日々 「ASK ME」
先日 長崎の観光案内をする一人のバスガイドさんのことをドキュメンタリーで見ました。
若いバスガイドさんになるための練習は一年間にも及びます。とてもむずかしそうですし 健康でないとつとまりそうにもありません。 彼女は故郷にいるおばあちゃんの体を気遣い こっちのことは心配せんでよかね(?)とか手紙に書いています。私は修学旅行で長崎を訪れたことを思い出しています。バスで地元の兵庫県から行きましたが それが何歳の頃なのかは覚えていません。そんなときでもバスガイドさんは 明るくて 親切で おしゃべりがうまくて 人気がありました。
さて
他の番組では 学生さんがボランティアで 観光ガイドをしているのもありました。そこはどこかは思い出せません。(まるで老人のの記憶お試し時間ですね)で そこではTシャツに大きく英語で胸のところに
「ASK ME」と書いてあるのです。そこで このばあさんは何をしたかとと言いますと
「ASK ME」とお茶パックにマジックで書いて Tシャツの胸のところにピンでとめてみたのです。(こういうことは今に始まったことではありませんが) そして買い物に行きました。もうつけていることを忘れていたことと 上にジャケットをはおっていたので 見えないだろうと思っていたのです。
で
カートを押していますと 私と同じくらいのご夫婦の御主人が 「すみません ここにきてまがないのでわからないんですが うどんはどこにあるでしょうか」と聞かれたのです。
「うどん、ええっと どこだっけ」私は冷凍うどんと普通のうどん のことを考えていたりして わからなくなったのです いつも行ってるスーパーなのにね。 するとあっさりと御主人は「すみませんでした さがしてみますね」と。 私は せっかくなのに残念なことをしたなあと思いました。
こんなにたくさんの買い物客の中で私を選んでくれたのに。そうこうしているうちに 冷凍食品のところで 冷凍讃岐うどんとかきつねうどんとかが見えて来ました。そこにうろうろしているご夫婦にまたであったので「ここです 思い出しました 」と一緒に行きました。
車で待っていた夫に 「今 お客さんに うどんはどこにありますか?ってきかれてね。私はよく聞かれるよね」笑いながら今しがたあったことを話しました。
たしかに自分は 同じくらいの人に よく声をかけられたり なんとかさんですよねとまちがわれたりします。
さて 夕ご飯の時 家族の者が「ASK ME」って書いてあると見つけて言いました。今日これをつけたのは午前中でした。それはなんやということで 先日の「ASK ME」のTシャツの話をしたのです。
「それや スーパーのお客さんに呼び止められたのは」夫は「ASK ME」を指さして笑いました。
私も もしこれが お客さんの目にとまったのなら 「ASK ME」はすごいなあと思いました。
で
「ASK ME」今日ギャラリーバナナムーンにつけていこうと ひそかに思っています。(どこがひそかやねん)
きのうあたりから なにかがかわりはじめているんです。横には雑誌で 柳澤桂子さんがベットからこちらを向いている写真が。これは 元気をもらえるわけで。この生命科学者は研究においてもあきらめない 工夫の人なのです。何の話?
バスガイドさんの話とか 「ASK ME」 柳澤桂子さん これは「案内人」という重要なアイテムなのかもしれませんね。