2023.07.18
20230718
3連休の初日は息子と『君たちはどう生きるか』の2回目を鑑賞。2日目は、家族と『森山直太朗』のコンサートで歓喜。私にしては珍しく連日お出かけをして家が恋しゅうなりましたので、連休最終日はおうちで。
ただし。今週の木曜日には我が家でとある取材を成瀬文子さんが受けさせていただくことになっております。しかも、私がそんなことを言うのもなんですが、「え? どうして文子(我が家)に?」というとても立派な媒体から依頼をいただいたものですから、ボーッとしているわけにはいきません。
そう。大掃除でございます。とはいえ、誰かが急に遊びにきたとして、特に散らかっているわけではないようには見えるだろう我が家の各部屋・各所ですが、目を凝らし、曇りなき眼(まなこ)で見てみると主に本の並びがめちゃくちゃです。たとえば、反戦を謳った書籍、その隣には骨盤を整える特集の雑誌があって、その隣にはDr.スランプアラレちゃんがあると思ったら、韓国料理の本がある、といった具合です。
そんなわけで、私は主に書籍をまとめることを中心に、目につく埃を掃除機で吸い取りながら、しばらく放置していたあちらこちらにある雑貨(息子のガチャガチャが多し)なども整理。ついでにちょこっとレイアウトも変えてみたりなんかして、なんとかかんとか撮影できるだろうカッコを整えてゆきました。
ちなみに。ありがたいことに我が家は時折雑誌などの取材依頼をいただくことがありますが、いわゆるスタイリッシュな、置いてあるものが全部おしゃれ、こだわりのある空間、といった類のお家ではございません。まあ、インテリアはそれなりに好きですが、整理整頓❤️、おしゃれなインテリア❤️、といった概念がまだ存在していないと思われる中1男子がいる家庭です。決してメディアに取り上げていただくようなレベルではないことは重々承知の助です。ですから、依頼をいただいた際は「あの、本当にそんな感じの家ではないっすよ」ということは必ずお伝えしていますが、それでも「大丈夫です🙆」と言っていただくということは、「あ、取材対象にお困りなのかな?」と思うことにしてありがたくお受けさせていただいている状況ですので、「なんでこの家がメディアに?」と思わないでください、という言い訳をさせていただきたいのと同時に、もしも “ええ感じ” に見えたら、それはカメラマンさんがスゲ~ということです。
あ。脱線。話を戻しますと、ことほどさように、私は取材・撮影に向けていわゆるパッと見の体裁をガンガン整えていったわけですが、そもそも取材は成瀬文子さんへの取材です。成瀬文子さんも当然ガンガン整理・掃除を進めているはずですが、ずっと目につくところにいない。ハッ! アイツ、まさか!
そうでした。成瀬文子さんは、こういうとき。“誰がそんなところを撮影するねんというところを掃除してしまう病” だったのでした。脱衣所のちょっとした引き出しの中の整理。トイレの裏側。換気扇の埃。なんかお医者さんから処方された薬の処分。まったく。「2023年:なんで今それやねんの変」です。
「だって、こういうときしかヤル気にならへんからさ(*´ー`*)」
いかがでしょう。奥さんに来た取材依頼なのにちょっとカッコをつけようと必死になる私。一方、取材という特別な機に乗じて普段の生活に重きを置いた行動をする成瀬文子さん。どう考えてみても、成瀬文子さんのほうが人として魅力的に感じます。
あ、そういうことか。だから、私には取材依頼がないんだね! あはははは🤣。あはははは😭。
こちらを読んでくださっている方のなかにメディア関連の方がいらっしゃいましたら、ぜひ、私への取材依頼をお待ちしています。テーマは「ボクはこうして森山直太朗の裏声を習得した」がオススメです。
◎【Today’s Memo】は平日の毎朝8時に更新。atelier naruse 代表・早川による、ちょっとしたエッセーのようなもの、です