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2015.09.03夏の庭、そして

夏の庭。

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庭らしくなってきた。

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伊勢の義父が、山でとってきてくれたふき。どんどん繁殖。
ウッドデッキ下のふき、移植したばかりのときは元気がなかったのだけど、夏が終わる頃にはちゃんと定着。

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柚子の木。実がどんどん大きくなってきて、今年の冬は柚子を買わなくてすみそうよ。

はてさて、秋になるとどんな風景になっていくのやら楽しみであります。

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家の中にも木。
保育園の壁に先生が画用紙で作った大きな木があるらしく、(わたしは見たことがない)どうしても作ってほしい。と毎日リクエストされて、ついに作りました。
それに、最近保育園でも流行っているという折り紙でつくった、クワガタやかぶと虫やトンボを貼るのです。
そして、虫取り網を持ってきてとっていまして、

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こんなふうに虫取りかごにいれるわけです。
ゼリーは、普通の人間が食べるゼリー。ニンニンジャーのゼリーですね。
これだけ見ると、なんだかいいお母さんぽいですけれど、仕事で疲れていてたまの休日、のんびりしたいわ〜とゴロゴロしているところに、「ほいくえんにあるみたいな大きな木をつくって!」と何度も何度も泣きながらお願いされ、ホームセンターにわざわざ大きな画用紙を買いにいき、帰ってきてちょっとお茶でも〜という間もなく、つくれ!とやはりせがまれ、ふらふらになりながら作った木であります。
そして、虫たちは同じく夏バテでヘロヘロのだんなはんが目が半分あいてない状態で、折り紙の作り方の本をみながら、ほぼ無言でつくった虫たちであります。奴隷のようにして作られた血と涙と汗の(血はながれてないか)結晶なのですね。
ただ、出来上がったら出来上がったで、私たちもちょっと自慢げに人に教えてみたりなんかして、母にメールで送ってみたりしたら、ハヤオの発想に脱帽!とかいって、母のホームページにアップされていたり、はたまた、保育園の連絡帳にこんな木をつくってみたことをちょろっと書いてみましたら、先生に写真みせて!と言われて、見せると先生もえらく感動してくださって、お母さんたち、すばらしい!なんて言われて、ちょっと嬉しかったりなんかもして、奴隷のようにつくったことなんか忘れてしまうわけです。

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真夏につくった、ムーンのハンカチ。
ご自分ように、そして贈り物にと、ご注文くださる方も。

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はてさて、仕事だってしているんです。
ただいま、秋冬ものの準備中。続々と入荷してくる商品の検品、修理出し、商品の撮影に、ホームページのページ作りに、来月の春夏展示会の準備と、また忙しいシーズンに突入です。
そしてこんな時には、トラブル続出。今回もなかなかどでかいトラブルが発生して、右往左往して最後には笑いにかえれるように頑張り中。
今年の秋冬のアトリエナルセの服、ちょっと大人ぽいです。可愛らしい大人ぽさと、凛とした大人ぽさと。
どうぞ、たのしみにお待ちいただけましたらうれしいです。





2015.08.26夏休みの帰省

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お盆休みは、実家のある長野県の安曇野へ。
東京に住む弟家族と、松本で待ち合わせて初日は曇り空の中、アルプス公園へ。
ながーい滑り台があるのですが、雨のため閉鎖したりしなかったりで、タイミングを逃して、すべれませんでした。
昔、こどもの頃にすべったことがあると思うのだけど(覚えてないけど)なかなかよさそうなのですよね〜
大人(私)は、がっかりでしたが、こどもたちは、虫とりに熱中していました。
なにとったんかな〜?と虫捕りかごをみてみると、蛾が一匹はいっていましたね。蛾って。
うちの息子の虫捕りかごには、木の枝だけが大量にはいっていました。クワガタがとりたかったらしいですが。だんなはんがトンボを捕まえてくれて、かごにいれるも、木の枝がじゃますぎて羽がやぶれそうになっていました。

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実家に帰省といえども、旅気分も味わいたいということで松本市内にある花月というホテルに1日だけ宿泊。
便利な場所にあって、なんだか雰囲気があってなかなかいいなあ。と思っていて、一度泊まってみたかったのです。
部屋は、まあふつうなのですがロビーや喫茶室がすてきでした。食事は、なんだか盛りだくさんすぎて、もっと少ない量でシンプルなごはんがよかったな〜と、贅沢にも思いましたが。
うちは小さいこどもがいたので、難しいですが近所にはちょっといい感じのバーやレストランがたくさんあって、大人だけだったらそういうところをはしごするほうがいいのだろうなあ。

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気になっていた、パンセ小松にも。花月のすぐ裏手にありました。
早朝にいきすぎて、お目当ての牛乳パンがなく10時半頃いくとありましたよ。なつかしい味のパンでした。

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わさび田にも行きました。
有名すぎて、こどもの頃に2度ほどいったきり。だんなはんが、こんないいところあるんやったら、はよ連れていってや〜と文句いわれるほど、なかなかよかったです。
ボートに乗れたりもして、冷たい水に素足をつけてなんとも気持ちよかった。こんなのあるんやねえ〜
わさびソフトクリームも、コロッケも、美味しかったです。

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朝ドラのおひさまでも、でていた水車。水がきれいでしたね〜いや〜いいですね〜

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実家では、なんだか連日花火大会がありました。
一番近くでみれたのは、母校の中学校の校庭で(実家から徒歩5分)おおきな花火が見れました。
近所に住む、仲良しだった中学と高校のときの先輩家族とも会えて、ひさしぶりの再会でとても嬉しかった。ひさしぶりの人と会うと、こんなにも嬉しいんだねえ。

