そしてこちらはだんなはんの地元の伊勢の友達家族2組。その後、遅れて1組。
子どもがいると、家族ぐるみのつきあいが多くなる。わたしはもちろん結婚してからのおつきあいだけど、なんだか楽しい人達で、会うとちょっとワクワクするのだな。

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エプロンつくる。
保育園でクリスマスケーキをつくるので、エプロンと三角巾を用意してください。と聞き、そんなときにこんな仕事していて買ってくるというのもなんだかなあ。というか、こういう時は作ってあげたいなあ。というかで、作った子ども用エプロンと三角巾。つくりかたは、ネットで。

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うしろは、三角巾もエプロンもゴムがはいっていて、自分で着れるようになっている。ほほう、なるほど、と思いながら作りました。ハヤオ、喜んでくれて、この後何枚も写真を撮ってくれ。といろんなポーズを撮ってくれた。この後ろ姿も、実はポーズしているらしい。

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これもポーズ。なんだこれ〜なんやねん〜とつっこむと、やたらうれしがる・・

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そんなハヤオの最近のブームは恐竜。そして、仮面ライダードライブ。
毎週のように家族3人でぞろぞろいく図書館でも、借りてくるのは恐竜の本が多い。図書館へ行くようになってから、絵本をあまり買ってないなあ。それくらい、図書館は本屋さんよりも絵本の名作が多いのだもの。そして、無料で10冊(でも家族3人でいくから30冊まで借りられる)も、貸してくれるのだもの。

森雅之さんの「すみれちゃん」は、同じく図書館でだんなはんが見つけた絵本で、

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漫画家の方の絵本。(右下)今まで知らなかったのだけど、めちゃくちゃいいです。
この森雅之さんの漫画、めっちゃいいやん!と夫婦で盛り上がったきっかけは、おーなり由子さんの新作のNHKのみんなのうたのゆきだるまかぞくのつぎのうたで流れていたから。今回のみんなのうた、どちらも、うたもPVもすばらしいのである。
おーなり由子さんはやっぱり天才や・・・と夫婦でうなり、森雅之さんのときには拍手。
夫婦で、好きなものが一緒というのは、この人と結婚してよかったなあ。と思うことのひとつ。おまけに、ハヤオも好きなのである。これもまたうれしい。あたしらの子や〜と言ってよろこんでいる。


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はてさて、今年も残すところあと今日をいれて3日。
今年もいろいろ、あったなあ。
あいかわらず、夫婦喧嘩もしたし、子育てのことで悩んだこともあったし、仕事ではトラブル続出だったし(今もだし)、

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でも家もなんとか建ったし、仕事でもいろんな方が力を貸してくださったし、お客さんからはあたたかいメッセージをいただくこともあったし、ハヤオも元気に成長中だし、猫も元気だし、だんなはんはジムで体鍛えはじめたし、わたしもなんだかいいサプリメントに出会って体調よくなったし、いいことのほうに目を向けて生きていくのだ。と思う年末でございます。

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アトリエナルセは、来年も美人の高井さんと、ちょっと太ってきたデザイナーのわたしがモデルをつとめます。
ちょっと前まで、はやくこの役から降りたい・・と言い続けてきたのですが、覚悟をきめてアトリエナルセが続くかぎり、高井さんとわたしでいこうかと思っております。何年か前のシーズンを振り返って、老けたなあ。とちょっと思われながら、やっていこうかと思います。

本年もほんとうにどうもありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
たのしい年末年始をお過ごしください。











2014.12.16アトリエナルセノクリスマス

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IKEAで買った、クリスマスツリー。


全力疾走ではしるような毎日を送っておりました。
クリスマス企画の準備やら、来年の秋冬企画の準備やら、(毎回思うけど、はやいなあ〜)、つぎの春夏ものの工場出しの準備やら、いっぺんにどどど〜と押し寄せて、ひたすら必死にやるしかない。という状況。

おかげさまでクリスマス企画ものがとても好評で、いただいたご注文分を昨日いっせいに出荷。だんなはんとふたりで、へとへとになりながらも、いただいたご注文にときどき書いてくださるメッセージを読んで、ちからをもらいながらせっせと作業をこなしておりました。みなさま、どうもありがとうございます。
去年も好評だった、poeriの山川さんのつくる器も今年も同じデザインで登場。数量限定だったというのと、ほとんどの方が2個ずつオーダーくださったので、あっという間に完売。

