私の思いでにはまっかなハイヒールのことがある
ま それだけのことなんだけど
かってそのハイヒールをはいて ママチャリをこいで
坂道を走っていたとき わたしのまえまで わざわざきて
私の顔を見にきた男がいる その男も自転車
で
そのまま 走り去った
それから どういおうかな
そのはなしは 家族にした事もある
そんなに大きな反応はなかった
それでも時々思い出してはみる
赤いハイヒールの威力はすごいぞ
とか
なんやおばはんか
おい おばはんは この赤いハイヒール ほんまはサンダルやけど
こだわりがあるねんぞ
とか
あのときの 思い出は なかなかいい