と、こんなふうにいいところだけ書くと、なんだかよさそうな感じですが、1年に一度くらいしか帰っていない実家。
なんだか実家もいろいろありますし、心配ごとも増えていったりもするものですね。なんとなく、帰るときは、こんな実家から遠いところに家なんか建ててしまって・・と、親不孝をしているような気分にもなったりするものです。
母の実家が兵庫県の宍粟郡というところにあって祖母がひとり暮らしをしていたのですが、数えるくらいしか家族で帰省したことがありませんでした。
きっと母もたまの帰省のときに、同じように(いやもっとかな)なんだか寂しいような、親不孝をしているような、そんな気持ちで田舎をあとにしたのだろうなあ。と思います。

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母は、なんだかどんどんまるくなってきてました。
父は、あいかわらずで政治の話になると熱くなり、一番元気でした・・とはいえ親が元気だとホッとしますね〜
親も、子供(わたしたち)が元気でやってくれていたらそれだけでええ。と言いますが、子供からも、親が元気でやってくれていたらそれだけでええ。と思うものですな。

はてさて、お盆休みに帰るとなかなかの道のりになります。
帰りは、なんと10時間近くかけて帰りました。わたしも1時間だけ運転変わりましたけどね。












2015.08.03夏の毎日

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暑い休日の朝。
だいすきなフレンチトーストも、暑さのせいか残していました。

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猫のイチロー。クーラーがちょうどよくきいている場所で、大体寝ています。

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庭プール

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市民プール

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バーンシェルフの植物は生命力が、なんかすごい。

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バーンの小前一家とみた三田の花火。

今年は、ちゃんと夏らしい夏で、暑いけどうれしい。
去年は、雨が多くて真夏がくるまえに秋になってしまったような気がするから、今年の夏は暑くていい。

近所の幼稚園児や小学生は、夏休みで、それくらいの年のお母さんの友達たちは、なんだかぐったりしています。(笑)
我が家は、平日は保育園でわたしたちは仕事。最近までは、つぎの春夏の靴下のデザインの企画書づくりをしていて、先日ようやくできてあとは洋服も靴下も、ファーストサンプルを待つというところまできた。
明日からは、秋冬もののカタログ撮影が3日間。一日目は、物撮り、二日目三日目は、いつもの高井さんが来てくれて一緒に着用写真の撮影。それが終わったら、やっとこさのお盆休み。

最近、うれしかったことがふたつ。
先日、ある本の取材で来てくださった取材陣の中にアトリエナルセでもよくお買い物をしてくださるお客さんがいらっしゃって、本当にアトリエナルセを好きでいてくれて、取材の日も全身アトリエナルセで来てくれて、しずかに熱い思いを語ってくださり、そしてその方自身がとても優しそうですてきな女性だったというのが、とても嬉しかった。

もうひとつは、先日、ポストに冊子小包が届いていて、差出人の欄には、アトリエナルセでよくお買い物をしてくださるお客さんの名前。差出人の住所には新潮社の名前。
2冊の本と、手紙。1冊は、ぐりとぐらを描いた中川李枝子さんのエッセイ本「子どもはみんな問題児。」と、はるな檸檬さんの「れもんよむもん!」どちらも、所属している編集部から出版された本だそうで、成瀬さん好きそうだから、と送ってくださった。中川李枝子さんの「こどもはみんな問題児。」は、発売されてしばらくしてから新聞の広告でみてすぐに購入して持っていたもので、いつか、お母さんのための本として、何冊かセレクトしてある日のハナシのシでも紹介しよう〜と思っていた本。とてもいい本で、なんだか優しさにじわっと泣けてきた本でした。
アトリエナルセのお客さんで、何人かの方とときどき私的な会話をメールでかわすことがあり、勝手に親近感を持っている方々がいるのですが、この方もその一人の方で、でもこのようなお仕事をされているとはつゆしらず。
最近、週刊新潮の表紙絵を描いているのがうちの父だと知って、なんだかご縁を感じてくださったのだそうです。

アトリエナルセの服を着て、そして少しだけその服に思い入れを持ってくださりながら人生を送っている方々とふれる機会があると、毎回恐縮ながらも、しずかに感動してしまいます。ありがとうございます。


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(左にうつっている変な顔のこどもが、わたし)

梅雨の期間、だんなはんがFacebookで長野県のタウン誌で掲載されていた、うちの父の連載を転載していました。
母から切り抜きを送ってもらって、わたしも読んだのですが、これが我が父ながらおもしろく、父のことを好いてくれているだんなはんにも見せたら、えらく面白がってくれて、父に転載してもいいか。と早速電話で交渉していて、「ええよ〜」とのんきに言う父の一言で、始まった連載。
Facebookは、「いいね!」の数字で読んでくれている人がわかるというシステムですが、いいねの数はそんなに多くないわりに周りで「あれは面白かった!」と言ってくださる声をよく聞くので、不思議だなあ。と思っていたら、大体がみんなFacebookをやっていない人が記事だけ読んでくれているというのが多かった。
父は、今年67歳。半生は、こうやって読んでみると結構めちゃくちゃ。でも、子どもの頃から、父のことはなんだか自慢の父でした。
夏になると、仕事がひまだった頃の父と弟とよく隣町の市民プールに自転車で行って帰ってきて、みんなで昼寝してたなあ〜と思い出します。今思うと、よく暮らせたな・・と思うほど、のんきな一家でした。
その父も、週刊新潮の表紙絵の連載の仕事がはじまってからは、我が家の経済状況も安定し(笑)一般的な普通の暮らしになったような気がします。ただ、あのお金がないけど時間だけはあった。という父母がまだ若い頃の私たちが子どもだった頃、大阪の交野市にいた頃の思い出は、なんだかとても幸せな時代だったなあ。と、思います。
父の連れてくる友達は、ちょっと変で楽しい人達ばかりで、大人たちに混じって大人の会話に参加させてもらえるのも、とても楽しかった。兄弟も、子どもの時だけなんだねえ。あんなに密に関われるのは。
大人になってしまうと、兄弟も家族をもち、みんなそれぞれの人生で、なかなか交わることがないもんねえ。

