20240425 | atelier naruse

the an

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2024.04.25

20240425

 さきほどから私の耳元でずっと誰かが何かを歌っている。耳をすませば、この声は、嗚呼、森田童子。「はぁ、るぅのぉ~」。

 そんなわけで、私、ミスをやらかしました。こちら “the an” にて23日の夜にはじまりました新作のお披露目。私、そのうち数点の価格設定で「税抜」価格を打ち込むべき箇所に「税込」価格を打ち込んでいたようでございます。つまり、定価よりも高額な請求をしてしまっていたということになります。

 該当されてしまったみなさんには、すでにメールや Instagram でも謝意はお伝えさせていただいているのですけれども、もう一度この場も借りて、改めてお詫び申し上げます。本当にごめんなさい。すみませんでしたっ🙇!

 いえね、こんなふうに反省ばかりしていると「誰かからすんごい怒られたの?」なんて思われてしまうかもしれませんが、ありがたいことに、そのような方は一人もいらっしゃいませんし、同様のミスを犯してしまったことはもちろんこれまでにもありました。でも、このミスはしっかり次に活かさないとなあと、今回は本当に反省いたしましたね。

 ここのところの自分を色々と振り返ってみますと、今回のミスの原因はおそらく、いや、確実に、自身の体調管理不足による集中力不足。こんなことを書くのは「はい、出た。“ぼく、休んでません” 自慢がでましたよぉ~」だよなぁ、なんて自分でも思いますけれども、そういったことでは決してなく、この年齢で自身の体調管理不足なんて責任感がないのと同じじゃねぇか、とただいま身に沁みて、心に染みて感じてしまっている次第でございます。

 私の仕事は、たとえば、スポーツ選手やミュージシャンのように、もしくは接客のお仕事のように、身体を使ったライブパフォーマーではありませんので、多少寝不足だろうが、調子が悪かろうが、いざとなればゴリ押しでなんとかなる、ごまかすことができる、という側面があります。それは前職の編集・ライター時代から顕著だったことで、それでも当時は若さも手伝って意外と難なく乗り越えることができた。むしろ、ぶっ倒れる一歩手前くらいの方が集中力が上がったとか、そういったことすらあった気がします。そうして、そういうある意味での “怠惰” が私にはすっかり身についてしまっていたのですけれど、もうダメですね。誤解を恐れずに書きますと、今回は “これくらい” のミスで済みましたが、このまま行くとシャレにならないミスもいずれ起こしてしまいそうな予感がします。

 とはいえ、私の場合、やや極端なところがあるので、ややもすれば「健康のために死ねる💪 ©︎なかやまきんに君」、もしくは「もう無理はしないぞ。よし。全部やめる💪」となりかねません。それこそもう若くはないのだから、いい大人なのだから、大人のダンディーなバランス感覚で自身の体調管理をエレガントに推進してまいりたい。そう、強く心に誓った45歳、春の夜でございました。

 まぁ、気が付くの、遅すぎるわな。

◎【Today’s Memo】は平日の毎朝8時に更新。atelier naruse 代表・早川による、ちょっとしたエッセーのようなもの、です

atelier naruse

成瀬文子

What’s ‘the an’ ?

the an(ジ・アン)は、bokura co.,ltd. | atelier naruse の公式オンラインストアです。

the(定冠詞)と an(不定冠詞)を組み合わせたショップネーム。
an は【atelier naruse = a(atelier)n(naruse)】でもあります。

ご注文いただきました商品は、
わたしたち atelier naruse のスタッフが
ひとつひとつ検品をし、梱包をしてお届けいたします。
到着まで、たのしみにお待ちいただけましたらさいわいです。

atelier naruse スタッフ一同より

◎ atelier naruse のブランド公式サイトは下記アドレスよりご覧ください
https://atelier-naruse.com