私たちはオンラインストアを運営させていただいておりますが、以前から運営をする中でちょっとだけ不思議に思っていることがあります。それはたとえば、世の中にいる同じ苗字の早川さんが、まったく同じタイミング、ほぼ同時刻に私たちのオンラインストアで注文をしてくれることがある、という現象です。
22:00に「早川Aさん」から注文があると、22:01に「早川Bさん」からの注文が続く、といったようなことですね。もちろん、 “鈴木さん” や “佐藤さん” という日本にたくさんいらっしゃる苗字の方たちからの場合であればただの偶然ということも言えるでしょう。しかし、“御子柴さん” や “勅使河原さん” といった趣の苗字の方にこそ、この傾向は強い。
ちなみに、このAさん、Bさんに面識はないはずです。Aさん、Bさんは住む場所が違っても、同じブランドの同じオンラインストアの同じ注文ボタンを「せーの」でポチッ♪ とする仲良し兄弟姉妹、もしくは親子である可能性も完全に否定はできませんが、「Aさん、Bさんに面識はない」そのことを裏付ける根拠のひとつとして、この現象が苗字だけでなく、名前の場合にも起こる現象であるからです。
つまりは(私の名前は早川卓馬といいますけれども)、城ヶ崎卓馬さん、伊集院卓馬さんから同じタイミングで注文をいただく、ということもある、ということです。
私たちがSMAPで、何万人、何千人を収容する会場でのコンサートチケットを販売していたとするなら、同じような現象が起こる可能性は十分にあるでしょう。ただ、私たちは残念ながらSMAPではございません。加えてそれはアトリエナルセが立ち上がった頃、もっともっと小規模に運営をしていた頃よりつづいている現象です。そんな中で起こる現象は、“不思議” 以外の何ものでもありません。
これはオンラインストア運営あるある、なのでしょうか。
もしもそうなのだとしたら、私たちは苗字に、名前に、すべての運命を握られているのかもしれません。
あなたのそばにいる “卓馬” がスーパーレジ横の豆大福を買い物カゴに入れたとき、宝塚にいる “卓馬” も豆大福を手にしているのでしょう。
◎【Today’s Memo】は平日の毎朝8時に更新。atelier naruse 代表・早川による、ちょっとしたエッセーのようなもの、です