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これ、ほんとうによいです。
1年間、わたしたちもずっと使わせてもらっていますが、我が家では前にも書いたかと思いますが、お味噌汁(とくにハンバーグとかステーキとか、洋風のときに)や、朝にのむ野菜スープや、ヨーグルトや、はたまたカットフルーツや、ほんとうによく活躍してくれています。
同じデザインで発注したのは、ほんとうにいいなあ。と思っていたから。
ご注文くださる方も、1年間待っていました!とメッセージをくださる方も多かったなあ。作ってくださっている山川さんのはからいで、煮沸してくれているというのも、うれしい。陶器ものは、買ってから米のとぎ汁で煮沸してから使うというのが、ちょっとめんどうだなあ。というのがあるので(わたしだけ?)この優しさはうれしい。
山川さんのブログに載っていた、新作のシンプルな器もとても素敵。→http://www.poerii.com/note.html

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そして、今回初めてお願いした、simple wood productの江見さんがつくる、月のブローチ。ナラ材でつくった、ナチュラルで素朴な風合いのブローチ。
だんなはんが、持ちかけた話なのだけどこころよく快諾してくださり、江見さんご本人がまたとてもすてきな人柄の方で、そんな方が作っているというのも、なんだかひとつひとつにあたたかみを感じるなあと思うのであります。
ブローチをいれる箱を作ってくださった箱屋さんも、なかなかすてきな箱屋さんで、小ロットにもかかわらず、とても丁寧にやりとりしてくださり、もっと箱つくりたいぞーと思うような箱屋さんでありました。

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11月の終わり頃から、クリスマスプレゼントらしきご注文が増えてきて、ラッピングをするのがなかなか楽しかった。こんな組み合わせもいいなあ、とご注文いただいた内容をつめながら、なるほどなあ。と思ったりすることも。

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こんな組み合わせ、かわいいでしょう。
こんなのもらったら、うれしいなあ。と、自分のブランドながらもそう思って、こちらのプレゼント包装をしながら、今回のクリスマス企画の靴下セットを思いついたのでした。

わたしは、自分たちのやっているアトリエナルセのブランドがとても好きで、プライベートでも着ている服はほぼ、アトリエナルセ。随分前のコレクションのものも、変わらず愛用中。
知り合いからも、会うとオールアトリエナルセやね、歩く広告塔やなあ。なんて言われて、ちょっと恥ずかしいなあ。と思うところもあるのだけど、なんというか、自分がつくった服をとてもとても好きなのですね。
そして自分のつくった服を着ながら、ここをこうすればもっとよくなるな。とか、腕回りがだんたんきつくなってきているから、多分わたしくらいの世代から体型が変わってくるんやな。とか、自分をとおしてアトリエナルセというブランドも年をとっていくようなところがあります。
自分が、服のデザインをする人になるなんてなあ。と、実はずっと思っている人なのでありますが、自分の個性をだしたい。とか、世界観がどう。というよりも前に、こんな服、着たい。というのが、一番にあるところがあります。
街中で着ていて、ちょっとすてき。と言うようなくらいの感性の服がいい。と思って服のデザインを考えています。
なので、できあがった商品になった服を着て、自分の世界観を着ている!というのとはまたちょっと違う、どちらかというと、ふつうに好きなブランドの服をえらんで着ている。というのに近いので、あんまり気恥ずかしさもないのですね〜。

ひとりで買い物にいく機会が、子どもが産まれてからめっきり減ったのだけど、でも堂々とひとりで買い物にいけるのが新しいデザインを考える時期で、リサーチにいきたい。といって、アトリエでの仕事をだんなはんにまかせて、一日かけていろんなお店を見てまわります。
今回、たのしかったのは京都。ちいさいなお店ばっかり調べて、見て回ってとても楽しかった。
来年の秋冬の服のデザインは、京都にいく電車の中と帰りの電車の中で、ほぼ固まったなあ。というくらい。
ひさしぶりに、ひとりで京都のスマート珈琲で珈琲とホットケーキを食べれたのも、うれしかったなあ。なんというか、独身の頃の空気感をひさしぶりに思い出した一日だった。

最近、街にでると20代の女の子の可愛らしさに、ドキドキすることがあって、肌の透明感やスタイルの良さや、髪の毛のつやや、みずみずしい若さにときどき、見とれてしまうことがあります。
自分も20代のときは、持っていたのだろうなあ。と思うと、その時はその若さ独特のすばらしさに気付かないまま、なんだか未熟な自分にコンプレックスばかり持って、仕事がばりばりできる、そしてなんだか余裕に見えてしまう大人の女性に憧れていたことを思い出します。そして今も、自分よりも年上の女性に憧れを持っているところがあります。

