本日は次シーズンの撮影のため、成瀬文子さんが TOKYO へ。昨晩から前乗りをしています。
それはそうとて。東京へ行った際の密かなたのしみ、少なくとも私の場合は、生放送のテレビ番組を見ること、です。
関東にお住まいの方は「は?」というところなのかもしれませんが、私のように地方に暮らしている者からしますと、(この番組は今、ここから電車でちょっと行った場所から放送されているのだっ!)、そう思うだけで、Romantic が止まりません。いささか不謹慎ではありますが、ちょっとした事件のニュースでさえも、必要以上にドキドキしてしまいます。『笑っていいとも!』を宿泊先のホテルで観たときなんぞ、その部屋はすでにスタジオアルタの観覧席でした。
とはいえ、私が住んでいる関西だって、いわゆるローカル番組はあるし、我が家から電車で20分ほどの大阪は、一応、日本で第2の都市。東京で観る東京発信の番組、我が家で見る関西ローカル番組、同じ感情になってもよいはずなのに、そうはならないんだなあ。
でも、あれかしら。たとえば、沖縄へ行ったとして、そこで聴く現地のラジオ番組ってなんだか新鮮、あの感じに似てるかしら。いや、でも、ちょっと違うなあ。
やっぱりいいなあ、東京。憧れるなあ、東京。永遠につづくかに見える街路樹のクリスマス・ネオン。きっと世間には許されない大人の恋をみんなしているんだわ。はぁ、石畳の道をすこし曲がった場所にある、こじんまりとした、けれどとても上品なブティックのショーウィンドウにディスプレイされている赤いワンピース。ワタシ、ずっと気になってるの。白馬に乗ったワタシの王子様はずっと迷子ね。プンスカプン。・・・え! 芸能人! ほら、あそこにも芸能人! んー、ダメダメ。芸能人にだってプライベートがあるのよ。こんなことでハシャいじゃダメダメ。・・・え? んあっー! 時透三郎やー(※実話)!
テレビの時代は終わり、東京と地方に大きな差はなくなったはずの2022年。それでも昭和生まれの私からすれば、やっぱり “TOKYO” には特別な何かを感じてしまうという、ひじょうにダサいお話でした。
それはそうとて part.2。改めまして、本日は朝から次シーズンコレクションの撮影。今回も新しい試みをいたしますので、(ワタシは TOKYO のザ・シティー・レイディー)という装いで街をカツカツと闊歩しながらも、ほんとうは(道、わからん。電車の線、わからん)と緊張しているはずの成瀬文子さんにみなさんの元気をほんのすこしだけお届けください。特大の元気玉にして返礼申し上げます。※注)攻撃するという意味ではございません
いい写真が撮れますように。
◎【Today’s Memo】は平日の毎朝8時に更新。atelier naruse 代表・早川による、ちょっとしたエッセーのようなもの、です