夏になると、そんな子ども時代のことを、ふと思い出します。
新潮社で働いているというお客さんから、本をいただいた。と、父に電話したら、父はちょうどBSの会津藩のなにかのテレビをみていたらしく、ほとんど聞いていなくて、ふ〜んとだけ。連載も、なかなかよかったという声がありましたよ!というだんなはんの会話にも、ああそう。とだけ。
テレビに夢中で、はやく電話をきりたそうな父で、なんだか電話を切ったあと、ちょっとわたしもだんなはんも、しょんぼりしてしまいました。
マイペースすぎるやん。でも、その記事の父と一貫性はあるな。と改めて思いました。
興味がある方は、よかったら読んでみてくださいませ。(ちょっと読みにくいかな?)→Facebook





2015.07.23東京旅行の思い出はなし

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梅雨明けしたのに、関西は雨がつづきます。
先日買った、マーガレットハウエルのレインブーツが大活躍。今までなんで買わなかったんだろう。これは便利。そして雨が降ると、長靴(レインブーツとは言わず)はける。と思うだけで、ちょっとだけ雨の日の楽しみが増えるってもんです。
傘は、数年前に購入したマリメッコの傘。これもとても気に入っている。

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デスクまわり。
6月のおわりに、家族で東京へ行ったときに初ジブリで買ったポスター。これを見ると、なんだかワクワクして仕事がんばるぞ〜という気になるのですな。

東京へは、だんなはんと息子のハヤオと3人で行ったのだけど、目的はジブリの森美術館。子どもが4歳ころになったら行きたいなあと思っていたので、ついに決行。

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いや〜、よかった。
なんとも言えず、よかった。
駅からでているトトロバスに乗るだけでこんなに嬉しいものかしら。と思うくらい、はしゃいで(心の中で)しまった。
美術館が見えたときは、なんというかもうずっと行きたかったので、ちょっとだけ足が震えていました。そして中に入って、受付から階段を降りるときは、こみあげてくるものがあり(笑)涙があふれてしまいましたね。
いや〜あほちゃうか。と思われそうなので、ぐっとこらえていましたが、でもなんだか頭はぼ〜としていて、興奮状態がつづきました。そんなに好きなら、すぐに行けばいいやん。と思うところですが、子どもと一緒に行ってみたかったのですね。
ジブリ美術館は、基本的に写真撮影は禁止。目に焼き付けるしかないので、しっかり見てきましたよ。
ハヤオも、最初の展示室ではかなり長いこといろんな展示を真剣に見ていて、そんなのもとても嬉しかった。騒いで興奮するのではなく、しずかに興奮している様が、私たちと同じようで3人ともみんなそれぞれ、いろんな展示を楽しみました。
予約制なので、入れ替わりの時間近くになると人も少なくなり、見やすかったしお茶をしたいなあと思ってちゃんとそんなに並ばずにお茶をすることができたのもよかった。
噂では何度もきいていた、ミニシアターもとてもよかった。ここでもじわっとくるものがありました。
また、行きたい。

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ホテルは、弟の奥さんが勤める舞浜のホテルオオクラ。
舞浜?

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そう、舞浜。舞浜といえば〜
と、その前にホテルのモーニングは最高です。

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弟家族と合流して〜

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ディズニーランド〜
ジブリの翌日にディズニーって、なんだか詰め込みすぎな気がしますが、弟の嫁さんのまきちゃんはディズニーが大好きな人で大好きすぎて舞浜のホテルオオクラに勤めているという人で、まきちゃんにおんぶに抱っこのディズニーツアーでございました。

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このポップコーン、1800円やで。

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ず〜と、食べてる。いつでも食べれる、というのが嬉しいのか。

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食べ過ぎやで。というと、すかさず、誰かにもあげてみんなの目をあざむこうとする。

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1日で、底が見えるくらいほぼ一人で食べていました・・・

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ホテルでは、持ってきたおえかき帳にずっとウルトラマンの怪獣の絵を描いていました。ジブリやディズニーに行ったのに、全然影響受けてないなあ。と、思っていたら、

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ありました!ミッキーが描いている絵。
みんなでポップコーンを食べているらしい絵です。一番上の真ん中にいるオッサンみたいなのが、ミッキーらしいです。

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帰ってきてから描いた絵は、飛行機に乗ったときのもの。飛行機には、ANAとかいてある!そうです、ANAの飛行機に乗りました。と、びっくりしていたら、スチューワデスさんにもらったANAの飛行機のおもちゃをみながら、描いていたようです。

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従姉妹たちと一緒にいった、ディズニーランドも楽しかったのでしょうねえ。
ディズニーランドでは、圧倒されていたのか口数も少なく、はしゃいでるふうでもなく、ぼ〜とついてきていたようなところがあったのですが、絵の中ではとても楽しそう。
ときどき、ディズニーランドのCMが流れると「ネズミーランドやで!」と、興奮しながら教えてくれます。ネズミーランドと思っているようです。

