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2014.06.17春夏の服、最終章はじまりましたよー

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日傘を持つ習慣がないので、夏は帽子をかぶることが多い。
きづけば、だんなはんもハヤオも麦わら帽子をかぶっていて、3人仲良し家族みたいなふうになってしまって、恥ずかしい感じになったりもする。

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きのうからスタートした、今年の春夏のさいごのアイテムたち。どれも麦わら帽子に似合う服。
Aラインワンピースは、シンプルだけどポケットが少し大きくて主張していたり、袖がターンナップカフスになっていたり、後ろの釦明きがスリットになっていたり、細かいところをかんがえて作ったワンピース。丈もいつもよりもちょっと長くて大人ぽいでしょ。
シンプルなものこそ、細部のデザインが重要。写真のサックスブルーはアトリエナルセの別注色。なつかしい空の色。

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きのうは、つぎの春夏企画の打ち合わせ。いつも大阪市内の本町にあるパタンナーさんの事務所へ行く。
引越しをしてから自転車が乗れないような坂の(山の)上になってしまったのだけど、バスに乗って最寄の駅まで行くのが、なかなかいいのだな。ジブリの耳をすませば、の気分でバス停まで歩いていくのだな。
普段は、車でスーパーでも保育園でも図書館でも行くことが多いのだけど、バスに乗ると、この町に住んでいる実感がわく。

はてさて、昨日は昼から夕方頃までの打ち合わせが終わって、やっとこさ一息。
この企画出しの前は毎シーズン、なかなか大変で精神的にも追いつめられる時期。今回はながーい体調不良にも悩まされて、しんどかった。服のデザインを考えるのは、この仕事の醍醐味の部分なのだけど、その分プレッシャーも大きい。
スルスル〜るるる〜と、出てくるのは稀で、こちゃこちゃ、こねこね、うねうね、ウンウンしながら、毎度のコレクションを乗り切っている。
この時期は、一緒にやっているだんなはんともぶつかることが多いので、だんなはんもなかなかしんどそう。
だんなはんは、ブランド全体の方向性を決める役割。わたしひとりだと、今回はたくさんアイデアが浮かばなかったからアイテムの数が極端に少なくなったり、同じような素材ばかりになったり、前に作った形の生地替えばかりになったりするのだけど、それだけではだめ。とおしりを叩かれて、もう一山、新しいデザインをみつけなくてはならない。
この感じは、週刊誌の表紙のイラストを描かせてもらっていたときにとてもよく似ているなあ。と、最近よく思う。

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いま販売中の春夏ものも、たいへんだったなあ〜と思うのだけど、過ぎてみればすっかりそんなこと忘れてる。
できた服をみて、どれも思い入れのある大切な服だなあと、しみじみ思う。

きのう、打ち合わせからの帰り道の電車の中で、iphoneでもパソコンのメールが見れるようになっているので、ご注文をくださった方からのメールを順番に読みながら帰ったのだけど、メッセージをくださる方も多くて、今回ばかりはなんだかとても嬉しくて、ちょっとじーんとしてしまった。
アトリエナルセの服を楽しみにしてくださる方がいることに、本当にありがたいなあ。と思う。月並みですが、がんばるぞーと、力が湧きますね。

それから、だんなはんもFacebookで長文でかいていたコレクションのこと。
今まで続けてきたことを変えるというのは、はたからみたらたいしたことないことでも、私たちにとっては、ドキドキ不安だったりするもの。でも、変化しながらも、自分たちらしいブランドになっていけたらいいな。と思う。

先シーズンからなくなってしまった、木テーブルさんとサハンジさんでの販売会も、今でもよかったのかなあ。と、思ったりもするのだけど、また何かいいタイミングでドキドキするような販売会をしたいなあ。と思っていますよ。

それにしても、健康第一。
今月からヨガに通っているのであーる。7年ぶりくらいのヨガ。ちゃんとつづけるぞー











2014.06.08服のデザインと、こどもとの週末

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来週にせまった、つぎの春夏ものの企画打ち合わせを前に、机いっぱいに生地のスワッチやら資料やらデザインやら、なんだかごちゃごちゃの中、格闘中です。
第一回目のだんなはんとふたりで行う、デザイン打ち合わせ。
何月にこのアイテムとこのアイテムとこのアイテムを出して、などというシーズンスケジュールを打ちあわせるのですが、意見ぶつかりまくり。夫婦なので、険悪な雰囲気になることもしばしば。
でも、このぶつかりあいが毎回必要で、このあとに、ぽつぽつといいデザインが浮かんできたりなんかもするのある。
かたくなった頭を、やわらかくしながら、お風呂はいったり、ごはんをつくったり、子どもと遊んだり、眠れない夜の布団の中で、服のデザインをかんがえる日々。
毎回、売れなかったらどうしよう。というプレッシャーと、売れなくてもいいから、ドキドキするものをつくるんだ!という気持ちと行ったり来たり。そして、最後は、そんないろいろなことがどうでもよくなるくらい、デザインに没頭していく。
そして、それはいつもぎりぎり。ぎりぎりにならないと、火がつかない。

