息子ちん、39.1°の発熱。インフルエンザプチョヘンザB。たぶん。

　あ。たぶん、という理由は、月曜日の深夜に発熱をしまして、午前中に病院へと行ったのですが、調べるタイミングが早かったからか検査では陰性。しかしながら、同タイミングで学校からの通知で息子のクラスがインフルエンザで学級閉鎖になった旨の連絡が来たからであります。

　はたまた、その連絡では「インフルエンザのAなのかBなのか」の記述はありませんでしたが、おそらくは  B。それは、昨秋に息子のクラス、ひいては息子の通う中学校でインフルエンザAの大流行がありまして、息子もそこで A に罹患したため、であります。稀に1シーズンでインフルエンザAに２度罹患、という話も聞いたり聞かなかったりしますが、まぁ、巷の噂なんかも集めてみますと、おそらくは B だと思われます。

　そんなわけで。件の昨秋インフルエンザは私も成瀬文子さんも上手く避けることができましたが、今回はどうなりますことやら。私、家族の誰かが病気にかかると（そういえば、おれもなんとなく・・・）といった具合の想像病になりやすいため、今もなんだか耳たぶのあたりがポーッとしている感じです。たとえば、あれはまだ息子が成瀬文子さんのお腹にいるとき。私は成瀬さんがつわりでオエオエと苦しまれている隣でなぜか一緒にオエオエしていた類いの人間です。迷惑ですね。

　それはさておき。今回の我が家のように家族や同居人の方がたとえばインフルエンザにかかったとして、みなさんはその家族や同居人の方と完全隔離した生活をすることができますでしょうか。私、あんまり上手に隔離することができません。いや、なんというのでしょうか。「家族を隔離するなんてかわいそうっ」というようなことでもなくですね。私の中では「ウイルス？ 菌？ そんなもん、どこにあるいうんじゃい。ワシには見えんのう。そんなことより、おめえ旨そうなうどんを食うちょるじゃねーか。ワシにもちょいとくれい」といったような、お米を炊かずにそのままバリバリ食べちゃうような、ちょっとガサツな謎のワイルドキャラが私の中にムクムクと芽生えてくるために、いつもよりも距離感が近なっちゃうという癖のようなものがあるのですが、お分かりになる方はいらっしゃいますでしょうか。ある種の「俺、昔はワルだったからさ」的な感じなんですかねぇ、アレ。

　さりとて、現代人としてのウイルス学はコロナでも散々学びましたので無碍に近づいて本当にうつっちゃえばそれこそ家族にもお仕事にも迷惑がかかることくらい充分わかっておりますので、その辺の癖の発動は自粛してますけど、本当はしんどそうな息子のベッドに入り込んで「我が息子よ、なんちゅう情けねぇ顔をしとるんじゃ。ええか。ワシの熱でその熱を打ち消しちゃるわい！ （ガシッ）ガハハハハ！」としたい衝動を今も抑えております。

　みなさんも、インフル・コロナがまた流行しているようですので、お気をつけくださいね。もしも熱が出てしまったら、高温の風呂に1時間浸かっとけ。そしたら治るわい。ガハハハハ！（←※決してマネはしないでください）。

◎【Today’s Memo】は平日の毎朝8時に更新。atelier naruse 代表・早川による、ちょっとしたエッセーのようなもの、です