2015.08.03夏の毎日

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暑い休日の朝。
だいすきなフレンチトーストも、暑さのせいか残していました。

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猫のイチロー。クーラーがちょうどよくきいている場所で、大体寝ています。

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庭プール

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市民プール

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バーンシェルフの植物は生命力が、なんかすごい。

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バーンの小前一家とみた三田の花火。

今年は、ちゃんと夏らしい夏で、暑いけどうれしい。
去年は、雨が多くて真夏がくるまえに秋になってしまったような気がするから、今年の夏は暑くていい。

近所の幼稚園児や小学生は、夏休みで、それくらいの年のお母さんの友達たちは、なんだかぐったりしています。(笑)
我が家は、平日は保育園でわたしたちは仕事。最近までは、つぎの春夏の靴下のデザインの企画書づくりをしていて、先日ようやくできてあとは洋服も靴下も、ファーストサンプルを待つというところまできた。
明日からは、秋冬もののカタログ撮影が3日間。一日目は、物撮り、二日目三日目は、いつもの高井さんが来てくれて一緒に着用写真の撮影。それが終わったら、やっとこさのお盆休み。

最近、うれしかったことがふたつ。
先日、ある本の取材で来てくださった取材陣の中にアトリエナルセでもよくお買い物をしてくださるお客さんがいらっしゃって、本当にアトリエナルセを好きでいてくれて、取材の日も全身アトリエナルセで来てくれて、しずかに熱い思いを語ってくださり、そしてその方自身がとても優しそうですてきな女性だったというのが、とても嬉しかった。

もうひとつは、先日、ポストに冊子小包が届いていて、差出人の欄には、アトリエナルセでよくお買い物をしてくださるお客さんの名前。差出人の住所には新潮社の名前。
2冊の本と、手紙。1冊は、ぐりとぐらを描いた中川李枝子さんのエッセイ本「子どもはみんな問題児。」と、はるな檸檬さんの「れもんよむもん!」どちらも、所属している編集部から出版された本だそうで、成瀬さん好きそうだから、と送ってくださった。中川李枝子さんの「こどもはみんな問題児。」は、発売されてしばらくしてから新聞の広告でみてすぐに購入して持っていたもので、いつか、お母さんのための本として、何冊かセレクトしてある日のハナシのシでも紹介しよう〜と思っていた本。とてもいい本で、なんだか優しさにじわっと泣けてきた本でした。
アトリエナルセのお客さんで、何人かの方とときどき私的な会話をメールでかわすことがあり、勝手に親近感を持っている方々がいるのですが、この方もその一人の方で、でもこのようなお仕事をされているとはつゆしらず。
最近、週刊新潮の表紙絵を描いているのがうちの父だと知って、なんだかご縁を感じてくださったのだそうです。

アトリエナルセの服を着て、そして少しだけその服に思い入れを持ってくださりながら人生を送っている方々とふれる機会があると、毎回恐縮ながらも、しずかに感動してしまいます。ありがとうございます。


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(左にうつっている変な顔のこどもが、わたし)

梅雨の期間、だんなはんがFacebookで長野県のタウン誌で掲載されていた、うちの父の連載を転載していました。
母から切り抜きを送ってもらって、わたしも読んだのですが、これが我が父ながらおもしろく、父のことを好いてくれているだんなはんにも見せたら、えらく面白がってくれて、父に転載してもいいか。と早速電話で交渉していて、「ええよ〜」とのんきに言う父の一言で、始まった連載。
Facebookは、「いいね!」の数字で読んでくれている人がわかるというシステムですが、いいねの数はそんなに多くないわりに周りで「あれは面白かった!」と言ってくださる声をよく聞くので、不思議だなあ。と思っていたら、大体がみんなFacebookをやっていない人が記事だけ読んでくれているというのが多かった。
父は、今年67歳。半生は、こうやって読んでみると結構めちゃくちゃ。でも、子どもの頃から、父のことはなんだか自慢の父でした。
夏になると、仕事がひまだった頃の父と弟とよく隣町の市民プールに自転車で行って帰ってきて、みんなで昼寝してたなあ〜と思い出します。今思うと、よく暮らせたな・・と思うほど、のんきな一家でした。
その父も、週刊新潮の表紙絵の連載の仕事がはじまってからは、我が家の経済状況も安定し(笑)一般的な普通の暮らしになったような気がします。ただ、あのお金がないけど時間だけはあった。という父母がまだ若い頃の私たちが子どもだった頃、大阪の交野市にいた頃の思い出は、なんだかとても幸せな時代だったなあ。と、思います。
父の連れてくる友達は、ちょっと変で楽しい人達ばかりで、大人たちに混じって大人の会話に参加させてもらえるのも、とても楽しかった。兄弟も、子どもの時だけなんだねえ。あんなに密に関われるのは。
大人になってしまうと、兄弟も家族をもち、みんなそれぞれの人生で、なかなか交わることがないもんねえ。

夏になると、そんな子ども時代のことを、ふと思い出します。
新潮社で働いているというお客さんから、本をいただいた。と、父に電話したら、父はちょうどBSの会津藩のなにかのテレビをみていたらしく、ほとんど聞いていなくて、ふ〜んとだけ。連載も、なかなかよかったという声がありましたよ!というだんなはんの会話にも、ああそう。とだけ。
テレビに夢中で、はやく電話をきりたそうな父で、なんだか電話を切ったあと、ちょっとわたしもだんなはんも、しょんぼりしてしまいました。
マイペースすぎるやん。でも、その記事の父と一貫性はあるな。と改めて思いました。
興味がある方は、よかったら読んでみてくださいませ。(ちょっと読みにくいかな?)→Facebook