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たま〜にしか会えない東京に住む、弟家族とも1泊だけ一緒に泊まって、一緒に朝ごはんたべて楽しかったなあ。
まきちゃんのおかげで、格安でジュニアスィートに泊まらせてもらい、晩ごはんは高級中華をこちらも格安でごちそうしてくれました。ああ、ありがたや。それにしても、ホテルのモーニングは、なんでこんなに嬉しいのか。

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モーニングの後、海の堤防沿いを散歩。
だんなはんは、俳優気取りを楽しんでいらっしゃいました。写真左

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従姉妹の花ちゃんと、ひかりちゃん。大きくなったねえ〜
今度会うのは、いつになるやら・・と思っていたら、来月のお盆休みに実家の長野で会えそうです。

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旅行はいいですね〜



・・・・
さて、仕事に戻りまーす。ただいま、来年の春夏のソックスのデザイン中。






2015.07.05本のはなし

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最近読んだ、読んでいる本。
平行して、気分によって読んでいますが、すぐに読んでしまったものと、なかなか進まないものと、両方。
なかなか進まないのだけど、読んでいるととまらなくなる本は、右上の「本当の戦争の話をしよう」東京外大の教授の伊勢崎賢治さんという方の本で、ずいぶん前に朝日新聞の記事でこの伊勢崎教授が、日本人の戦争感は第二次世界大戦でとまっている。と書いてある記事があって、ちょっとはっとさせられたのですね。
この本には、みんながよく知っている世界の出来事の裏側が生のにおいとともに、体験として書かれていて、なおかつ、高校生との対談による形式で進むので、とてもわかりやすくて読みやすいんですね。ちょっと推理小説を読むような感じに似ていて、どうなるの、どうなるの。という感じで読み進んでいく感じです。
ただ、推理小説ではなくすべてが事実。なんというか、日本人のふつうの価値観では推し量れないようなことばかりで、自分の生きている世の中がいかに狭いか。と思い知らされます。
でも、こういった世界で起きている裏側の事実を知っていくと、より今の日本の政治がどういう方向に向かっているのかがよくわかります。その上で、自分はどういう意見を持つのか、というのを改めて考えさせられる本であります。

つぎに、急に身近な話題ですが「実家スッキリ化」堀川波さんという方が書かれている本。堀川波さんのエッセイは、同じ関西人だからか、勝手に親近感を持っていて、共感を得るところが多く、もうタイトルだけでこれは絶対読みたい。(笑)とおもった本であります。
我が家(実家)は、もう散らかっているというレベルではありません。母によって家がアートのよう。というと、聞こえがいいですが、普通の感覚でいうと、もうちょっと片付けてよう〜せっかく広くて大きい家なのに、使える部屋が少なすぎるよ〜という家であります。(母がみたらおこるね)
この本を読んでいると、そうそう、そうなのよ。と共感を得るところがとてもとても多くて、そして親の家を片付けることが途方もなく難しいことのように思えるのですな。しかも長野なので、結婚して子どもが産まれてからは1年に1回くらいしか帰っていないので、そんなたまに帰省時に家を片付けるなんてちょっと無理・・と思うのですが、著者の堀川さん、うまいことやったな。と思うのが仕事とからめてというのがいいですね。仕事がからんでいると、なんかできそう。と思います。
わたしもこのある日のハナシで連載も兼ねてやろうかしら。と、ちょっと思ったり、思わなかったり。
子どもが中学生くらいになったら、ひとりで帰省してこつこつ片付けようかな。そして別荘みたいな素敵な家にしてみたいな・・。(とおい夢だわ)

そんな話題とは真逆の素敵すぎる暮らしぷりの桐島かれんさんの本は、まさに読みながら夢をみている感じです。が、最後あたりの家族のヒストリーには、驚きました。実は本屋で手にとったとき、後半あたりにある家族のことについて書かれたところを立ち読みして、読んでみたい。と思ったのです。なかなかすごい幼少期を過ごされているのですね。でも、だからこその力強い魅力がある方なのだなあ。と思わされます。
そして実は先に買っていたお母さんの桐島洋子さんの本、半分くらい読んだところでとまっています。うちの母も、この時代の人だな。と思わせるところがあります。(こんなセレブで上品ちゃうけど)

そして、だんなはんの影響で内田樹の話がよく話題にあがるのですが、また最近14歳、15歳くらいの子どもについて考えることがあり、タイトルで読んでみようと思った本。こちらは買ったその日にいっきに読んでしまいました。こちらもとても興味深く、おもしろかったです。母親っていうのは、なかなかこわい生き物だぜ。と、思わせるところがあります。いつか14歳、15歳くらいになる自分の息子を思いながら、ちょっと頭の片隅にとめておこうと思いました。
内田樹の本は、我が家にはいろいろとあるのですが初めて読んだのがこの対談集。これを機にほかの本も読んでみようかと。
つぎつぎと、本が読みたくなるのはなかなか幸せです。

益田ミリさんの本は、こないだのアンジェさんのイベントで同時開催していた益田ミリさんコーナーで大人買いならぬ5冊くらいまとめ買い。どれもアタリで、こちらもいっきに読んでいます。おもしろいなあ〜うまいなあ〜
ちなみに益田ミリさんも関西人。関西人特有のなにか、に共感しているところがあるなあ。

そしてクドカンの本がなかなか進みません。おもしろいのだけど、ほかの本を読んでから・・となっているからなのかも。
ホテルとかで、なにも読むものがなく、子どもも寝ちゃって、だんなはんはなにかほかのことをしていて、という時に、だらだらと読みたいなあ。