今週は、6月の新商品や追加生産分の検品や出荷もかさなるので、もっと早くに火をつけとくべきだった。と思っても遅い。
あと少しで、なんだか糸口がみつかりそうなのだけどなあ。

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とはいえ、土日は子どもがいるので、仕事はしない。(できない)
お休みの日の最近の習慣になっているのは、図書館→ツタヤ→イオン。土日のうちどちらかはこのコース。
図書館は前々からよく行っていたのだけど、引越しをしてからなぜか清荒神の中央図書館へいくことが多くなって、この図書館なんだかよくわからないけれど、わたしも大好きな図書館である。司書さんたちの雰囲気もよいし、喫茶室(まだ利用したことがない)もあったり、絵本も豊富でハヤオが大好きなせなけいこさんの絵本のラインナップがすごい。本屋さんでもみたことないよ。というような本もあったりして、たぶん、ハヤオはせなけいこさんの絵本をもうすぐで全部制覇するのではないかな。
ハヤオが読みたいというせなけいこさんの本はレアすぎるのか、書庫にあるものが多くて、いつもリクエストして持ってきてもらう。しずかな図書館で、探している絵本がみつかると低音で「おおおおおお〜〜」と喜びの声を発し、(すぐにどこにいるのかわかる)1回で借りられる最大10冊をよろよろしながら抱えて、「かか〜(おかあさ〜ん)」と言って呼びにくる。
家に帰ると、借りてきた中でもお気に入りのものばかりを読んで、ついには読まずに返してしまう絵本もあるのだけど、夜寝る前に1週間、借りてきた本をじゅんぐりに読んでいくのは、わたしもだんなはんも楽しみのひとつになっている。
何回も同じ絵本を読んでいると、噛み締めるように味わえるのがいいなあと思う。

・・・あ、もうこんな時間。(夜12時まわる)
明日も早いので、まだまだ書きたいことはあるけれど、もう寝ることにいたします。みなさま、おやすみなさい。

2014.05.28かっこいいでしょう

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かっこいいでしょう。これ、アトリエナルセのあとりえ。
風邪、少し治ってきました。
恥ずかしながら、病院にいくのがめんどうくさく、ほったからしにしていたら(漢方でなおそうと試みていたんだけど)もう2週間以上、咳がとまらず、寝ているときも咳で起きてしまうので寝れなかったりして、もういやだー!となっていたところ、夫婦喧嘩なんかも勃発して(ふたりとも体調が思わしくないとイライラするもんです)だんなはんが、「病院いけよー!(自分だって行かないくせに)」と言ったので、こんちきしょう、行ってやる。と思い、いつもお世話になっている呼吸器系のお医者さんへ行ったら、咳こんでいる患者さんがたくさんいて、今流行っている風邪のようですね。咳がとまらないというの。
5月は空気わるいからねー。と先生。黄砂がまっているようで、気管支がよわいひとは、つらい季節だそう。
たくさん薬を処方してもらって、案外かんたんに咳はおさまってきております。はやく病院に行けばよかったのだな。
夫婦喧嘩は、へとへとに疲れましたが、ときどきこうやって空気抜きをしながら、夫婦をつづけていくのだな。
だんなはんは、あいかわず病院に行かないくせに、わたしが病院でもらってきた薬をちょこちょこ飲んでいて、(それなら行けよー)と思う日々であります。

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かっこいいでしょう。階段の上の照明。じゃばらのやつです。
お友達のバーンシェルフで購入。バーンシェルフには、アトリエをおしゃれにしてくれるものがたくさんあって、ゴミ箱なんかも買ったのだけど、これがとてもよくてほぼ毎日買ってよかった。と思っている。
バーンシェルフの小前さんは、お店のプロという感じがして、なんというか、こういう人がお店をやるってことなんだなあ。と、いつも思う。
センスが抜群によくて、行くと毎回ワクワクするお店。アトリエナルセもがんばらなくては。と行くたびに思う。
奥さんのエリカさんは、子育てのバランスがなんとなく似ている気がして、安心する。いい適当をやっている人で、しっかり者なのに、えらそうでなくて、優しくて、なんだかほかにもいろいろあるけれど、会ったあとの帰り道、なんだか元気になったりする。もっと仲良くなりたい。と、思う人なんだな。

