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日々 「ガラパゴス諸島」

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日々 「ガラパゴス諸島」

太陽に背中を暖めてもらいながら 北アルプスの山並みを見る。きのうの激しい雨で ぜんたいが すっかりシャワーを浴びたみたいに さわやかで 雲の切れ目から あおぞら。空ではオブラートのようなつきが
ありまして 夜の出番までは こんなですかねえ。

バナナムーンでは7月30日からRYO   NARUSEの個展が始まりました。彼は個展が始まるまでよれよれで 大丈夫かなあとお嫁さんのたえちゃんをはじめ 心配していたのです。いつものこととはいえ そのよれよれで 今回は散歩に行っていました。こういう出来事にもいい副産物が この散歩です。
私もどういうきっかけか忘れましたが 日の出を見に外に出るようになっています。

さて
「福岡伸一のドリトル的平衡」朝日新聞 読んでまっせ。物語がなかなか進まないのでヤキモキするとい
う当初が編集部に届いているそうですが 自分はもっと少しずつ小説を読書しては NEKO美術館にアップしていましたので こまりませんでした。やきもきする人は やきもきするぐらいですから 読んでいるんでしょうね。自分はきまぐれに さすらいながら読んでいたりします。(自慢できないって)

「そもそもガラパゴスは、地球の歴史の中ではとても新しい場所です」
「そう。数百年前、海底火山が噴火して、その突端が水面から顔を出しただけの溶岩の塊だった」
「真水も土もありませんでした」
「最初は、鳥か風が運んで来た種のうち、乾燥に強いサボテンのような植物が僅かに生育をはじめ、すこしずつ土壌が作られていった」
「一方、海は劇的に変っていきました」
「太平洋の深海を流れていた寒流が、ガラパゴス諸島にぶつかって斜面を駆け上り、海底のミネラルや有機物を持ち上げてくれた」
「そのおかげで表層の植物性プランクトンが大繁殖し、これが基盤となって動物性プランクトン、小魚、海藻、海洋生物・・・と豊かな植物連鎖網ができました」
「そんな場所に、たまたま漂流してきたカメやトカゲの卵があったんだね。両生類や大型哺乳類は来られなかった」
「だから到来者にとって、ここは天敵や競争相手のほとんどない新天地になりました。
これは ガラパゴス諸島が(ひとつじゃないんですね)どうして作られたのか 自分はそこが珍しいいきものたちが むかしからそのままのこっている 珍しい島だということはうすうすわかっていても それ以外のことは 知ろうとはしなかったし しかし  これで知ることが出来たというわけです。海水は島にぶつかっただけで プランクトンを運び入れている,それも寒流が、島にぶつかって斜面を駆け上がり(ここがいい!)海底のミネラルや有機物を持ち上げてくれた。そのおかげで植物性プランクトンが繁殖し、これが基盤となって」

海底火山が噴火すると その前に海というものがあると 火山は持ち込まれた有機物や海t裡ミネラル、プランクトンなどで土が島を覆い 変化していくんですね。母なる大地と言いますけど 母なる海ですわね。
大型哺乳類は ガラパゴス諸島をめざしたかどうかわかりませんけど 泳げなかったわけ?ほっとするよね
あんな大きいのがこられたぶんには たまらないですよね。(想像してしまった)

「つまりガラパゴスは、取り残されているどころか、昔も今も最前線をひた走っているということですよね」(このことばも いい!)

《 2021.07.31 Sat  _  日記(日々) 》