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日々 「なにもしないこと」は

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日々

空き室 箱でも ファイルでも 空いている所があると 空き室とよんでいます
その中に なにかものがあれば 入れてみます
ただそれだけのことなんですけど

さて 今日は「さとりをひらくと・・・」トール先生でしたね。
さとりはひらけましたかといわれると まだよくわかりません。こういうことは ふりかえってみたりして
ちょっと 見えるものかもしれませんね。

問い 暴力や攻撃と言ったものに対する、「無抵抗主義」はどうなんですか?
答え わたしの言う「無抵抗」は、必ずしも、「なにもしないこと」を意味するのではありません。わたしの言う「無抵抗」は、どのような行動も、感情的リアクションにならないということです。「相手の力に抵抗してはなりません。身をゆだねることで打ち勝つのだ」という、東洋の格闘技の奥義である、深淵な智恵を胸に刻んでおきましょう。

 しかしながら、強烈に「いまに在る」時には、「何もしないこと」自体が威力を発揮し、状況や人々を変化させたり、癒したりすることがあります。道教には、「行動なき行動」もしくは「なにもせず静かに坐る」と一般に訳される、「無為」(WUWEI) と言う言葉があります。古代中国では「無為」は、最も気高いおこない、美徳のひとつとみなされたいました。これは、不活発な状態とは違います。怖れ、怠慢、優柔不断などの無意識状態とは、もちろん対局に位置します。真の「なにもしないこと」は「手放していること」「無抵抗であること」、「意識がはっきりと目覚めていること」が要求されるのです。


感情的リアクションにならないということ
《 2021.09.01 Wed  _  読書の時間 》