2023.11.15
20231115
日常がそうだという方がほとんどかもしれないのですが。すくなくとも。私にとってはほとんど深夜の朝6:30に起床し、撮影スタジオのある神戸へ出発。くわしいことは期日が迫りましたらお知らせすることと思いますが、大変すばらしい写真を撮影していただきました。みなさんにも早くご覧いただきたい。なんなら、日本中の方にご覧いただきたい。そんな写真たちが神戸の地で爆誕しておりますので、ぜひとも、たのしみにしていただければなあと思います。
こんなことを自分で書くのもなんなのですが。私たちのようなアパレルメーカーのいわゆる ECサイト における写真のクオリティーは、メーカーの大小に関わらず、現在の atelier naruse は、おそらく国内ではトップレベルです。と、思っています。
特に『the an』のようなオンラインストアは、サクサクと見ることができることを前提に画像の解像度はすこし低めに設定するのが通常なのですが、実は『the an』はちょっとだけ重い設定にしています。つまり、解像度が高い。ですから、スマホなどで閲覧する際、指2本でギュイーンと拡大するやつも、相当細かいところまで鮮明に見ることができるかと思います。ということは。粗が隠せない。ということは。細かいところまでぜひご覧あーれーという環境で勝負しているとも言えます。あら、強気ね。
これは、私たちは直営の実店舗を持っていませんので、たとえば取扱店さんがないエリアにお住まいの方など、実物を触ることができない、見たことがないままオンラインストアで洋服たちを検討していただく方もたくさんいらっしゃいます。ですから、その質感や風合いができる限り実物を触ったときと遜色がないようにしたいなぁ、というところからここまで来ているのですが、本日(14日)の撮影会を体験しても(おぉ、すごいレベル)と心の底から感動しますし、はぁ、ありがてえなぁと心の底から思います。
何より、成瀬文子さんはじめ、スタッフのみんなや、そこに関わってくださっているみなさんの力が結集されてつくりあげた洋服たちですから、なんというのでしょう、我が子のかわいい瞬間をすこしでもたくさん、きれいに残したい、という気持ちにとってもよく似た心境もありまして、いい写真に収まった洋服たちを見るとじんわりとします。そのはじまりを生みだすデザイナーという仕事に就く成瀬さんなどは、まさにそんな感じ、母親のような気持ちになっていることと思います。
ことほどさように。
なんだか熱い感じの文章を書いてしまっているのは、私のパワーゲージがほぼなくなりかけており、青春時代の深夜のラブレター状態になっているからでございます。でも、いいのです。1日で消えちゃうので。こういうときにこそ、1日限定の公開はよいのでございます。
さぁ、Let’s listen. 槇原敬之『LOVE LETTER』。
◎【Today’s Memo】は平日の毎朝8時に更新。atelier naruse 代表・早川による、ちょっとしたエッセーのようなもの、です