2024.04.18
20240418
中2息子の音楽熱が止まらないご様子。現在は “ゆらゆら帝国” を中心に据えて、そのルーツを探っているようで、今は “四人囃子” や “ピンク・フロイド” が息子のスピーカーからよく流れております。
音楽にあまり詳しくない方にちょいと説明をすると、ゆらゆら帝国は90年代に活躍したバンド。四人囃子は70年代。ピンク・フロイドは60年代のイングランド出身バンド。そして、この3バンドに共通するのは、大きくはロックであること。もうすこし細分化すると、サイケデリック・ロック。もしくはプログレ(プログレッシブ)であること。
つまりは、好きな音楽の傾向が割とハッキリしていて、「中2でプログレか。渋いな」という感じです。
ちなみに、これらバンドのなかでいえば “ゆらゆら帝国” が私にとってはちょうど直撃の世代で当時は音源もよく聴いていましたが、私はもう少しロックの本流どころを趣味とする感じ、もっといえば完全なる雑食タイプですので、 “四人囃子” は知ってはいるけどまともに聴いたことはなかったし、 “ピンク・フロイド” も教養程度にCDは買ったけど聴き込むことはありませんでした。そういったことから息子の趣味は私の影響によるものではない、とも言えるわけですが。それでも息子は我が息子、ということで、彼が好きだという目線と耳で改めてそれらの音源を聴いてみると「あぁ、確かにかっこええわ」とも思うのです。ことほど左様に、息子に影響され、刺激され、触発されて「なんか負けてらんねぇ」とこっそり同じ音楽を聴いたり、反対に自分の趣味を改めて掘り下げてみたりするのが最近はとても楽しいわけでございます。
私、趣味の合う息子で大変ラッキーでございました。でもやっぱ、なんか負けてらんねぇ。
◎【Today’s Memo】は平日の毎朝8時に更新。atelier naruse 代表・早川による、ちょっとしたエッセーのようなもの、です