20代の頃は、なにを着ていてもなんだかもう可愛いし、活き活きとして見えるもので、個性が云々というのはあんまり差がないようなところがあるように思うのは、自分がおばさんになったからかもしれませんが、年を重ねていくと、なんというかつくづく、中身が外見にでてくるなあ。と思うので、選ぶ服もその人の内面をあらわしているところがあるなあ。と、よく思います。
最近街でみる、はっとする大人は40代、50代くらいの女性で多いなあ。と思います。若さとはちがう、魅力がありますね。
自分が、40代50代になったら、30代がどんなふうに見えてくるか、またそれはそれでその時の魅力があるのかもしれないですね。



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こどもは、何着ててもかわいいなあ。ハヤオが着てるのはH&Mのバーバモジャの服やね。
だんなはんは、バナナ売りのおっちゃんに間違われた帽子やね。だんなはんは、髪の毛が長いので、保育園で園児にお母さんに間違われたりしているよ。

わたしが履いているのは、去年だしたウールのニッカボッカーズ。公園で芝生にすわると、芝がたくさんついて、これは着ていくのをまちがえたな。と思った一品です。

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今年もあとわずか。
そして、ハヤオのトイレトレーニングは、ついに終了をむかえましたよ。深夜、寝ているときも「おしっこ!」といって、自分でトイレにいくことができるようになりました。父母、感動。
こどもは、あるとき突然成長しますね。そのあるときを、見守りながら辛抱つよく、待つ。というのが、大切なんやなあ。とはいえ、辛抱つよく待てず、あれやこれやとしましたが。
3歳11ヶ月。オムツがとれたと同時に、おしゃべりも楽しいものになってきました。子どもはいっぺんに成長するものなんやねえ。




2014.11.17じいじがやってくる

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長野から、父が遊びにやってきた。
朝、宝塚南口のカフェでモーニングした帰り道。山道をのぼりながら、いろいろと話をする。
ハヤオは、じいじに最近はまっている講談社の図鑑シリーズの1冊を買ってもらおうと必死。「だいちきんのふしぎ(大自然のふしぎ)かう?」と何度も繰り返す。

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先週から目に傷がいき、眼鏡生活のわたしの真似をするハヤオ。ぶかぶか。
ハヤオの着ているセーター、H&Mのもの。H&Mのベビーラインはセーターの柄がかわいいし、とても安い。

ハヤオ、3歳10ヶ月。もうすぐ4歳。
4歳から近所の幼稚園に通わせようと思って、願書を出し、面接までして今週は制服の採寸、というところなのだけど、夫婦で話あった結果、今の保育園にひきつづき通うことに決める。
仕事のこと、子どもの成長具合、延長保育のことなど、いろいろとやっぱり保育園のほうがわたしたちには、合っているなあ。という結論に。なんだか遅い決断だったけれど、この回り道は納得するまでにかかった時間かなあ。

ハヤオ、気になっていたオムツ。だいぶん失敗の回数が減ってきてこの土日は一回も失敗なく過ごせた。
我が家には「かみなりさん」という恐い存在がいて、トイレ(特にうんち)を失敗すると、ハヤオのおもちゃがひとつなくなる。という不思議現象が起こるようになっている。
数週間前に、一日に何度もおしっこやうんちを失敗することがあって、失敗というかなんかこれはもうトイレにいくのを面倒くさがってるだけだな。という日があって、ついにおこったかみなりさんは、妖怪ウォッチの零式を持っていってしまったのである。大事なおもちゃを持っていかれてうなだれるも、気持ちの切り替えが早い我が息子は、またもやお絵描きをしながらウンチを。座っていた椅子から中腰になっているからおかしいな。と思っていたら、あのにおい。
これまた怒ったかみなりさんは、今度は大好きなipadを持っていってしまった!(学研の知育ソフトなんかが入っている)
さすがに参ってしまったハヤオですが、その後、トイレでおしっこやウンチが成功すると、おもちゃが窓辺に帰ってくるというちょっと優しいかみなりさん効果で、(それでも何度もかみなりさんにおもちゃをとられては、窓辺に帰ってくるを、繰り返す)トイレに行けるようになってきている。
トイレでウンチやおしっこをするのをとても嫌がっていたときは、「トイレでうんちしいや」と言うと、「うんち、うりきれやから」というナイス発言が飛び出したりも。

