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そのとき すごろく

スキャン4721.jpegこの作品を 以前 自分はこういうふうにかいている
「やまもとすごろくは」 ここで このなまえを ほんとうだろうかと 今思う
それで 夫にきいてみる
すぐそのこたえはかえってきた やまもといそろく 五十六
「山本五十六は開戦を望んではいなかったという 多くの若者を記したメモ帖をじっと見ている
こともあり 戦艦大和の最期には部下は投降するようにつげ 司令官室のドアの鍵をしめたという」

飛行機からの爆撃を受け 方向をさまざまに変えながら日本の戦艦が 動いている様子を
想像した

このように たとえそういうことをめざして ぬったものでなくても そこからうける
イメージは そのとき読んだ事などとくっつく

戦艦大和 これも まちがってるかもしれない
日本の歴史をろくに知りもしない自分を恥じます ほんま

きのうの ヒットラーのことをえがいたドキュメンタリーはいままでよりいっそう なにか
わかることがありました
あのときドイツは 第一時世界大戦にまけて 諸外国から 賠償金をそれもとんでもない額
要求されていた ドイツ国民は貧困にあえいでいた
ナチ党員は 最初から 強かったわけではない ドイツ各地を回りながら 
ドイツ人はまず
ドイツ人だけの 国作りをしなくてはいけないと 外国はどこも助けてくれはしないと 
ヒットラーの演説はそのころの人々に
ひびいたから あの熱狂ぶりだったのだろうと思います
あの演説の時の人々の表情は 何故あんなに生き生きしているんだろうと思いました
戦争に勝った諸国が 経済援助をするとか 追いつめないとか そういう考えはなかったのか
そんな事も思います
さらに第二次世界大戦になると こんどはドイツが勝ち進んで行く
こうして 当時を振り返って その時代を経験している おじいさんがいってました
勝ちたいよ だからうれしかったよ
戦争になると 負けたくはないし 勝ちたいものだと 
戦争と平和 いい事と悪い事 良心 など われわれは知ってはいても 
どういうわけか 戦争がはじまると 勝ち負けのことになる
そういうことが ドキュメンタリーから 見えて来るのです

コロナの時代に見えて来るのは


《 2021.01.13 Wed  _  ちまたの芸術論 》