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この外用の灰皿も、バーンシェルフで。しつこいですがかっこいいでしょう。
こちらは、だんなはんの特等席。
仕事でいきづまっている時なんかは、よくここでたばこを吹かしていらっしゃる。庭にはうぐいすなんかもやってくる。
わたしがせっせと植えている植物を、ぼんやり見ながらたばこを吸っている。

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猫のイチローも、黒色なのでこの家にあう。

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さいごに、おしゃれの話。
マリメッコのボーダーカットソーは気に入っていて、だんなはんもハヤオもわたしも長袖も半袖も持っているくらいなのだけど、このマリメッコのボーダーに、ペンシルパンツはよく似合う。
カジュアルなのに、大人ぽくまとまる。足もとは、ちょっと汚れたコンバースなんていうのが、かっこいいなあ。と思う。

さて、つぎの企画書まとめないとなあ。
いろいろと頭にあるのだけど、デザイン画をかくと細部が決まっていなくて、縫製の仕様を考えていくと、不可能だなこのデザインは。ということになったりもする。
この時期は、もんもんもやもや。

2014.05.21風邪をひく毎日

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今回から、画像をおおきくしてみる。
我が家の庭のその後。
こつこつと植えつづけ、少しずつ庭にも緑が増えてきた。
山本にあるあいあいパークが行きつけだけど、ときには、苦楽園の線路沿いのおしゃれな植物屋さんや、はたまたハヤオとの散歩中の道ばたから、はたまた、友人のバーンシェルフの庭から、そして、鎌倉の木木さんが散歩中に摘んでわざわざ送ってくれた野草から。
それでも、なかなか埋まらない、なかなか広い庭であります。でも庭は裏にあるので、玄関のある表からみるとまだやっぱり緑がみえないただの箱のような家なのである。

ただ、思っていたとおり、はまってしまった。
買う雑誌は、植物のものが多くなり、ガーデニンググッズに興味がわき、ご近所さんの庭が気になるように。ときどき、いい庭〜!という家をみつけると、もうドキドキしてしまって、通るたびに観察してしまう。
今まで、まったくガーデニングに興味がわかなかったのだけど、やっぱり自分でいちからつくる楽しみということもあってか、暇さえあれば、庭の植物の成長をみるのがたのしい。
道ばたから、とってきた植物が自分の庭で根付くよろこび。これは格別。(笑)

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部屋の中から見る風景も、グリーンがあるとないでは全然ちがう。

ゴールデンウィークが終わってから、展示会が終わったせいか、少しぽっかり時間ができたせいか、わたしたち夫婦はながーい風邪をこじらせている。
ハヤオが保育園でもらってきたのがうつり、ハヤオはすぐに元気になったのだけど、親がぐったり。
子どもが1歳をこえてから、風邪をひいている状態のほうが多いというくらい、あいかわらず虚弱体質の私たち夫婦。
せっかく時間ができたのだから、日頃いそがしくてできなかったこと(今の私なら思い切りガーデニング!)をやりたいのだけど、身体に力がはいらず、ふらふらしている。咳もとまらず、仕事の電話も咳き込んで話にならない。
日に日に、少しずつ回復してきているのだけど、精神的にも風邪のときは参ってしまい、家の中が暗くなるもの。

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そんな中、風邪真っ只中にわたしの母が長野からやってきていた。
通常、風邪のときにくる自分の親というのはありがたいものだけど、今回ばかりはしっかりとした目的があってきた母なので、看病どころの話ではなかった。
母の今回の目的は、自分のホームページの更新の仕方を教わる。というもの。パソコン合宿にやってきたのである。
わたしも元気ならば、久しぶりに会う母にパソコン教えながら、合間に近くの喫茶店でもいっていろんな話なんかをしたいなあ。なんて思って呼んだのだけど、風邪の一番辛いときにあたってしまったものだから、なんだか散々なことになってしまって、母もなんだかつまんなかっただろうなあ。と思う。せっかく来てくれたのになあ。

でも、しっかりとパソコン合宿には真剣に取り組んでくれ、なんとかひとりで更新できるようになった様子。長野に帰ったあとも、ぽつぽつと、面白い記事を更新している。
母のことは、今日だんなはんが書いていたFacebookのコメントがなかなかよかったので、そちらを読んでみてください。
→ アトリエナルセFacebook

とはいえ、孫であるハヤオとのやりとりは、なかなかよかった。
ハヤオがはまっている、こびと図鑑にここまで反応した大人はいなかった。ハヤオと一緒になってこびと図鑑にはまっているのである。DVDも熱心にみて、帰る頃には、いくつかのこびとの名前を覚えて帰っていった。おそるべし、成瀬憲子。
→ 成瀬憲子ホームページ NEKO美術館