いろいろと読んだ本を、本棚にしまっていますが、大体読んでしばらくしたらほとんど内容を覚えていません。
なので、人に伝えたくても全然伝えられません。
でも、読んだ本はその人の記憶のどこかにはあって、その人の人格の一部を作っていくものだなあ。と、思います。


2015.06.30いろいろおしらせ、と、庭づくりの話

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おしらせ。
初表紙ですね。ははは
nowaという雑誌に掲載いただきました。撮影時は扉かなにかで使うかも。ということで、そのへんにいたハヤオ(息子)もじゃあ一緒に撮ってもらおっか〜というノリで撮ってもらった写真が、表紙になっていました。ハヤオは、ウルトラマンのスペシウム光線中。撮影が終わった後、ハヤオの着ていたTシャツに穴があいていることが判明しました。かっこつけなさすぎて、焦りました。

そして、もうひとつおしらせ。
北欧、暮らしの道具店」というサイトでも、掲載いただいています。
こちらは、わたしのターニングポイントというカテゴリーで取材いただきました。
とても人気のあるサイトですね。わたしもときどき、買い物したりもしています。トイレ用のブラシとか愛用中。
ずいぶん前から知っているサイトで、新婚旅行で北欧に行ったのですがそのときは、このサイトの買い付け日記のコンテンツを参考にしたのを覚えています。
学生時代からの友人から、「あやちゃんくらしの道具店に、載ってるや〜ん(笑)」とメールがきたりしましたよ。これ、結構めずらしい。今や、雑誌よりもネットのほうがみんな見ているのやなあ。と思ったりもしました。
ところで、こんな仕事をしているわたしをちょっとおもしろがっている友人たちなので、ひとりは「本屋で買って、玄関に飾っとくわ〜」と言っていました。素のわたしを知り過ぎているので、気取って写真にうつっているわたしが、おもしろいのだと思います・・

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と、そんな友人からはいじられているわたしが、こんな仕事をはじめてはや15年弱。
最初は、手づくりで作品をつくって個展をしたり、ひょんなことから関西の週刊誌の表紙連載(布で絵を描く)をさせてもらったり、アトリエナルセのブランドを立ち上げてからは7年くらいになるのかな?
振り返ってみると、地味ではありますが自分の足跡らしきものもちょっとずつ見えてきました。
いつもお世話になっている、取扱い店さんのアンジェラヴィサント梅田店と新宿店さんで、ミニスペースを作ってくださったイベントも、25日に無事終了いたしました。
お越しくださったみなさま、どうもありがとうございます。偶然みてくださった方も、ありがとうございます。

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梅田店ではポストカードの原画も飾ってもらったり、影響をうけた本なんかも紹介していただき、アンケートみたいな感じでわたしが質問にこたえるという読み物コーナーも作っていただきました。
どうもありがとうございます。
アンジェさんとも、なかなか長いおつきあいになってきました。わたしがまだ20代の頃くらいからで、今回担当くださった方も同世代なのですが、同じように年をとり大人になっていき、いろいろと大きな仕事をまかされてがんばっていらっしゃいます。
以前、アトリエナルセのアシスタントをしてくれていた岩穴口ちゃんもアンジェさんのスタッフでした。岩穴口ちゃんも今では女の子のおかあちゃんです。出会った頃は、可愛らしい(今もかわいいけどね)女の子で、デンマークへ短期留学に行ったり、まだ娘さんの雰囲気でした。

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さて、仕事のはなしはここまで。
我が家の庭事情に、はなしはうつります。
これから家を建てようと思ってる人、庭、なんとかしたいぜ・・と思っている人は、なかなか興味深いのでは。と、勝手に思いますが、いかがでしょう。
庭、大改造です。

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一日目は、わたしがコツコツ植えた植木をすべて抜く作業。
二日目は、土を掘り起こし、土ならし。山の上なので、埋まっている石の量がすごい。
二日目の後半から三日目は、植栽。わたしがコツコツ植えた木や草花も一緒に植えてもらう。

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炎天下の中、がんばってくださいました。

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わたしはというと、一日目は急な39度近くの高熱がでて一日ダウン。職人さんにお茶さえ、出せませんでした。庭からだんなはんと職人さんのなごやかな喋り声や笑い声がきこえてきて、わたしも見にいきたい・・と布団の中で思うも、吐き気と頭痛と熱のせいでめまいのような症状。まるで起き上がれませんでした。
普段は、ごはんをほとんど作らないだんなはんが、この日ばかりはたまご粥を作ってくれました。丁寧に土鍋であっためてくれ、風邪のごはんぽすぎてちょっと面白かったですが、とてもありがたかったです。
写真は、二日目。熱もさがり、仕事をしにアトリエへ。あんなに高熱がでたせいか、頭はスッキリ。だるさはあるものの、なんだか生まれ変わったような気分でした。
庭では、土が盛られ、ちゃくちゃくとメインの植木を植えていってくれています。

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玄関前のスペースも。手前のわさわさした木は、ミモザなのです。来年の春がたのしみです。奥では植栽してくれている主婦チームのスタッフさん。

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そして、できあがったのがこんな庭〜!
写真、むずかしいなあ〜もっといいんだけどなあ。

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我が子のユーカリちゃんも、りっぱな支えをつけてもらって、栄養たっぷりのふかふかの土に埋めてもらって、よかったねええ〜という佇まい。

