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ゴーギャンの年譜

スキャン4860.jpeg『現代に生きる サマセット・モーム』

『月と六ペンス』を読み終わりますと やはり 小説の内容を忘れて それでも 例のカタログ画集で
ゴーギャンの年譜をみつけました。
1848年−0歳
パリで生まれていますね。父はジャーナリストで共和主義者。(1814−1849年)、母は(1803−1844年)ペルー生まれの社会主義者の婦人運動家で 作家のフローラ・トリスタン(1803−1844年)の娘であった。ゴーギャンには姉がいた。

1849年ゴーギャンが1歳の時ルイ・ナポレオンのクーデターによる迫害を恐れて 両親は2人の子どもをつれて妻の縁故を頼り、ペルーに向うのですが 船上で父が 急死します。
ここまでだけでも ゴーギャンは大変な幼児体験をしてきているわけなんですね。母がペルー生まれというのも興味深いです。

1歳〜6歳 ペルーで生活していますね。ペルーはその頃スペインの植民地だったのですか。
7歳の時 母とともにフランスへ戻っていますね。ペルーでの子供時代に焼き付けられた記憶
パリは異質だったのか なんてことを思ってみたりするのですが 
7歳〜14歳 教育を受けたのはオレルアン(どこでしたっけ?)教育は影響あるし 友達関係はうまくいったのかな。その後パリに移り 17歳の時商戦の見習い水夫となるんですね。リオデジャネイロへ旅していますよ。これらの行動では 母親との関係はどうだったのかな。でもいい経験とその後につながりそうですね。母は42歳で死んでいますが ゴーギャンはその頃旅の途中だったの?
20〜22歳フランス海軍に入っていますね。ジェローム・ナポレオン号に乗船。軍人経験はあるんですね。その時軍人というものを見たかな。海軍経験は3年。資産家ギュスターヴ・アローザ一家とオルレアンで親しくなったけど その関係はずっと続いているんですね。親戚みたいになったのかな 経済的にも援助してもらったかもしれない。アローザって女性?
23〜25歳アローザの娘と絵を描き始めていますね。同時にパリ株式取引所に勤め始めていますね。絵とパリ株式取引所 2つがはじまっています。同僚エミール・シュフネッケルと出会い更に絵に傾くわけですね。そして25歳の時デンマーク生まれのメット(1850−1924年)と結婚します。メットは74歳まで生きたんですね。このころから 彼は絵の方にかなり傾いている だけど2人の子供の養育とか妻のこととか そんななかで飛び出すまで何年もかかっています。ふむふむ。

清水先生 急に年譜に入ってすみません。小説を読んでから 年譜を見ますと これが興味と想像力がわいてくるというか。これは25歳までのことですが ゴーギャンは子供のころから偏見に晒されていたのかもしれないと思ったりします。環境がすごかったからです。でも頭は良かったような気がします。女には普通に興味あり ちょっと影を帯びた男として もてたかもしれない。なんてことを想像しながら。
あれ だいぶ行きましたね。しばらく年譜で続きそうなのです。
《 2021.06.13 Sun  _  読書の時間 》