春らしい透きとおった青い空の下、息子の中学校入学式がぶじに終了。
父親である私はこの中学校入学に際し、なにやらあれこれと心配をしてしまっていたわけですが、なんということはない。ズラーッと並んだ約150名の若人たちを目の当たりにしたとき、そこには大人の余計な心配など入る隙間がないくらいの、はじき飛ばされちゃうくらいの、きらきらとした大きなアオハルオーラが満ちあふれていました。
私は、誰かのことを羨ましいと思うことはあまりありませんが、目の前にいる彼らや彼女らのフィルターを借りてのぞいた世界は、空の青はより青く、太陽の光はよりまぶしいものに感じ、そのことをとてもうらやましいと思いました。ですから、「一年生、起立!」と号令がかかったときに思わず保護者席から立ち上がろうとしてしまった私の思い上がりは、ぜひ、許していただきたい。
しかし。スーツを着る機会はまたしばらくなくなるなあ。私は日常でスーツを着用することのない生活を送っておりますので、今回の入学式くらいは少しとんがったくらいの、自分の可能性を模索するための面白スーツコーディネートで挑みたかったのですが、妻、子、スタッフというもっとも身近な方々からの必死の抵抗とバッシングに打ち勝つことができず、結局は卒業式と同じ無難なスーツ姿で参列することになりました。たったひとつ、足元だけは “石田純一スタイル” というちいさな抵抗をして。
世の中のすべての新一年生、心から、おめでとう。

◎【Today’s Memo】は平日の毎朝8時に更新。atelier naruse 代表・早川による、ちょっとしたエッセーのようなもの、です