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余白部分には、これから元気よく植物がのびていけるように。
庭に咲いていた、野草も下草に残らず使ってくださいました。我が子をみつけると、じーんと嬉しい。

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玄関前のスペース。紫陽花(我が子)も、元気よくまた植えてもらいました。前の家のご近所さんからいただいた椿も、忘れず植えてもらえました。

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下草がかわいい。

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なんというか、配置がセンスある。
足もとのステップには、線路につかうような枕木。

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家の中からの風景が、またいいのですねー

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2階のリビングからも、木がみえるようになりました。
右奥のけやきの木には、新芽がたくさんでてきて、これからワサワサしてくる予定。このけやきの木に、夕暮れになると小鳥がたくさんやってきて、かわいいのですよね〜
猫のイチローもしっぽを振って大興奮。

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早速、京都に住むだんなはんの妹家族を呼んで庭で、ピザを食べました。(BBQはまだです)

うちの庭をつくってくださったのは、Roots-urban store(ルーツアーバンストア)という女性チームのみなさまと、かっこいい職人の男性陣と作ってくださいました。阪神間を中心に庭をつくっているセンスのよい方達です。
代表のデザイン設計をしてくださった石坂さんという女性は、わたしたちもよく行っていた苦楽園のおしゃれな植物のお店で長年店長さんをされていた方です。さりげなくかっこいいセンスは納得であります。

さて庭ができあがって、初めて水やりをやるとき、産婦人科からまだ生まれたばかりの赤ちゃんと一緒に退院するときの気持ちとちょっと似ていました。
植物のことをよくしっている先生から、植物を引き渡されて、これからは私たちがこの子たちを育てていくのやな。という感じです。梅雨の時期は、雨が鬱陶しい季節ですが、雨が振るとホッとします。植物がよろこんどる・・と思うのですな。
そして、今までまったく庭の水やりをしなかっただんなはんが、おしゃれな長靴を買ってたのしそうに庭の水やりをしています。家ができたときよりも、うれしいかも・・・と、言っています。助かります。

庭、いいです。





2015.06.12アンジェさんのイベントと、風邪漬けの2週間

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取扱い店さんでもある、アンジェラヴィサント新宿店さんと梅田店さんで、ただいまアトリエナルセの別注アイテムのを販売をしてくださっております。梅田店さんでは、ちょっとした展示もしてくださっています。
わたしたちはまだ伺えていないのですが、どんな展示になっているのか楽しみです。
6/9から25日まで開催中。https://www.facebook.com/angers.umeda

別注アイテムは、おなじみの後ろ明きのワンピースや肘パッチがついたタックシャツ。アンジェのスタッフの石橋さん(梅田店)や西澤さん(新宿店)が、宝塚のアトリエにお越しくださって、一緒に生地をえらんでつくったもの。
アンジェらしい、アトリエナルセの服ができあがりました。お近くの方は、ぜひ見に行っていただけたらうれしいです。
そして、梅田店さんではわたしたちも大好きな「すーちゃん」でおなじみの、益田ミリさんの展示もされているのだそうですよ。あわせて、おたのしみくださいませ〜

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さて、こちらはなんでしょう。
息子の描いた絵です。
この2週間、ハヤオは風邪をひいてなおったかな〜?と思ったら、今度はおたふく風邪になり(つながっていたのかもしれないけど)そして、その風邪菌をみごとにわたしもだんなはんももらってしまい、一家全滅状態で毎日起きているだけで精一杯。な日々を過ごしておりました。。
おまけに、こどもは熱がか〜とでたらさっとひいて、元気炸裂、でもおたふくなので保育園には腫れがひかないと行けない、外出も菌をまき散らす危険があるので、控える。ストレスたまる。ということで、ふらふらの私たちをつかまえて、ウルトラマンで戦いごっこをさせられたり、お絵描きするのはいいけど、らくがき帳があっという間になくなり怒りだしたり、でもなんとなく体調も万全ではないから、せっかく作ったごはんも食べてくれない、言うこと聞かない、遊びにつきあわないと怒る、という感じで、さらにふらふらになりました。ああしんど〜
ここ数週間ほど、保育園の4歳児クラスでは、おたふく風邪が大流行中。おたふく風邪の予防接種は、2回あるって知っていましたか。ハヤオは、1回しか受けておらず見事にかかりました。

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ぷく〜
わたしも子どもの頃、かかったなあ。ちょっとなつかしい。

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家族3人、家にとじこもりの毎日。
わたしたちが1階の仕事場で仕事していたら、ハヤオも仕事場で絵を描きだします。
ここ最近のハヤオの描く絵のワールドは、なかなか見事なものがあります。

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でも、おえかき帳は自分ではきりとらないので、いちいちわたしかだんなはんを呼びつけて、きってくれ。と言う。
はい、どうぞ〜

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わたしはというと、今は2016春夏ものの企画考え中。の日々です。
あいかわらず、ぐちゃぐちゃの中から、デザインがでてきます。
過去のものとむきあったり、新しいものは、古い昔の洋服のデザインからインスピレーションを受けたり、いつかつくりたい。と思っていたアイテムを、今年は実現するときだったり。
えらぶ素材が、今までなら選ばなかったなあという素材に手をのばしてみたり、年齢のせいもあるかもしれません。

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ある日のハナシで載せようと思って撮った、ヤマボウシの花満開のとき。
風邪をひいている間に、散ってしまいました。
2階のキッチンの窓から、きれいにみえて見るたびうれしかった。

