2023.06.02
20230602
こちらが更新される6月2日。私たちが住む宝塚は(?)、宝塚も(?)、お昼前後から豪雨の予報です。みなさんのまちでは雨、いかがでしょう。ここのところの大雨が降る時間帯は、少なくともここいらでは夜から朝にかけてのことが多かったような気がしますので、日中、特にまっぴるまの大雨は久しぶりのような気がします。そうなりますと、息子は学校があるのかないのか。はたまた急遽お弁当が必要になるのかならないのか。読んでみてもなんだかよくわからない中学校のルールブックに従って、朝はいろいろとバタバタしそうです。あ、奥さま。私がお弁当を作るような雰囲気を出してすみません。ほんまに、すんません。どうぞ、よろしくお願いいたします。
ともあれ、被害が出ませんように。恵の雨になりますように。
そんなわけですが。話は打って変わって趣味のお話。
私、先日に2週連続で我が家へやってきた義父(画家)の「ストレス発散になるでぇ~」という提言に従って、先の日曜日から描きはじめた “絵”。いざ描きはじめてみると確かに筆で絵の具をキャンバスに塗りつけてゆく行為そのものはたしかにとても面白く、はたまた、適当に色を足してゆくだけでも、これまでに見てきたさまざまな絵画は「あぁ、こんなふうにして描いていたのかもなぁ」ということが実地で理解できてゆくようなところもあり、とっても興味深いのですが、なまじっか美術が好きなために自分の画力の低さに発散されるどころかどんどんと蓄積されてゆくストレス。
その過程でぼんやりと描かれてきた大変に気持ちの悪い絵はこちらの【Today’s Memo】でも先日にご紹介させていただいたとおりですが、念のために再掲させていただきますとこんな感じでした。
はい。なんなのでしょう。ただ、「完成したらお見せします♪」などと勝手に意気込んでしまった手前、その後もちょくちょく時間をとっては制作に勤しんでおりまして、そんな次なる段階をこれまたご紹介するとこんな感じでした。
はい。いかがでしょう。ヘタクソなくせに「いやあ、俺ってさ、ちょっとアートが好き、みたいなところがあってさぁ感」はしっかりと出ていて大変に恥ずかしい段階かと思います。また、写真には収めていませんが、ここから書き進めて行った際、絵の中の架空の人物がゆっくりと自分の母親に似てきた気がして「わしゃ、冬彦さんか! んーんーんー」となりましたので、思いきって方向転換をした結果がコチラになります。
はい。私、画力との闘争から逃走いたしました。いわゆる抽象画というジャンルは画力のなさを誤魔化すための手法ではもちろんございませんが、いかがでしょう。この、なんとなくの “それっぽさ”。いいですねえ。俄然、たのしくなってまいりました。何をするにも “それっぽさ” は自分のモチベーションを上げるために大変重要な要素であります。
まあ、“それっぽい” だけで “いい絵” だとはちっとも思いませんが、ひとまずこれはこれで「処女作、完成!」ということにして、私、これからも絵を趣味のひとつとして無邪気にたのしんでまいりたいと思います。
そんなわけですが。
この週末はお天気に予定していたスケジュールが左右される方も多いかと思います。が、その後は梅雨の晴れ間が、束の間、空に広がりそうでございます。できる限り荒天中はご無理をされませんように。ちょっと非日常な時間も含めて、いい時間を安全に過ごしてまいりましょうねー。
◎【Today’s Memo】は平日の毎朝8時に更新。atelier naruse 代表・早川による、ちょっとしたエッセーのようなもの、です