母が滞在中、ハヤオの朝起きて第一声は「ばあば!」そして、母が寝ている1階の部屋へいき、母の布団に潜り込み、一緒に横になるのだけど、そのときの母の顔とハヤオの顔の幸せそうなこと。
子どもはいいなあ。と、しみじみ思う。


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ときには、おしゃれの話なんかも。
アトリエナルセは、インディゴ染めの生地が好きである。中でも、インディゴ染めのリネン生地がよくって、これからもどんどんこの生地でいろんなアイテムをつくりたい。と思っているところ。
インディゴ染めは、女の人の肌がきれいにみえるなあ。と思う。右のリネンシャツは、何度も着て何度も洗ったのでいい感じに色落ちしてきている。白いブランドネームが映える。

ぽっかりとあいていた、暇な時間は風邪によって過ぎ去っていき、今はまた次の企画打ち合わせの日が迫っている。
来年の春夏にドキドキする服って、なにかしら。を、自問自答中。

2014.04.26展示会終了、そして続、子育て日記

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2014_15秋冬展示会終了。
今回も、遠方からの店舗さんも含め、新作をみにはるばるお取り扱いしてくださっているお店の方がお越しくださった。
アトリエナルセの展示会は、お越しくださった店舗さんとゆっくりお話したいので1時間の予約制にしているので、ほかの店舗さんと重なることなく(ときどき重なるけど)いろいろとお話できてたのしい。
直接お客さんとふれながら、商品を売っている方の目線はいろいろと勉強にもなり、ほかのブランドのことなんかも聞けるのでとても興味深い。
今回は、自分たちのスタンスを改めて考えるいいきっかけになった展示会だった。
おなじことをしているようで、ちゃんと前に進んでいるなあと思えたようなところがあった。

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これは、展示会をやらせてもらっていたieギャラリーの店主のむくさんが、摘んできてくれた草花。
展示会の空き時間に、庭用に雑草採取にいっていた私のために、最終日にいろいろと摘んできれてくれたのである。写真よりももっといっぱい。ありがたや〜そしてとても嬉しや〜
雑草でも、摘んできてすぐに地植えしても根付かないらしく、まずはしっかりと水を含ませてから。
今まで植物にたいした興味がいかないまま、古い家の庭の草むしりでへとへとになっていただけだったのだけど、今は全然緑がない家になってしまったので、それこそ前の家の庭が恋しいくらいで、野草をさがしに散歩にいったり、道ばたのポピーをなんとかして摘んでいきたいと思ったり。
ようやく、展示会がおわっての休日なので朝からハヤオを連れて、ホームセンターに行って大量の肥料用の土を買ってくるのが楽しみである。

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毎月1回のお弁当日。ここ何回かは、こびとづかん弁当。(笑)あいかわらず、詰め方はへたくそ。

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これは、お弁当をつくっていることがばれて、朝ごはんに食べたいと言いだしたので、残りをつめて納得してもらったもの。「うまりがわら」という、こびと弁当。

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早朝だったから、まだ暗いのだね、写真が暗いけど、これは「しぼりおおちち」というこびと弁当。
連絡帳に「こびと弁当、すごいですね!お疲れさまです。」と書いてあり、ちょっと恥ずかしい。

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ハヤオのこびと好きにも、こまったもんで、ごはんを食べていてもこびとででてきた何かをみつけると、おもちゃからこびと達を出してきて、遊びはじめるのである。ちょっと目を離すとこんなことに。(ブロッコリーの上にのみびょうたん)
怒る前に写真を撮る親もどうかと思うけどさ。

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こびとが、いろんなおもちゃとコラボレーションしてるのが面白い。

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この写真は載せたことあったっけな。
お弁当日のござをひろげて、ひとりでピクニックをしているのである。なかなか楽しそう。

と、気付けば子育て日記みたいな流れになっているな。
ではそろそろ、このへんで。

本日は、アトリエナルセの春夏もの第何弾になるのかもうちょっと忘れてしまったけれど、お昼頃から新作アップの日。
季節にそった服を、と、順番に販売しているのだけど、ほんとうにそろそろこんな感じのが着たくなる季節だな、というラインナップ。(そんなにたくさんはありません)
そして、お問い合わせも多かったムーン刺繍のリネンストールもやっとこさ再入荷。
おでかけしている方も多いかと思いますが、よかったらのぞいてくださいませ。12時〜オープンです。





