2015.06.30いろいろおしらせ、と、庭づくりの話

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おしらせ。
初表紙ですね。ははは
nowaという雑誌に掲載いただきました。撮影時は扉かなにかで使うかも。ということで、そのへんにいたハヤオ(息子)もじゃあ一緒に撮ってもらおっか〜というノリで撮ってもらった写真が、表紙になっていました。ハヤオは、ウルトラマンのスペシウム光線中。撮影が終わった後、ハヤオの着ていたTシャツに穴があいていることが判明しました。かっこつけなさすぎて、焦りました。

そして、もうひとつおしらせ。
北欧、暮らしの道具店」というサイトでも、掲載いただいています。
こちらは、わたしのターニングポイントというカテゴリーで取材いただきました。
とても人気のあるサイトですね。わたしもときどき、買い物したりもしています。トイレ用のブラシとか愛用中。
ずいぶん前から知っているサイトで、新婚旅行で北欧に行ったのですがそのときは、このサイトの買い付け日記のコンテンツを参考にしたのを覚えています。
学生時代からの友人から、「あやちゃんくらしの道具店に、載ってるや〜ん(笑)」とメールがきたりしましたよ。これ、結構めずらしい。今や、雑誌よりもネットのほうがみんな見ているのやなあ。と思ったりもしました。
ところで、こんな仕事をしているわたしをちょっとおもしろがっている友人たちなので、ひとりは「本屋で買って、玄関に飾っとくわ〜」と言っていました。素のわたしを知り過ぎているので、気取って写真にうつっているわたしが、おもしろいのだと思います・・

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と、そんな友人からはいじられているわたしが、こんな仕事をはじめてはや15年弱。
最初は、手づくりで作品をつくって個展をしたり、ひょんなことから関西の週刊誌の表紙連載(布で絵を描く)をさせてもらったり、アトリエナルセのブランドを立ち上げてからは7年くらいになるのかな?
振り返ってみると、地味ではありますが自分の足跡らしきものもちょっとずつ見えてきました。
いつもお世話になっている、取扱い店さんのアンジェラヴィサント梅田店と新宿店さんで、ミニスペースを作ってくださったイベントも、25日に無事終了いたしました。
お越しくださったみなさま、どうもありがとうございます。偶然みてくださった方も、ありがとうございます。

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梅田店ではポストカードの原画も飾ってもらったり、影響をうけた本なんかも紹介していただき、アンケートみたいな感じでわたしが質問にこたえるという読み物コーナーも作っていただきました。
どうもありがとうございます。
アンジェさんとも、なかなか長いおつきあいになってきました。わたしがまだ20代の頃くらいからで、今回担当くださった方も同世代なのですが、同じように年をとり大人になっていき、いろいろと大きな仕事をまかされてがんばっていらっしゃいます。
以前、アトリエナルセのアシスタントをしてくれていた岩穴口ちゃんもアンジェさんのスタッフでした。岩穴口ちゃんも今では女の子のおかあちゃんです。出会った頃は、可愛らしい(今もかわいいけどね)女の子で、デンマークへ短期留学に行ったり、まだ娘さんの雰囲気でした。

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さて、仕事のはなしはここまで。
我が家の庭事情に、はなしはうつります。
これから家を建てようと思ってる人、庭、なんとかしたいぜ・・と思っている人は、なかなか興味深いのでは。と、勝手に思いますが、いかがでしょう。
庭、大改造です。

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一日目は、わたしがコツコツ植えた植木をすべて抜く作業。
二日目は、土を掘り起こし、土ならし。山の上なので、埋まっている石の量がすごい。
二日目の後半から三日目は、植栽。わたしがコツコツ植えた木や草花も一緒に植えてもらう。

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炎天下の中、がんばってくださいました。

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わたしはというと、一日目は急な39度近くの高熱がでて一日ダウン。職人さんにお茶さえ、出せませんでした。庭からだんなはんと職人さんのなごやかな喋り声や笑い声がきこえてきて、わたしも見にいきたい・・と布団の中で思うも、吐き気と頭痛と熱のせいでめまいのような症状。まるで起き上がれませんでした。
普段は、ごはんをほとんど作らないだんなはんが、この日ばかりはたまご粥を作ってくれました。丁寧に土鍋であっためてくれ、風邪のごはんぽすぎてちょっと面白かったですが、とてもありがたかったです。
写真は、二日目。熱もさがり、仕事をしにアトリエへ。あんなに高熱がでたせいか、頭はスッキリ。だるさはあるものの、なんだか生まれ変わったような気分でした。
庭では、土が盛られ、ちゃくちゃくとメインの植木を植えていってくれています。

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玄関前のスペースも。手前のわさわさした木は、ミモザなのです。来年の春がたのしみです。奥では植栽してくれている主婦チームのスタッフさん。

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そして、できあがったのがこんな庭〜!
写真、むずかしいなあ〜もっといいんだけどなあ。

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我が子のユーカリちゃんも、りっぱな支えをつけてもらって、栄養たっぷりのふかふかの土に埋めてもらって、よかったねええ〜という佇まい。

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余白部分には、これから元気よく植物がのびていけるように。
庭に咲いていた、野草も下草に残らず使ってくださいました。我が子をみつけると、じーんと嬉しい。

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玄関前のスペース。紫陽花(我が子)も、元気よくまた植えてもらいました。前の家のご近所さんからいただいた椿も、忘れず植えてもらえました。

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下草がかわいい。

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なんというか、配置がセンスある。
足もとのステップには、線路につかうような枕木。

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家の中からの風景が、またいいのですねー

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2階のリビングからも、木がみえるようになりました。
右奥のけやきの木には、新芽がたくさんでてきて、これからワサワサしてくる予定。このけやきの木に、夕暮れになると小鳥がたくさんやってきて、かわいいのですよね〜
猫のイチローもしっぽを振って大興奮。

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早速、京都に住むだんなはんの妹家族を呼んで庭で、ピザを食べました。(BBQはまだです)

うちの庭をつくってくださったのは、Roots-urban store(ルーツアーバンストア)という女性チームのみなさまと、かっこいい職人の男性陣と作ってくださいました。阪神間を中心に庭をつくっているセンスのよい方達です。
代表のデザイン設計をしてくださった石坂さんという女性は、わたしたちもよく行っていた苦楽園のおしゃれな植物のお店で長年店長さんをされていた方です。さりげなくかっこいいセンスは納得であります。

さて庭ができあがって、初めて水やりをやるとき、産婦人科からまだ生まれたばかりの赤ちゃんと一緒に退院するときの気持ちとちょっと似ていました。
植物のことをよくしっている先生から、植物を引き渡されて、これからは私たちがこの子たちを育てていくのやな。という感じです。梅雨の時期は、雨が鬱陶しい季節ですが、雨が振るとホッとします。植物がよろこんどる・・と思うのですな。
そして、今までまったく庭の水やりをしなかっただんなはんが、おしゃれな長靴を買ってたのしそうに庭の水やりをしています。家ができたときよりも、うれしいかも・・・と、言っています。助かります。

庭、いいです。