日々 「父母といた日々」
ものを増やすのが得意な私なんですが 日々のことを綴った 他に 父母のこと田舎のことを綴ったものを
ファイルに入れています。何年かのうちにそれは増え続け 最近はそれを再び 何回目かに見返しているところです。私は人の立場にたってあんまり考えたことがないのですが 自分のやったこうしたことは
あきないのです。
で
今度自分の個展をするときには NEKO美術館とNEKO図書館にしようかなとか 構想はふくらみます。
要するに人にも見てほしいのです。
副題は いろいろあります。「父母といた日々」では 自分は父母とともに18年程 兵庫の山あいの家で
暮していたのですが そこにいる時に見た光景。父が道具を揃えて 大工仕事をやっていたのを思い出します。畑にも出ていました。大工道具ののみには セメントがつき ペンキの跡があり 父が世話をしていた桃やなしは おいしかったのです。バラの花は 父にしたら珍しい品種で どれもきれいでした。母はそこから食べられるものがとれる畑派 父は絵になるようなうつくしいものを作る派。かって自分が父母と住んだ家を入口から入り ゆっくりゆっくり「その間取り」「あるもの」 思い出をたどっていく 「家の中の旅」を文章にしてみたことがあります。今度は父母がかかわった畑や庭や池をゆっくりゆっくりたどってみたいと思いつきました。このようにして 自分の個展の構想はひろがっていくばかりなのです。
写真は松ぼっくりを中に入れた 二人の老人です