2014.04.18歳をとる

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これは、展示会資料用の撮影。
ホームページを作ってくれている中島さんにいつもカメラマンを頼む。
あいかわらず私は、着用モデルとしてとっかえひっかえ、自分のデザインした服を着る。
最近、歳のせいか、はたまた努力不足か、顔のたるみが目立つようになってきているので、カメラの前に立つのがちょっと嫌である。
なかなか男前の中島さんに「ちょっとあごが・・(二重あごになってます)」なんて言われると、なんとかしないとなあ。と、思うのである。

なんとかしないと、ということで、ベロ回し運動というのをやるようにしている。すごいへんな顔になるし、回しにくいので痛いし、めんどうくさいのだけど、たぶん、多少努力をしなくてはいけない歳になってきているらしい。今まで使ってきたスキンケアも、見直す時期みたいで、ここ1年程肌が乾燥がひどい。乾燥するとにきびなどの吹き出物ができやすくなるみたいで、肌トラブルに悩んでいる。
なんとなく、それでも引越しが終わるまで自分の肌の調子まで、目がいかなかったのだけど、落ち着いてきたせいか、はたまた新築の鏡はしっかりとうつるせいか、余計に気になるようになってきて、ここ数日は合間をみては肌にいいものとはなんぞや。ということを、調べたりしている。
まだ試して数日なので、なんとも言えないけれど、オーガニック系のスキンケアに切り替えている。今はお試しセットで試し中。モデルの香菜子さんという方の本で紹介されていたマルティナのコスメライン。
別のなにかの本で読んだのだけど、クレンジングをミルク系のものに替えることから始めてみるといいらしい。
あとは、とりあえずベロ回し運動だな。
来週、35歳になるので、ほんとうにそろそろ、きちんとしていかなくてはすごいスピードで老けていきそうである。こわいよー

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とはいえ、すてきに歳を重ねた女性は、憧れる。
優しさと、聡明さと、強さと、人生を自分なりに楽しく活き活きとしている女性の本を読むのが好きである。
歳をとるのが楽しみになるなあというような本が、最近よくでていて、いい時代になったなあ。と思う。こんなふうな女性が増えてきているのは、戦争がない時代だからこそ。というのは、わたしの大好きな女優でもあり作家でもある、沢村貞子さんが言っていた言葉。
昔、ヨーロッパの老人はなんておしゃれで素敵なんだろう。と、思ったものだけど、今の日本もおしゃれな老人が増えてきているなあ。と(老人なんていうと失礼なくらい)思う。平和だからこそ、女性はきれいなのである。
憲法9条を変える動きが高まっているけれど、あんなすばらしい憲法を変えようとしている日本政府のセンスのなさに、憤りをおぼえる。

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こんな可愛い子の将来もまた、平和でありますように。

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ほんとにね。









2014.04.14最近のつれづれ

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猫は、きもちいい場所をみつけるのが得意。
ちょうどいい、ひなたにいる。

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パソコン仕事をしていたら、大体ひざの上で寝にくる。
椅子のひじ当ては、イチローのほうが活用している。

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ようやく、庭に木を植えた。
初めての我が家の木は、「ドウダンツツジ」という木。ちゃんと大きく成長してくれるかな。
もうひとつは、オリーブ。
穴を掘って、腐葉土を混ぜて植える。ただこれだけのことなのに、掘ってみると、岩や石がゴロゴロでてきてなかなか、一苦労。だんなはんの後ろにあるくらい大きな岩もでてきた。山の土地はこんなふうらしい。

でも、木が一本植わっただけで、こんなにも景色がかわるのか〜と思うくらい、緑があると全然ちがう。
だんなはんもわたしも俄然、楽しくなってしまって、もっと植えたい!植えたい!という気分に。
でも、まずは土おこしから。
宝塚は、ちょっと車で走ると山本地域は園芸店が多いので、植物を買う場所にはこまらない。大きな木も、ある程度の金額のものは、無料で配達してくれる。ひまをみつけては、通ってしまいそう。

とはいえ、その暇がなかなか今はつくるのがむずかしい。
4月は、つぎの秋冬の展示会があって、今はその準備に追われ中。木を植えた日は、展示会サンプルが到着する待ちの時間がぽかっとできたので、その隙に。木を1本植え終わったら、サンプルが到着。
まだお見せできないけれど、とてもいい出来!だんなはんも私も手を叩いてよろこぶ。
大人のおしゃれは、自由でいいな!というような服。


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おとなりさんに、もらったお花。
ほかにも水仙やチューリップ。
朝、ごみを捨てるときに会って「お花、いる?」と言われて「欲しい!」と言ったら、持ってきてくれた。うれしい〜

