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日々 「武兄ちゃん」

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日々 「武兄ちゃん」

あれおわり? きのうで 武兄ちゃんの仕事を 少しだけど みることが出来ました
見ても すごいなあ ということばは 母達といっしょに言った言葉と同じです
「兄ちゃんは がんばってるんやから ほめたってよ」母は言っていましたが
ほんまになあ と母の許にある武兄ちゃんの著作をぱらぱらとひらいてみるだけでした。
私は以前に夏目漱石の「心」を読んだことがあります。そのあとで「漱石と石鼓文」という著作を
兄が書いていたことを見つけて 急に親近感を覚えたものでした。3人の兄と電話でしゃべったりすることはほとんどありませんでしたが 武兄ちゃんはしゃべってくれました。それにしても 漢文にも中国文学にも 殆ど知識のない自分は なにをはなしてよいやらでしたね。
武兄ちゃんが晩年 覚えていてくれたことがあります それは私の誕生日でした。その日には電話をくれるのです。兄妹 2人になってしまっていました。私は兄の誕生日(他の兄達も)を忘れてしまって。
でも 兄の晩年にはやっと思い出して電話したものです。
7月27日という夏に生まれた兄は 夏に強かったようで そのやせた体格は 涼しげだったですね。
山のような資料の本をのこして 病気をしては復活し それをささえていたものは家族の支えも勿論のこと
研究に打ち込んで来たからでしょう。
私は こうして 家族の思い出をかかえていくのでしょう。それでも気がつくのです それはほんのちょっとのこと。お客さんはどうですか
《 2021.07.25 Sun  _  思い出 》