2023.08.24
20230824
そういえば。東京へ行った際、お子たちが4人いる義弟宅で1泊させていただきまして。その際、上から2番目、次女、成瀬文子さんの幼少期の生き写しと親族内では話題のピカリン(完全仮名)小4が、私にこんなことを言ってくれたのです。
「👧たくちゃん(私、早川のことです)はさ、自分のことをどう思ってるの」
「👨なによ、急に」
「👧たくちゃんはさ、おもしろいでしょ!」
「👨そうか? そんなにお前らにおもしろいことしてるか?」
「👧なんで? こんなにおもしろいのに?」
「👨あら、なんかうれしいわ。ありがとうよ」
・・・ね。かわいいでしょ? こんなことを言ってくれるのです。そして、立て続けに彼女はこんなことを言いました。
「👧ねえねえ」
「👨なになに」
「👧もうそろそろさ、いいんじゃない?」
「👨ん? なんのことだ」
「👧えー。いつものアレ、やってよ!」
「👨いつものあれ?」
・・・はい。私、こういった際の勘は割にいい方だと思いますので、すぐにピンとくるし、すぐに相手の希望を叶えようと即行動に移すタイプなのですけれど、その時ばかりは本当のほんとうに心当たりがありませんでした。
「👧ほんとに言ってるの? アレだよ? たくちゃんといえば、アレだよ!」
「👨・・・ごめん。ほんまにわからんわ」
「👧もう! しょうがないなー!」
そう言って、ピカリンはすっくと立ち上がり、私の目の前で突然踊り狂いはじめました。彼女が踊っているのは『テツ and トモ』の『なんでだろう』。(両手を交差させて「🙅♂️」をつくったり、ほどいたりするアレのパートです)。ただ、ピカリンの前で私がそれを披露した覚えはまるでなく、コイツが今、私の目の前で全力で踊ってるのはまさに「なんでだろ~」でしたが、それでもピカリンは踊りながら(ほら、たくちゃんもご一緒に)という合図を送ってくるので、11歳と45歳の『ピカ and タク』は『なんでだろう』を一晩中踊り続けました。ピカリンは狂ったように「👧そうそう、それそれ~!!」と狂ったように笑い続けておりました。
以上、2023年、真夏の夜のほんとうにあった怖いハナシ、でした。
◎【Today’s Memo】は平日の毎朝8時に更新。atelier naruse 代表・早川による、ちょっとしたエッセーのようなもの、です