ご近所さんとは、いつもわたしよりも先にだんなはんのほうがすぐに仲良くなる。
昨日なんかは、だんなはんめずらしく洗車しているなあ。と思ったら、お向かいさんからケルヒャーを借りている。一度使ってみたかったらしく、お向かいさんが使っているのを見て、使い心地を聞いているうちに、貸してもらったらしい。
お向かいのおじさんは、いつもにこにこ優しそうな人である。


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日が長くなってきたので、保育園から帰ってきてから近所を3人で散歩。坂道が多いけど、山の景色がきれい。
すてきな家が多いので、家をみるのも楽しみのひとつ。家を建ててからも、家のことが気になる。ガレージに置いてある道具なんかを見て、この家の人と仲良くなってみたい。と、思ったりする。

と、そろそろ朝の準備をしなくては。
さいきんは、朝5時に起きて6時半頃までがわたしの自由時間。




2014.04.08子育て日記・続

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これは、最近のハヤオのお気に入りの絵本。
毎晩、寝る前は本を自分でえらび、わたしかだんなはんが読んで寝る。
わたしは、こびと観察入門になると98%寝てしまうので、こびとの本は、ハヤオが自分で持って自分でページをめくってこびとの名前なんかを言って勝手に寝ているらしい。わたしのほうが先に寝てしまうので、どんなふうに寝ているのかあまり知らない。
「えきのひ」は、だんなはんが見つけてきた絵本で、わたしたちはこの作家さんが大好きである。
加藤久仁生さん。多分、同世代くらいの方だったと思うのけど、自分たちの時代にもこんなにもいい作家さんがいるというのがとても嬉しいし、表現がおしゃれで、感性もすてきで、郷愁感もあって、とてもいい。
「つみきのいえ」というアニメにもなった絵本が有名。
そんな方の本を、ハヤオが気に入って「よんで」と持ってくるのが、また嬉しい。

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おーなり由子さんも、家族そろって好きな作家さんのひとりで、わたしがもう特に大好きなのだけど、NHKのおかあさんと一緒でも、アニメを作っていてそれがまたすばらしい。ハヤオも大好きで「おうちに帰ろう」が流れていたとき、まだ赤ちゃんだったのだけど、真剣に見ていたことを思い出す。
「ハオハオ」は、ハヤオそっくり。と勝手に嬉しく思っていたなあー

おーなり由子さんは、好きすぎてファンレターまで送って返事をくださって、毎年年賀状を送ったら返事を返してくださって、ハヤオの出産祝いまで贈っていただいた。ということがあって、興奮しながら、以前ある日のハナシでも書いたことがあったのだけど、それくらい好きな作家さんで、高校生くらいからのファンである。
おーなりさんの作品で好きなのは、子供目線のはなし。こんなことあったなあ。と子供時代の記憶がするすると思い出されて、ノスタルジックな気持ちにさせられて、そしてそれがもう過ぎてずいぶん遠いところにあるということが、どこか寂しいのだけど、でも自分も子供だった。と思うことが嬉しいのである。
そして、子育てする上でこの気持ちはとても大事だなあ。と、最近よく思う。

自分の子供にも、いい子供時代を。と、つい思いすぎて、自然の多いところへ、とか、おもちゃは木のおもちゃが。とか、思ったときもあったけれど、振り返って思うのは、そういうことじゃないのだなあ、とも思うもので、多分、育つ場所はどんなところでもいいのである。どんな場所でも子供は、子供だけの世界をちゃんと見ているものである。

最近思うのは、親の知らない子供の世界というものが、とても大事なように思ったりする。
まだ3歳だから、ひとりで外にいかせるのは心配だけど、自分が子供の頃の記憶では4歳になるともうひとりで散歩したりしていたなあ。と思うのである。
親目線から考えると、まだまだ恐くてそんなことができないのだけど、子供の私からみたら、全然大丈夫だったのである。車にもちゃんと気をつけて道の端を歩いていたし、散歩コースは決まっていて、自分が入る予定の保育園まで行って近所のひとつ上のお姉ちゃんのクラスを窓越しに見て、神社をとおって帰るのである。
溝づたいに帰ったこともあるし、神社の木には蛇がいたこともあった。

自分の親が、知ってそんなふうにさせていたというよりも、近所の子も含め、みんなそんなふうだったように思う。
今と昔と何がそんなに変わったか、と考えると、意外とそんなに変わっていないことのほうが多い。
車だって当時もあぶなかったし、へんな人だっていたし、ご近所づきあいだって、今だってあるところはある。
子供はちゃんと道も覚えていて、普段お母さんと散歩をよくする道や、保育園までの道や。いっぱい、親と一緒に散歩したりして自分の住んでいるところを、覚えていって、自分の世界を少しずつ広げていくのだろうなあ。
と、考えると、山の上の家に引越してから車ばかりである。これはいけないね。もっと近所を一緒に散策しなくては。

