2023.12.05
20231205
知っている人は知っている。知っている人はまったく知らない。そりゃ、そうだ。こんにちは。山田二郎こと、私、早川卓馬は、只今、サカナクションの山口一郎を追いかけております。サカナクションの音楽はこれまでもそれなりに好きで聴くことはありましたが、そこでボーカル、作詞作曲を手掛ける山口一郎のことはほとんど知らず、あくまでもバンドとしての認知にとどまっておりました。
しかし。あれは、3ヶ月ほど前になるのでしょうか。その日に洗面台の前で仕上がった髪型がなんとなく山口一郎に似ていて、「ふふ、おもろ。どれどれ」とこれまであまり知らなかった山口一郎という人物を興味本位で調べてみると、なんと。同じ身長。低身長、好印象。年齢も2歳差。だからどやさ。デビューは、atelier naruse と同じ2007年。どこと比べてんねん。「はぁー。こりゃあ、いい!」と、何がいいのか分かりませんが、サカナクションではなく、山口一郎という人物を私なりに掘り起こしてみることにしたのです。
すると、私の勘が当たったということでよいのでしょうか。彼がこれまで残してきた数々の足跡と言動は仕事をしていくにあたって大変参考になるものが多く、また、同世代ならではの共感もでき、さらにはここのところ私が秘密裏に進行しているとあるプランと彼のセンスが合致する点もあったりして、たいへん勉強になっているのです。そうなってきますと、当然、彼が所属するサカナクションというバンドにも改めて興味が湧いてまいりますので、私、生まれて初めてファンクラブなるものにも入会してみました。
ついでに。彼は主に YouTube(山口一郎の個人チャンネル) での LIVE配信 を不定期で行なっているのですが、同チャンネルでは “メンバー” というものがあります。これは、過去の LIVE配信アーカイブ を観ることができるというもので月400円。観たことがないものがきっとたくさんあるだろうということで、12月3日。こちらが更新されている2日前、日曜日の夜に行われた LIVE配信 の際に、件のチャンネルメンバーにふと登録してみたのです。
すると、そんな登録からしばらく経った配信中の出来事でした。「・・・早川卓馬さん、メンバー登録ありがとう」と山口一郎。「え? え! キャーッ❤️」と自分でも思いがけない黄色い悲鳴を上げる私。「よかったねー」とやさしく微笑む奥さま。「なになになにー? ・・・なんや、なんか怖っ」とジャンボリーミッキーを躍る45歳の父を見て怯える息子。
私、自分の名前を呼ばれることがこんなにもうれしいとは思いませんでした。私、『TOKI☆MEKI・エモーション』という曲をつくってしまうところでした。
みなさん。私は、気になる人がいればとりあえず真似をしてみるというタチです。成瀬文子さんの Instagram など、時折映り込む私の姿にどことなく山口一郎を感じる機会が多くなるかもしれませんし、それはちょっと心がキュッとなる恥ずかしい瞬間かもしれませんが、私、今は、早川卓馬という名前を捨てて山田二郎として生きています。しばらくは我慢していただけましたら幸いです。
◎【Today’s Memo】は平日の毎朝8時に更新。atelier naruse 代表・早川による、ちょっとしたエッセーのようなもの、です