先日、同級生の友人と焚き火を囲みながら語らい合うという非常に粋な時間を過ごしまして。満点の星空の下、パチパチと爆ぜる火のあたたかさを感じながら彼が話したのは「最近さ、後輩の若い子と楽しく会話ができたと思ったのにさ、別れ際になると急に改まって深々と頭を下げられるのさ」というものでした。
つまり、自分としては年齢の壁を超えて、同じ目線、同じ姿勢で会話をしていたつもりなのに、彼ら、彼女らからすれば、自分はやっぱりガッツリ先輩、ガッツリおっさんだった、という内容ですね。
んー、そうか。友よ、それは、かなしいね。ちょっぴり、せつないね。
いいことなのか、悪いことなのか。それはわかりませんけれども、今のところ、私はそういった感じを若い方達との関係性において感じたことはまだあまりありません。
むしろ、私はワールドカップを観ていても、甲子園を観ていても、ピッチを走る選手に、グラウンドで汗を流す選手に、心のどこかで「お兄ちゃんたち、がんばれー!」と思っています。
んー、そうか。私よ、それは、もっとダメだね。ちょっぴり、キモイね。
さあ、あすからは師走です。あなたの周りの師匠が髪を振り乱しながら走っていたら「コラッ! 廊下は走っちゃダメ! 落ち着きなさい!」と目上の人でもちゃんと叱ってあげてください。師匠はきっと喜ぶはずです。
◎【Today’s Memo】は平日の毎朝8時に更新。atelier naruse 代表・早川(44歳)による、ちょっとしたエッセーのようなもの、です