とはいえ、最近は夜以外は昼間は大体は布パンツになっているので、ゴミの量が全然ちがう。オムツ全盛期はゴミの量がすごかったなあ。
夜は、オムツにしているけれどあまりおもらしはしていない様子。夜のおもらしで悩んでいるお母さんも多いのだろうなあと思うのだけど、体質もあるだろうし、いろいろと個人差があるからなにがどうというのだけでもないなあ。と、つくづく思う。
でも、なんでも子どものことで、人よりも遅かったりすると母親というのは自分のせいちゃうか・・と、思い悩んでしまう生き物なのだなあ。ということもつくづくよくわかった。
もう少し、世の中がゆっくり子どもの成長を見守ってくれたらいいのになあ。と思うのだけど、今の時代は1歳までにはここまでできていないとだめ、2歳になると大体このあたりまで、3歳になったらどう、ともう決まっているみたいで、あせるように子育てをしなくてはいけないような世の中だなあ。と、ちょっと感じるところがある。

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今年、気に入っている組み合わせ。
ホワイトデニムのペックトップパンツ、こないだついに完売してしまったけれど、冬に白いボトムスは軽さがでていいね。
ブラウンのハリスツィードのジャケットとあわせて、靴下はフラワー柄でちょっとかわいく、底だけカゴになっているバッグ(アーデムスーオーさんのバッグ)で夏と冬があるようなスタイルがお気に入り。靴はしっかりめの革靴をあわせたり、ショートブーツだったり。
最近、眼鏡がつづいていたので眼鏡に似合うスタイルというのもあるのかも。
今期、去年だした厚手のメルトンコートによく注文がきているのだけど、ハリスツィードのジャケットも厚手であったかいですよ〜

13日に11月の新作がスタートして、ヘリンボンのタイツがよく出ている。
コーデュロイのインディゴ染めのペックトップパンツも、なかなか雰囲気があっていい。わたしはペックトップパンツができてから、ペックトップパンツばっかり履いている。それくらいお気に入り。麻ウール素材でもほしいなあ。
フラワー柄のソックスは、今までの靴下のなかで一番のお気に入り。この柄はタイツでもつくりたい。

と、そうこうしてる間に、父は長野に帰る。
宝塚の駅まで車で送っていったとき、ハヤオは「じいじといく〜〜!」と泣きわめき、たいへんだった。なんだか私たちもジーンとしてしまう別れのシーン。
その後、なんとか機嫌を直した頃に父からの電話。「入れ歯、忘れた・・」父は、よく入れ歯を忘れる。インプラントにしてほしい。とよく思う。


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仲良く雪見大福をたべる、じいちゃんと孫。



2014.11.04日々。

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あれよあれよと、1ヶ月経過。
おもえば、9月はそこまで忙しくなかったのだな。10月。なんだか、いろいろあったなあ。
運動会、オンラインショップ大繁忙期、幼稚園面接、展示会準備、展示会用の撮影、ハヤオ風邪、だんなはん風邪、オンラインショップ出荷業務毎日、春夏の新作展示会。その他、なんだかいろいろ。
とはいえ、休みの日は仕事はしないのだけど、子どもがいるとのんびり映画鑑賞や読書、というわけにはいかない。

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これは、さっきからなんの写真かというと、毎日のわたしのコーディネイトを撮っていってみようか。ということだったんだけど、忙しくなってしまって結局2日しか撮っていない。もう寒くなってきてるしなあ。

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天気のいい昼下がり。布団、干したりしながらアトリエで仕事中。
家で仕事ができることの、いいこと。

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ハヤオは料理やお菓子つくりがだいすきな男の子。
わたしはお菓子つくりなんて習慣がなかったのだけど、「クッキーつくりたい」「ケーキつくりたい」「やさい、切る」とせがまれるので、つられてつくっているうちに、なかなか楽しくて、しかもおいしいので、わたし自身も楽しんでやっている。
バターと小麦粉をちょこっといいのにすると、味がかわる。

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人気の靴下。
初雪ソックスのグレイと、ヘリンボン柄のネイビーと。この組み合わせのご注文が多かった。わたしはいま、初雪のホワイトをはいています。

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さむい季節の猫は、なんともかわいい。
昼間は、ソファーの毛布の上でまあるくなって寝ている。
いまは、パソコンの横ですわりながら寝ています。







2014.10.06無題

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あきふゆ最後のカタログ撮影の日のこと。
モデルの高井さんは、アトリエナルセの春夏のストライプのカットソーをすてきに着てくれている。

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この日は、高井さんがニコンのカメラで楽しそうにいろいろと撮っている。

