今週の木曜日、息子は小学校の卒業式を迎えます。
そして、もうまもなく中学生になる息子にはここのところ母親からのランチミッションが課せられることが時折出て参りました。お休みの日や息子がお昼で学校から帰ってくるとき。母親がお昼時にお家にいない時には冷凍うどん(お鍋で解凍をするだけの簡単なもの)なんかを用意しておいて、自分で調理をして食べるように言っておく。ただ、その場に私がいるとき、なんでもやらせてみないとダメ、そう思っているのに、私はどうしても手を出してしまう(手伝ってしまう)ことが多い。
たとえば件の冷凍うどんを調理することくらいなんということはないことは分かっているのですが、(コイツは非力だからのう。ポイントはお鍋から器にうつす時だな)と思うとチラチラその様子を見ては(ほら、やってるわ)と「こうやってやるねん」とすぐに手を出してしまいます。
成瀬文子さんはそのあたり「失敗したほうがいい」というタイプだし、息子は息子で、ここのところそうやって手を出すと(ほっといてくれや)というオーラをやや発している気もするし、なんなら私自身も対外的には「失敗したらええねん」タイプだと認知されているように思いますが、意外とダメです。そしてこれは、息子が小さい頃からの私の悪いクセでもあります。
けれど、息子はもうすぐ中学生。自分の心の中のどこかにある(そんなに早く成長しないでくれー)という身勝手な想いからきている気もする “親のでしゃばり” は、いい加減、どこかにしまわないといけません。
もうすぐ、卒業式。私は普段スーツを着ませんので、着るとするなら6年前に卒園式と入学式のために買ったスーツか、15年前に買った結婚式のパーティーで着たスーツくらい。(体重も変わってないから体型も変わってないだろう)と思っていましたが、その頃の自分の写真と今の自分の写真を比べるとやっぱりどこかしら分厚くなっていて、(もしもピッチピチになっていたらどうしよう)と怖くて実はまだ着ていません。ピッチピチだったら我慢してそれを着て、おしりをプリプリさせながら式に参加します。人はそれを老い、だとか、退化と呼ぶのかもしれませんが、まあ、親も成長しております。
これからも時は流れて、息子はますます成長して、私の体型も変わっていって、色々、いろいろ変わっていって、それでも私のクセは変えることができずに、相変わらず同じようなことをずっと思ってる気もします。
春でんなあ。
◎【Today’s Memo】は平日の毎朝8時に更新。atelier naruse 代表・早川による、ちょっとしたエッセーのようなもの、です