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今朝、ベランダで置くテーブルと椅子が届いた。
友人のバーンシェルフの小前はんが、これいいよ。と教えてくれたもの。まだピカピカなのだけど、しばらく雨ざらしにしたりしていい感じの風合いになるといいな。
来週から、庭の工事。おおきなけやきの木や、ミモザの木がやってくるのであります。今年の夏は、庭で過ごす時間が多くなるといいなあ〜ああ〜ぜいたく〜
風邪がようやくなおってきて、普通に元気なのがとてもありがたく、しみじみ嬉しい・・

2015.05.26

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夕方、庭の水やりのとき、家のほうをみるとなんだかなじんできたなあ。と思った。
2階のベランダで、ミニトマトと大葉を育て中。去年は、1階の庭の片隅でミニトマトを育てていたら、結構たくさんなったので今年はたくさん植えて、それで食べたいと思ったらすぐに採って食べれるように、台所のある2階で育てることに。
大葉も、ほしいときに数枚ちぎれるようになって便利。ルッコラも育てたい。
猫のイチローは、一応外出はできない家猫だけど、ベランダまでならいいよ。ということで、ベランダの椅子でよく夕涼みをしている。


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これは、前回の椅子と本棚のペンキ塗りのとき。
庭、全部わたしが植えていったものだけど、実はガーデナーさんと前々から打ち合わせをしていて、庭大改造の予定。
家を建てたばかりの頃は、金銭的にも気持ち的にも余裕がなかったので庭には緑ひとつない状態で、引き渡しだったのだけど、ひとりでこつこつ植えるには、時間もないし、勉強不足だし、おおまかな土台だけ作ってもらって、あとは同じようにこつこつ植えていく。ということにしたのであります。
ガーデナーさん、姉妹でやられていてハヤオと同じくらいの子どもがいるお母さんチーム。
テイストもわかってくれているので、どんな庭になるのか、打ち合わせのたびに楽しみ。完成したら、こちらでも紹介したいなあ。と思っていますよ。
無印良品の家は、シンプルな外観なのでグリーンによって表情がかなり変わりそう。
庭グッズ(机とか椅子とか)も、友人のバーンシェルフの小前はんにいろいろ教えてもらったので、少しずつ買い足していこうかなあ〜と思っているところ。なかなかやはりセンスのいいもの、知っているなあ。
庭ができたら、念願の庭でバーベキューをするのが夢やなあ〜(けっこう簡単にかないそうなのに、やったことない)

2015.05.21日々と、アトリエナルセの春夏の服

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よく模様替えをします。
きゅうに思い立って、ひとりで大きな家具を移動させたりします。だんなはんがお風呂にはいっているときとか、出かけているときに、やってしまいます。だんなはんは、いつも「おお〜いいねえ〜新鮮!」と言ってくれるのは、優しさやなあ。と思います。わたしだったら、なに勝手にやっとんねん!と思います・・・。
最近たのしかったのは、だんなはんは今年、自治会の班長をやってくれていて日曜の朝、集まりでいないことがあるのですが、その隙に、ハヤオのおもちゃをいれている無印良品で買ったスタッキングシェルフと、むかしむかし、コーナンで買った小さな丸い椅子があるのですが、(洗面所でハヤオの踏み台として使用中)その椅子をハヤオと一緒にペンキで塗ったのがとても楽しかった!
上の写真のソファーの奥の小さな棚がそうですね。そういえば、模様替えもこの日にやりました。
だんなはん不在時間、わずか1時間半の間に洗濯やって、庭の水やりやって、ペンキ塗って、模様替え。なかなかのスピード感です。

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わかりにくいけど、小さな丸椅子もグレイに塗ったのですね。ぐっと雰囲気が変わった気分です。
プチDIY!なんてたのしいのだろう〜〜ららら〜
ハヤオも「ハヤオくん、こんなことだいすきよ〜」と言っていました。子どもと塗ったので厚塗りだったりむらがありますが、そんなのも味わいです。
一人暮らしのときは、ペンキ塗りにはまってはまって、家中の家具をペンキで塗っていました。当時、小さいテレビデオみたいなのがあったのですが、それも白く塗って、ボタンのところにペンキがつまってしまってボタンが押せなくなったこともありました。リモコンをなくすとテレビが見れませんでした。
こちらも、だんなはんすごく喜んでいました。やさしいなあ。と思いました。(笑)
おもえば、家の設計やデザインのことも、ほぼわたしに決めさせてくれました。ほぼ文句を言われていません。


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ところで、アトリエナルセの2015春夏は、最後の新作販売がスタート。あっという間だったような、長かったような。
3月〜5月はちょっと目がまわるいそがしさでした。とてもたくさんのご注文をいただいて、うれしい反面、出荷作業が追いつかなくて、ふたりでは限界や・・・となっていました。
とはいえ、土日はしっかり休んでいるし、わたしなんかは子どもと寝て起きるので、どんなに忙しくても案外規則正しい生活をおくれているので、ほんとうの忙しさとはこんなもんちゃうな・・とは思っているのですが。

5月の新作は、ワンピース2型と、インディゴリネンのカシュクールとブラウスでした。
写真のロングリネンワンピースは、2013年かな?2012年かな?の春夏にはじめてつくった形で、毎年夏になるとわたし自身よく着ていて、涼しくて大人ぽくて、なかなかいいなあ。と思っていて、また作りたいなと思ったワンピース。
リピートで作るとき、わたし自身この良さを実感しながら作るので、胸をはって「これ、いいのよ〜」と伝えることができます。今年の新色は、ビスタブラウン。といっても、グレイのようなカーキのような、はたまたブラウンのような、光の加減や室内、屋外で、やや色味がちがってみえます。パソコンだと、お使いのパソコン環境によっても、違ってみえたりもします。
ほぼ、一目惚れでこのカラーでつくりたい。と思い、選びました。大人ぽくてかっこいい雰囲気がとても気に入っています。オートミールのレギンスともとても相性がいいですね。
今年は、ニッカボッカーズでオリーブカラーも出しましたが、カーキ系の色がとても今の気分なのですね。みなさんは、どうでしょう。ナチュラル感に、少しメンズライクな雰囲気がプラスされていいのですよね。