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おひるごはんの準備中も、高井さんずっと撮っている。

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ずっと撮ってる・・・

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これはだんなはんが撮ったのかな?(高井さんがうつってるから)
撮影は、3カットだけだったので終わったあとは近所の友達のかなえちゃんと次男の2歳のゆづるが遊びにくる。かなえちゃんは、高井さんとだんなはんのもと同僚で、わたしたち夫婦と新婚旅行にも一緒にいった友達。
女子の会話は、不倫ドラマの話だったか。

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ニコンの回し者じゃないけど、iphoneで撮り慣れていたので、やっぱり全然ちがうもんやね。
この葉書は、「45㎝」のおはなしの中で出てきた、葉書。(わからないひとは、もう一回読んでみてね)
もとアシスタントの岩穴口ちゃんのだんなさんのけんじはんが、デザインしてくれたもの。
だんなはんいわく、この月の形、角度は、2020年の7月23日の月のかたち。アトリエナルセの母体の株式会社ボクラの10周年のときの月らしい。なんだか日取りがとてもいいんだって。(だんなはんは大安とか、そういうのをとても大事にする人なのである)

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これで、月がでていなくても、風景が月になるよ。
と、なんともロマンチック。

この葉書は、オンラインショップでご注文くださった方に同封しています。


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10月のオンラインショップの準備中。


2014.10.03アトリエナルセの秋冬の服(2)

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ひさしぶりに登場のこのW釦のジャケット。2〜3年ほど前に、ストライプのコットン素材で作ったことがある形で、個人的にとても気に入っていて、リネンでも作りたいなあ。とずっと思っていたのである。
中肉厚のツイルリネンで、光沢もややあるのでカジュアルすぎず、大人のリネンジャケットという感じ。大人なのに、このポケットの配色は可愛らしい。というのが、逆に大人だからこそ。
写真にはうつっていないけれど、このジャケットは見えないところの縫製仕様にこだわっているもので、縫い代はパイピングだったり、2枚袖だったり、パッチポケットは二重になっていたり。いろいろ自慢したいところがあるジャケットなのである。

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こちらのプルオーバーワンピースも、今期とても気に入っているデザインのひとつ。
ストンとしたデザインのこの手のワンピースやスモックは、どうもナチュラルな空気感で部屋着ぽくなりがちなのだけど、素材感がおでかけ用!という雰囲気のある、スーツなどでよく使われているサージ素材なので、ゆったりとした品のある空気感をつくってくれる。ちょうど、今のわたしくらいの年代から上の年代の方まで、かっこよく着れそうな服。
ゆったりとしたラインのものだからこそ、袖はクラシックなデザインだったり、裾のカットはきれいなカーブのカットを出したかったので、細口の見返し始末になっていて、すっきりとした縫製。ゆったりと、きりっとのバランスを大事にして作った服。

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上品な生地感。サージ素材、むかしから好きな素材である。

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黒はよりおとなっぽい。

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同じサージ素材で作っている、プリーツ巻きスカート。こちらは後ろがゴムになっているので、ウエストがまわらず、はきやすい。後ろはプリーツがなくすっきりしているので、おしりが大きく見えず、ストンと縦長のシルエット。

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ウエストラインが、左あがりになっているアシンメトリーなデザインが、お気に入り。

と、ヘリンボンのタイツが気になっている方も多いのでは。こちらは11月に販売予定のもの。
このタイツがまたシンプルなワンピースや、スカートと合うのだなあ〜。

今期の秋冬ものは、私自身が35歳で、これからこんな大人になっていきたいか。と、改めて自分自身と向き合いながら、どんな人でありたいか、どんなお母さんになってたいかな、どんな生き方をしたいか、考え方は、家族のあり方は・・など、ひとりの女性のこれから、を考えながら作った服。

大人になると、似合う色や形も少し変わってくるもので、ストールやマフラーの巻き方ひとつとっても、大人のほうが似合う巻き方がある。きれいな色も、今のほうがさらっと着れるようなところがある。
あれ、意外と大人のほうがおしゃれって楽しいかも。と、発見したコレクションでもある。
と、周りを見渡せば、今や本当50代、60代、70代とすてきな女性が多い。若い人よりも、センスがある方が多い。
きづけば、歳をとるのが楽しみな時代になっている。


10月にはいって、いよいよ、寒い季節の服本番。
これから、ニットやウールものが登場しますよ〜。


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予告編。
ニットのスヌードなんかもあるのでごわす〜
つぎの新作のオンラインショップは、10/8から。
取扱い店舗さんでは、早いところでは明日あたりから店頭に並ぶところも。

ではでは、みなさん楽しい秋の週末をお過ごしくださいね〜
くれぐれも体調には気をつけて。