親になって、いろいろと自分なりの子育て方法を考えながらも、実行できたりできなかったり、反省することも多く、なにが正解なのかよくわからないなあと思うことが多いのだけど、友達の意見や周りの人の意見や、いろいろと聞きながら、いろいろと軌道修正したりなんかするのだけど、やっぱり基本は自分の子供時代を振り返ってみるのが一番すんなりと入るもので、自分の親も全部がよかったわけではないと思うのだけど、でもよかった部分がなんだったのかを、よく考えるようになった。
うちは5人兄弟で多かったので、親の目がみんなに行き渡っていなかったのが、かえってよかったことが多かったように思う。
でも、母の優しかった顔や父が子供のように一緒に遊んでくれたことが、子供時代の安心感であり、そこを基本に自分だけの世界もあった。子供にとって、親が安心できる場所だったらそれだけでいいのかなあ。とも、思う。

とはいえ、親の目線からしたらやることはいっぱいあるものである。
食事はちゃんと食べさせなくてはいけない。ちゃんと睡眠をとらせなくてはいけない。お菓子はある程度セーブしないといけない。そろそろおむつを取ってあげなくてはいけない。(笑)TVやYouTubeを見させすぎてはいけない。自分で歯磨きできるように、自分で服を着ることができるように、なんだかいろいろと自立の手助けをしてあげなくてはいけないのである。
勝手にできるようになっていったわけじゃないんだなあ。と、しみじみ思う。意外とたいへんだぞー

そういえば、子供時代、1年ほどTVがなかった時代がある。
母が、テレビばかり見る子供たちが嫌でテレビを粗大ゴミに捨ててしまったのである。これには、子供からしたらたいそう参ったものだったけれど、今から思うとよかったことも多かったなあ。とも思う。
あの時の母の気持ちもわかるけれど、そこまで極端なことも、自分にはできないなあ。とも思う。

いろいろ思う、子育て論。




2014.04.03春がきた

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宝塚は、桜が見頃!
裏山の桜も、満開。
長野から兄家族がやってきたので、朝早く起きてみんなで裏山に桜をみに散歩。

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陽光桜という桜と、ソメイヨシノと。春はいいなあ〜
ひさしぶりの一太はもう3年生。妹のにこちゃんは、2歳。一太は、ハヤオとたくさん遊んでくれた。優しい兄ちゃんに成長。
兄の奥さんの洋美さんとも久しぶりに会えて嬉しかった。いい母ちゃんなのである。

みんなが帰って翌日は、4月販売の商品の出荷作業。
取扱い店舗さんには、早いところでは明日、明後日頃から並ぶのでは。毎シーズン好評いただいているサロペットパンツや今期デニムでも販売したオーガニックコットン混のペックトップパンツや。ほかにも、スモックやワンピースなどの新作も。
オンラインショップでは、4月中頃に販売予定。

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さてさて、今期たいへん好評いただいてあっという間に完売してしまった、リネンストライプのワンピース。
こちらを受注生産することに決定。ちょっと遅くなってしまいましたが、入荷時期は6月初旬〜中頃。
4/8(火)までの受注期間になります。欲しかった!と思ってくださっていた方はこの機会にどうぞ〜。オンラインショップ


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リンネルのムック「ふつうのおしゃれ」でも紹介したので、これをみてご注文くださる方が多かったみたい。

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さて、これはなんでしょう。
正解は、我が家の庭であります。
長野から来た兄が、「全然緑がないな」とつぶやいたのだけど、そうなのである。手つかずの庭である。
ほんとうは、やりたくてやりたくてうずうずしているのだけど、やり始めるときっと仕事が手つかずになるにきまっている。と、自分を抑えられないような気がして、なんだかこわくて手がだせないでいる。
でも、ほんとうはここに木を植えて〜、花を植えて〜、ミニトマトとかも育てて〜、というようなことをしてみたいのである。
ただ、全然ガーデニングの知識がないので、まずはおしゃれな花屋の友達に電話してとりあえず来てくれ。アドバイスをくれ。と言ったのだけど、売れっ子なのでなかなか来てくれない。
自分の力でちょっとは勉強したほうがよさそうである。
というわけで、ガーデニングの本やらガーデニングをやっている方のブログやらを見て、自分でもできそうな感じのことを検索中。
はやくこの味気ない庭を、緑で覆いたいのである。仕事をほっぽりだして、没頭したい。
まずは、絶対植えたいと思っていた金木犀と、紫陽花から。あとは、少しずつ土を耕しつつちまちまをやっていこうではないか。と、かなり前から思ってはいる。
スポタネ(おしゃれな花屋)はよ来てくれへんかな〜


