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どうしましょう

わたしはブルーの魚なんですけど
私より数倍大きな なんとも名づけられないような いきものらしきものがやってきました
ええ ええ わたしのそばに
で わたしはとにかくどっかにかくれなきゃというので かくれました
「あたまかくしてしりをだす」でしたっけ? まあ 客観的に見れば 
そうなんですけど そこで大きなものが行き過ぎるのをふるえながら 待ちます
きのうはたいやき食べたなあとか 肩がコルのは歯のせいかもしれんとか
いろんなことが頭をよぎります
ここにもう一つのもの みえますね
丸薬を飲むひとのために このスプーンを思い付いたのははたして
日本人やろか 丸薬で手をよごさないつもり?
ま 毎日のことだと 丸薬の匂いが染み付くかもしれませんからね
で 巨大な あいてはというと そこをうごくけはいがないのです
このすぷーんで 「これが見えねえか」と江戸時代のあおいの御紋のように
相手にやってみようかしら
しかしわたしは魚だから そうする手が 真面目な話 ない
有用なものでもそれを使う事が出来なければ それはむだ
ま そんなこんなで どうしましょう
もしかして この相手 動かないという事は 睡眠中かも知れない
それじゃあ わたしはむだにかくれていることになる
うごくべきはわたしなのだ
これをみた えんげきじんの偉い人が
「このような 哲学的はたまたばかばかしいはなしは なんとか したい」
その人は どうやら ひげがぴんとたっているので
偉い演出家に違いありません
わたしは 話に応じる事にして そこをはなれましたスキャン4697.jpeg
《 2020.12.19 Sat  _   》