息子が誕生日。12歳を迎えて、そろそろ思春期に突入なお年頃。(こいつは思春期とは縁がないパターンのタイプかな?)なんてぼんやりと思っていましたが、まあ、そんなことはなく、最近はそれなりの兆候もちらほら。です。
そんな息子が12歳ともなると、私の周りにいる息子よりはちょっと先輩にあたるガキンチョたち(なぜか男ばかり)も同時に年齢を重ね、ただいま思春期真っ只中、なメンズが増えてまいりました。その子たちが抱えている悩みや、親がその子に抱いている不安はそれぞれ。特に親のほうから聞く話はさも深刻そうなので、(おー。そんなに大変なのか)とその子たちと直接話をしてみたりしますが、自分がそうだった時期と照らし合わせてみても、それはやっぱりただの思春期だったりします。
私は男子の気持ちしかうまくわかりませんが、12歳から少なくとも18歳を迎えるくらいまでは、今振り返ってみても実に不安定な時期でした。自分がコントロールできないとはまさにあのことで、ひょろひょろのボディーでアメリカ製の高速芝刈り機を持たされているような気分だったような気がします。それだけに周りは「おー危ねえ。危ねえ」と怖がったりもするのですけれど、実のところ本人は周りが思うほど深刻でなかったりもしました。
なんだか尾崎豊みたいな世界観になってきた気もしますが、もちろんただの比喩でございます。
ともあれ。息子がこの世に生を受けて12年。当の本人に「12年前ってどうよ?」と聞くと「白亜紀と変わらん」とのことで、そうだよなあ、と思います。たしかにこの12年という月日の中で起こった出来事を指折り数えると随分と昔の話だということはわかりますが、息子が生まれた2011年1月22日。成瀬文子さんが「キターーーッ!」と織田裕二のように叫んだ夜のことは、ほんのちょっと前の出来事のようにも感じます。
これから息子と共に、我ら親も、次なるシーズンへ突入します。それはたぶん、親子ともども、ちょっとメンドクセー時代になるような気もしますが、私はそんな息子からこぼれ落ちた青春のかけらを「キラキラしてていいなー」と拾い、息子はそんな父親を「ダッセー」と踏み台にしてジャンプしていただければなあと思います。
そんなわけで。今週は全国的にとっても寒くなりそうですので、風邪をひかないように、シルエットが丸くなってもいいじゃない、2枚は多く着込んで、あたたかい一週間を過ごしてまいりたいと思います。
◎【Today’s Memo】は平日の毎朝8時に更新。atelier naruse 代表・早川による、ちょっとしたエッセーのようなもの、です