2014.12.16アトリエナルセノクリスマス

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IKEAで買った、クリスマスツリー。


全力疾走ではしるような毎日を送っておりました。
クリスマス企画の準備やら、来年の秋冬企画の準備やら、(毎回思うけど、はやいなあ〜)、つぎの春夏ものの工場出しの準備やら、いっぺんにどどど〜と押し寄せて、ひたすら必死にやるしかない。という状況。

おかげさまでクリスマス企画ものがとても好評で、いただいたご注文分を昨日いっせいに出荷。だんなはんとふたりで、へとへとになりながらも、いただいたご注文にときどき書いてくださるメッセージを読んで、ちからをもらいながらせっせと作業をこなしておりました。みなさま、どうもありがとうございます。
去年も好評だった、poeriの山川さんのつくる器も今年も同じデザインで登場。数量限定だったというのと、ほとんどの方が2個ずつオーダーくださったので、あっという間に完売。

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これ、ほんとうによいです。
1年間、わたしたちもずっと使わせてもらっていますが、我が家では前にも書いたかと思いますが、お味噌汁(とくにハンバーグとかステーキとか、洋風のときに)や、朝にのむ野菜スープや、ヨーグルトや、はたまたカットフルーツや、ほんとうによく活躍してくれています。
同じデザインで発注したのは、ほんとうにいいなあ。と思っていたから。
ご注文くださる方も、1年間待っていました!とメッセージをくださる方も多かったなあ。作ってくださっている山川さんのはからいで、煮沸してくれているというのも、うれしい。陶器ものは、買ってから米のとぎ汁で煮沸してから使うというのが、ちょっとめんどうだなあ。というのがあるので(わたしだけ?)この優しさはうれしい。
山川さんのブログに載っていた、新作のシンプルな器もとても素敵。→http://www.poerii.com/note.html

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そして、今回初めてお願いした、simple wood productの江見さんがつくる、月のブローチ。ナラ材でつくった、ナチュラルで素朴な風合いのブローチ。
だんなはんが、持ちかけた話なのだけどこころよく快諾してくださり、江見さんご本人がまたとてもすてきな人柄の方で、そんな方が作っているというのも、なんだかひとつひとつにあたたかみを感じるなあと思うのであります。
ブローチをいれる箱を作ってくださった箱屋さんも、なかなかすてきな箱屋さんで、小ロットにもかかわらず、とても丁寧にやりとりしてくださり、もっと箱つくりたいぞーと思うような箱屋さんでありました。

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11月の終わり頃から、クリスマスプレゼントらしきご注文が増えてきて、ラッピングをするのがなかなか楽しかった。こんな組み合わせもいいなあ、とご注文いただいた内容をつめながら、なるほどなあ。と思ったりすることも。

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こんな組み合わせ、かわいいでしょう。
こんなのもらったら、うれしいなあ。と、自分のブランドながらもそう思って、こちらのプレゼント包装をしながら、今回のクリスマス企画の靴下セットを思いついたのでした。

わたしは、自分たちのやっているアトリエナルセのブランドがとても好きで、プライベートでも着ている服はほぼ、アトリエナルセ。随分前のコレクションのものも、変わらず愛用中。
知り合いからも、会うとオールアトリエナルセやね、歩く広告塔やなあ。なんて言われて、ちょっと恥ずかしいなあ。と思うところもあるのだけど、なんというか、自分がつくった服をとてもとても好きなのですね。
そして自分のつくった服を着ながら、ここをこうすればもっとよくなるな。とか、腕回りがだんたんきつくなってきているから、多分わたしくらいの世代から体型が変わってくるんやな。とか、自分をとおしてアトリエナルセというブランドも年をとっていくようなところがあります。
自分が、服のデザインをする人になるなんてなあ。と、実はずっと思っている人なのでありますが、自分の個性をだしたい。とか、世界観がどう。というよりも前に、こんな服、着たい。というのが、一番にあるところがあります。
街中で着ていて、ちょっとすてき。と言うようなくらいの感性の服がいい。と思って服のデザインを考えています。
なので、できあがった商品になった服を着て、自分の世界観を着ている!というのとはまたちょっと違う、どちらかというと、ふつうに好きなブランドの服をえらんで着ている。というのに近いので、あんまり気恥ずかしさもないのですね〜。

ひとりで買い物にいく機会が、子どもが産まれてからめっきり減ったのだけど、でも堂々とひとりで買い物にいけるのが新しいデザインを考える時期で、リサーチにいきたい。といって、アトリエでの仕事をだんなはんにまかせて、一日かけていろんなお店を見てまわります。
今回、たのしかったのは京都。ちいさいなお店ばっかり調べて、見て回ってとても楽しかった。
来年の秋冬の服のデザインは、京都にいく電車の中と帰りの電車の中で、ほぼ固まったなあ。というくらい。
ひさしぶりに、ひとりで京都のスマート珈琲で珈琲とホットケーキを食べれたのも、うれしかったなあ。なんというか、独身の頃の空気感をひさしぶりに思い出した一日だった。

最近、街にでると20代の女の子の可愛らしさに、ドキドキすることがあって、肌の透明感やスタイルの良さや、髪の毛のつやや、みずみずしい若さにときどき、見とれてしまうことがあります。
自分も20代のときは、持っていたのだろうなあ。と思うと、その時はその若さ独特のすばらしさに気付かないまま、なんだか未熟な自分にコンプレックスばかり持って、仕事がばりばりできる、そしてなんだか余裕に見えてしまう大人の女性に憧れていたことを思い出します。そして今も、自分よりも年上の女性に憧れを持っているところがあります。

20代の頃は、なにを着ていてもなんだかもう可愛いし、活き活きとして見えるもので、個性が云々というのはあんまり差がないようなところがあるように思うのは、自分がおばさんになったからかもしれませんが、年を重ねていくと、なんというかつくづく、中身が外見にでてくるなあ。と思うので、選ぶ服もその人の内面をあらわしているところがあるなあ。と、よく思います。
最近街でみる、はっとする大人は40代、50代くらいの女性で多いなあ。と思います。若さとはちがう、魅力がありますね。
自分が、40代50代になったら、30代がどんなふうに見えてくるか、またそれはそれでその時の魅力があるのかもしれないですね。



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こどもは、何着ててもかわいいなあ。ハヤオが着てるのはH&Mのバーバモジャの服やね。
だんなはんは、バナナ売りのおっちゃんに間違われた帽子やね。だんなはんは、髪の毛が長いので、保育園で園児にお母さんに間違われたりしているよ。

わたしが履いているのは、去年だしたウールのニッカボッカーズ。公園で芝生にすわると、芝がたくさんついて、これは着ていくのをまちがえたな。と思った一品です。

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今年もあとわずか。
そして、ハヤオのトイレトレーニングは、ついに終了をむかえましたよ。深夜、寝ているときも「おしっこ!」といって、自分でトイレにいくことができるようになりました。父母、感動。
こどもは、あるとき突然成長しますね。そのあるときを、見守りながら辛抱つよく、待つ。というのが、大切なんやなあ。とはいえ、辛抱つよく待てず、あれやこれやとしましたが。
3歳11ヶ月。オムツがとれたと同時に、おしゃべりも楽しいものになってきました。子どもはいっぺんに成長するものなんやねえ。