知らぬ間に発表されていた2022年の流行語大賞。今年の大賞は『村神様』。ほぉーーー。
・・・なんそれ!©︎ZAZY
えーと、選考委員特別賞。『青春って、すごく密なので』。へぇーーー。
・・・なんそれ!©︎ZAZY
というわけで。まったくピンとこなくなってしまった流行語大賞(と、ついでにレコード大賞)ですが、あれあれ。そんな流行語大賞の候補のひとつに『知らんけど』というワードがトップテン入りをしていますねえ。
『知らんけど』。みなさんは、ご存知でしょうか。関西人が口癖のように使っているとされる『知らんけど』が今年に入り全国的に流行。ということでのノミネートだそうですよ。
ここで、みなさんにもうひとつ質問です。みなさんは、2011年にPIE BOOKS (現在はPIE international)より刊行されました『かんさい絵ことば辞典』という書籍をご存知でしょうか。こちらの本は、「あっ! 見たことある!」と思われるに違いない大人気イラストレーター、ニシワキタダシさんによる関西弁をおもしろく解説した辞典風のとってもたのしい一冊ですが、私こと早川卓馬はここにコラムニストとして参加をしておりましてね。ええ。
途中、出版元が変更になったことから刷が変わったこともありまして、現在手に入るものはそれほどの数字ではないかもしれませんが、初版本から数えますとおそらく10刷はされているのではないかという、ちょっとしたベストセラー本です。知らんけど。あのAmazonでも1位になったくらいですから、相当です。知らんけど。
で。なにが言いたいのかと申しますと。書店で、図書館で、BOOK ◎FFで、見かけることがありましたら手に取っていただきたい。そして、「P186~P187」に掲載されているとあるコラムを読んでいただきたい。
・・・はい。いかがですか。「知らんけど」。この “知らんけど” についての名コラムが掲載されていますね。誰のコラムですか。はい。そうです。はーい。私が書いたコラムでぇーす。どうも。どうも。2022年流行語大賞、大賞ノミネート『知らんけど』。11年の年月を経てついにその姿を現した燃え上がる大炎、その火種はどこから? その火種は、私というマッチをこすってできたものであると、ここで言い切ってしまいましょう。知らんけど。
それなのに。
誰からも、どこからも、インタビューの依頼が来ませんよ。おーい。メディアの人ー。ここにマッチがあるよー。どぉーもぉーマッチでぇーす。
あれあれ。照れ屋さんなのかなぁ。大丈夫だよー。噛まないよー。もう一回言っちゃいましょう。どぅぉーもぉーマッチでぇーす。
あ、そうか。思えば。
Amazon1位のベストセラーになった一冊。その一端を担ったはずの私に、その後、コラムの依頼すら一件もなかったんでした。
もうすぐ、クリスマス。「サンタさんへ “人望” をください」。
◎【Today’s Memo】は平日の毎朝8時に更新。atelier naruse 代表・早川による、ちょっとしたエッセーのようなもの、です