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こちらは、アトリエ。
家の中はなんとかそれらしくまとまってきた。
ほとんど、今まで使っていたものがはまったので、あまり買い足さずにすんだ。
アトリエは広くなったので、作業がしやすい。ほとんど毎日ある出荷作業でだんなはんとぶつかることなく、できることになってとてもやりやすい。
前の家では、大量の出荷作業の日は、お互いをまたぎながらやっていたなあ。それはそれでいい思い出だけど。


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今朝の朝焼け。5時半頃。
これが見たくて、早く起きてみる。

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部屋の中がオレンジ色に染まる。
何度みても、感動ものである。

一生感動するかな。




2014.03.24ご縁やね

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新婚旅行に一緒にいった友人家族の家は、新居から歩いて5分。
ご縁だなあと思うのだけど、あらためて考えてみるとなんだかやっぱりすごいなあと思ったりする。
長屋家(友人家族)とは、まだみんな独身の頃に知り合って、だんなはんと結婚したのもこの長屋夫婦(当時はカップル)とのご縁からで、わたしたちが結婚したと同時くらいに大阪の谷町6丁目でみんなご近所だったのに、長屋夫婦は名古屋に転勤になり、名古屋へ遊びにいったり関西で会ったり、その間に新婚旅行に2組で北欧へ行ったりなんかして、親しくつきあってきたのだけど、その後長屋家は東京へ転勤になり、子供も生まれ、そして第二子を授かり、そして震災があり、関西へ戻ってきたのだった。
関西へ戻ってくるときに、わたしたちは宝塚に住め〜!と言い続け、そしたらほんとうに宝塚で家を借りて、住むようになったのだけど、同じ宝塚とはいえ、車で15分くらいのところで、しかもお互い育児や仕事に追われ、近いのにそこまで頻繁に会うわけでもなく、という関係だったのである。

そして、わたしたちが前の家を出なくてはいけなくなり、土地探しをしていた頃、なんだかいろいろあって、いろいろあって、今の土地に辿りついたのだけど、長屋家が近いなあとは思っていたものの、近いからこの土地に決めたわけでもなく、たまたまそうなったという土地で、でも、歩いて5分の距離のところに今は住むことになっている。

歩いて5分になると、やっぱりぐんと距離が近づくもので、子供と散歩がてら寄ってくれたり、お休みになると長屋家はなにしてるのかしら。というふうになり、一緒にどっか行こうかというふうになったり、昼ごはん一緒にたべる?ということになったり、谷町6丁目でみんなで鍋を囲んでいたときみたいな感じになって、懐かしいなあ。という感じになっている。

写真は、かなえちゃん(長屋嫁)が撮ってくれたもの。
この日、IKEAで買ってきた子供用の組み立てのキッチンを工作得意の淳ちゃん(長屋夫)が作ってくれて、ふらりと散歩にきただけなのに、ずいぶん長く引き止めてしまった。でもおかげでにぎやかで楽しい週末になった。
部屋は3人のやんちゃ坊主たちで、めちゃくちゃになったけど〜

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子供がいると、おしゃれな家にはなりまへん。

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かくれももじりに、似ている。

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3連休中は、夜更かししたり遅く起きたり、親も子ものんびり過ごす。
この夜更かしや遅く起きることができる、お休みは子供が保育園にいくようになってから。おかげで週末が楽しみなんだよなあー

今日から保育園は、教室がかわって3歳児クラスに進級。(進級って)
まだおむつも取れてないし、言葉もまだまだ遅いのだけど、歌はよくうたうようになってきた。
今は、登園中の車の中で聴く「ピタゴラスイッチ(NHK)」のCDの「スーのうた」や「こたつたこ」なんかを歌っているのだけど、なかなか上手になってきたぞ。間奏もうたうからおもしろい。
そろそろ、語意爆発、くるか?というところ。
でも、毎朝第一声は「もも、じり」。

さてさて、先日販売スタートした、はるなつのふくで完売していたタックブラウスのホワイト2着だけ、再入荷しました。
お問い合わせも多かったアイテムなのですが、今回の入荷で最後になります。
なんだかありがたいことに、あっという間に完売してしまって、欲しかった!とおっしゃってくださる声も多く、なんだか申し訳ない気持ちにもなったりしています。
でも、一生懸命というか、楽しくというか、考えたデザインをいい!と言ってくださっているようで、とてもとても嬉しいなあと思います。そして、私も今期の服、商品になるのがとても楽しみだったので、着るのが楽しみであります。

4月も、また新しい服がでるので、どうぞおたのしみに。