20240219 | atelier naruse

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2024.02.19

20240219

 先日、祖母の法事のため、私が生まれた町でありますところの三重県伊勢市に一時帰郷しました。思いのほか移動がスムーズにできてしまい、法事の開始時間の2時間前、午前中の9時には現地到着をしてしまいました。そうすると、我が家が行くところはただひとつ。レッツ・ゴー『コメダ珈琲』。

 みなさんは『コメダ珈琲』をご存知でしょうか。『コメダ珈琲』は名古屋に本社を置き、現在では全国展開されるようになった喫茶店チェーン。きっとご存知の方が多いかと思いますが、我が故郷、伊勢に上陸したのは同社がフランチャイズ展開をはじめてから割と早い時期だったはず。それでも私は大学で伊勢を離れてからの上陸だったと記憶していますので、昔馴染みというわけではないですが、帰郷するたび、なんとなく入ってしまうお店です。

 その特徴は、地域によって差があると思われるものの、肩肘張らない純喫茶風に統一されたどこか懐かしい落ち着いた店内。しかしながら、チェーン店ならではの空間のゆとりとスタッフ配置が入店におけるハードルの低さをもたらしており、多くの人見知り現代人には優しいところも魅力的。なにより、リーズナブルな価格設定と喫茶店らしいメニュー内容。はたまた、メニュー表に掲載されている写真よりも実物の方がボリューミーというサービス精神。老若男女が文句を言えない、甘いものは甘い、苦いものは苦い、よい意味でのザ・喫茶店な大づくりな味わいも◎。そして、さらに特筆すべきは開店から11時までの時間に行われる、ドリンクを頼むとパンにちょっとしたトッピングまでがついてくる “名古屋の喫茶店で迎える朝” 、その文化をそのまま踏襲したモーニング・サービス。

 もしも近所にコメダがあったなら、QOL (クオリティー・オブ・ライフ)爆上がり。かつて、「おれは、こんなオシャレな店はほんとうはいやなんだ・・・」とカフェでしくしく泣いた幼少期の息子も納得した、ザ・喫茶店チェーンであります。

 まだ夜が明ける前に出発をして寝ぼけ眼だった我が家が、なんの躊躇も相談もなくコメダへと足を向けたあの日、求めていたのは他でもない。そんなモーニング・サービスの朝でした。

 ・・・あ、この続きに事件を求められていたら申し訳ありません。あの日、そんな我が家がコメダで何かの事件に遭遇したというわけではありません。ただ、私は、あの日、ボーッとする頭で食べた、モーニングサービスで付いてきた、ゆで卵。別料金を払ってもうひとつ追加をしたゆで卵。その味が忘れられず、あれから毎朝、私はゆで卵を食べているのです。そのおかげでしょうか。なんとなく肌がプルプルしてます。

 ですから、私が本日みなさまにお伝えしたいことはただひとつ。ゆで卵はおいしいよ。ということでした。ありがとうございました。板東英二でした🥚。

◎【Today’s Memo】は平日の毎朝8時に更新。atelier naruse 代表・早川による、ちょっとしたエッセーのようなもの、です

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成瀬文子

What’s ‘the an’ ?

the an(ジ・アン)は、bokura co.,ltd. | atelier naruse の公式オンラインストアです。

the(定冠詞)と an(不定冠詞)を組み合わせたショップネーム。
an は【atelier naruse = a(atelier)n(naruse)】でもあります。

ご注文いただきました商品は、
わたしたち atelier naruse のスタッフが
ひとつひとつ検品をし、梱包をしてお届けいたします。
到着まで、たのしみにお待ちいただけましたらさいわいです。

atelier naruse スタッフ一同より

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