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日々 「国際的手渡し」

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日々

ちかごろ 「いらんこといわんとこ」とよく思います。ところが精神的に疲れている人は なんでもいいたたいことを もらしたり つぶやいたり 叫んだり それが頭の中を軽くする方法の一つらしいですね。
でも 自分は 「いらんこといってしもた」となると それが寝る前だったりすると なかなか寝つけません。つまりいらんことを言わん方がよいということになるのです。ちなみにわたしは疲れてすれすれのラインをつつつと行ってます。

さて
村上春樹さんの「遠い太鼓」ですね。最近テレビを寝室に移動したので 「海辺のカフカ」など 読んで見たいのですが テレビの声とべつべつに読むのはむずかしいです。

 小説の第一稿は三月七日に完成した。三月七日は冷え込んだ土曜日だった。ローマ人は三月は気違いのつきと言う。天候の変化や温度の変化がでたらめで急激なのである。前日はぽかぽかと春のようだったのに、一晩でまた真冬に逆戻りというところだ。この日は朝の五時半に起きて、庭を軽く走り、それから休みなしに十七時間書き続けた。真夜中前に小説は完成した。日記を見るとさすがに疲れていたようで、ひとこと「すごく良い」と書いてあるだけだ。
 講談社の出版部の木下陽子さんに電話をかけて、小説がいちおう完成したことを連絡すると、四月の初めにボローニャで絵本の見本市があって、講談社の国際室の人が行くので、そこで原稿を直接手渡してもらえ
るとありがたいのだということがあった。なかなか面白い小説になったと思うよ。と僕が言うと、「えー、九百枚もあるの?本当に面白いんですか?」と疑わしそうに言う。結構猜疑心の強い人なのである。

物書きの人は 外国で生活していると ボローニャに用事がある出版者の人に 原稿を手渡したりして ・・ などと考えている まったく関係のないわたしがいます。しかし 絵画より持ち運びが 容易ではないのかとか。ばかでかい絵など 売れなかったらどーするんだとか。

はなしはかわりますが 上の写真は おもちですよね(だれがみてもわかる)そのふくれかたが おっぱいのようですが 
《 2021.09.24 Fri  _  読書の時間 》