who am ?I

PAGE TOP

  • 01
  • 02

はなをみあげるひ

わたしがこどものころ 花を天高く掲げる日というのがあったんです
となりの家にはおじいさんとおばあさんがいて そのまたおばあさんと孫がいるという所でした
わたしはよく その家に遊びに行きました
その家のえんがわで わたしは 家の親がはなしたこと 他にいろんな話を ほんのこどもだのに
はなしました おじいさんもおばあさんも 笑っていました わたしがまるで大人が喋るように
しゃべったからです
えんがわに座っている そしてぬいものをしているおばあさんに糸を通してあげたりもしていました
お百姓さんでしたから 牛も飼っていました その頃は牛は家の中で一カ所 
牛をかうところがあったのです
他の近所のおじいさんは 気むずかしいのに やはり牛を飼っていて 今から考えると
牛に優しくしていたように思います
ということは 気むずかしいことぐらいで 人をきめちゃいけないんだと 今思います
それで
花の日には 花たばをつけた長い棒を 空に向かってたてるのです
おしゃべりなわたしですけど その理由は聞かなかったように思います 
ただみあげていました
私のこの絵では家からぼうがのびていますね
何か意味を持たせようとしていますね ほんとはわからないのにね 
わたしはこの隣の家で かわいがられていたようです みんなわらっていましたからねスキャン4710.jpeg
《 2021.01.02 Sat  _   》