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高井さんが着る、インディゴリネンのブラウスも大人のラフさがでていて、かっこいいですね。このインディゴ染めリネンも、どんどんいい色になっていきます。かわいいデザインのブラウスが渋くなっていくのはなんだかいいですね。袖のカフスなんかがすり切れてきたら、なおよし。とさえ、思います。

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横からみると、ややコクーン型のシンプルなリネンのノースリーブワンピース。赤色はアトリエナルセの別注色。朱色のようななつかしい赤色です。
ブラックは、シンプルで素敵ですね。白いシューズがよく似合います。

暑い夏のおしゃれは、とにかく涼しくて、風通しがよくて、重ね着しなくてもいい服!そして見た目も涼しげでさわやかであってほしい。と、思います。
かごバッグや麦わら帽子と似合う服、というのもいいですね。

夏のおしゃれが楽しみになるような服を〜!という思いから、つくりました。

さてさて、ようやく落ち着いたかな?と思ったら、つぎの春夏のデザイン打ち合わせはもうすぐそこ。
どうか、いいデザインが思い浮かびますように。(毎回必死のぱっち)
秋冬ものは、量産の準備にはいっていますよ〜ひえ〜目がまわる〜


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子どもの創作意欲にまけてられまへん。

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ウルトラマンの保育園だそう。
負けた。






2015.05.01展示会から、ウルトラマンまで。

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先週まで開催していた、アトリエナルセの2015_16秋冬展示会。
ieさんは、お天気の日も雨の日も、とてもいい雰囲気です。
取扱い店さん、いつも遠くから、いろんなところから、お忙しい中やってきてくださいます。3日間、盛りだくさんで毎日楽しい時間でございました。
あらためて、地に足をつけてがんばってやっていこう。と思った展示会でありました。
お越しくださったみなさま、いつも本当にありがとうございます。

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そして、いまやっと一息ついているのは、写真のインディゴリネンのカシュクールワンピースはじめ、予定よりも遅くなっていたアイテム3型をさきほど、取扱い店さんへ出荷しました。
今期春夏は、このカシュクールワンピースをつくりたい。というところから始まったコレクションでもあるのです。
おばあちゃんになって、いい具合に柔らかくなったカシュクールワンピースを着て、庭仕事をしたり、買い物にいったり、美術館へいったり、白髪のロングヘアーで、ベリーショートで、と、いろいろとイメージをめぐらしていると、なんとも素敵。と思ったのですね。ターシャチューダーですね。
リネンツイル素材は、なんだかしなやかでふんわりしていて、とろんとしています。製品後に洗いをかけているので、襟元のステッチが並ぶ部分にも凹凸がでて、なかなかよい感じです。
ちょっと初夏な陽気になってきましたが、1年中いろんな着こなしで着てもらえたらいいな。と思います。

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ちょっと野暮くさくて、こういうの好きなんですけど、ああ、うちの憲子さん(母)に似てきたあ。と、思います。娘って、結局は母に似ますね。

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わたしは、サンプルをひと足先にもう着ています。
このインディゴ染め、ちょっと気をつけていただきたいのは、色移りが最初は結構あります!かならず単品洗いで白いものとあわせるのは最初のうちは、避けたほうがよいです。5回洗ったくらいからなんとなく落ち着いてきます。
でも、この色落ち具合がたまらなくよいです。

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身長167センチの高井さんは、こんなふうです。

あと2型は、同じくインディゴリネン(平織り)のスタンドオフカラーブラウスと、もう1型はちょっとおひさしぶりのロングリネンワンピース。こちらは、オンラインショップがスタートしたらご紹介しようと思います。
また、3月に販売した定番のニッカボッカーズも再入荷しますよ〜どうぞおたのしみに!



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さて、子育て記録もちょっとだけ。
最近のハヤオは、ウルトラマン。とにかく、ウルトラマンにはまっています。
しかも、ウルトラQです。昔のやつです。わたしたちもはまりました。CGじゃないってすごい。そしてなんだかおしゃれ。フランス映画のようなシーンや、これはまるで小津安二郎のようだわ。というカメラカットや、なんだか創作意欲がわいてくるのですね。毎週のように土曜日にツタヤでウルトラマンやセブンを借りてくるのですが、それはそれは家族で感動しています。

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どうしても、と言われ、100円いれてしまいました。
そのわりに、テンションは結構低めなのはなんでなのか。

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大体、カメラをむけるとスペシウム光線のポーズです。
トイレにいくときは、家でも公衆のトイレでもウルトラマンの歌をうたっています。

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ぐりとぐらも、スペシウム光線。

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六甲牧場でも、スペシウム光線。

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これは、ウルトラマンと怪獣がじゃんけんをしているところだそうです。

そんなわけで、ゴールデンウィークですね。
うちは、なんだか仕事もちょこちょこあるので大きな遠出はせず、IKEAとか、(混みそう・・)ATCのウルトラマンのイベントとか(もっと混みそう・・)に行く感じです。
みなさん、たのしいお休みをお過ごしください〜