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寒空の下

ひゅーひゅー ちゃうなあ ぴゅーぴゅー寒空のもと
その横顔には これからやってくる きびしい運命にむかって 歩んでいるような
そんな 絵ですよね
このたれるような鼻の女性は 自分の専売特許でしたよ 目をつぶってでも描けますよ 
10代20代の頃に読んだ物語は きっちり自分の中に残っていて こうなってあらわれていたんですね
こういうパターンを あきもせずずっと描きつづけたのには かかせる元があったのですね
赤毛のアンは我が家では つづいています 後半の筈です
森のなかでとか 家の前で出会う物売りのおじさん あらゆるものをかついでいます
ユダヤ人のおじさんに ある日
「このいやな赤毛を真っ黒に染めるものはないしら」 と聞くんです
さあねといいながら おじさんはが手に持っていた 毛染め薬のビンを アンは目にします
しめたとおもったでしょうね さっそくうちにかけこんで こっそり そめてみます
(このおじさんの 背中にかついでいるものは ゴミ拾いの好きな 私にはひかれます
自分はおじさんじゃないし 何でもそろっているこの時代 こういうのは商売にならないなあ
そう思いながらね)
私ときたら どんどん話がずれていきます
ところが それはグリーン あわてたアンは それをあらいおとそうとします
そうしたら 白とグリーンに (わたしの記憶が間違っていなかったら)
ふとんをかぶって 泣いているアンをみつけたおばさんは(名前が出てこないのです)
なんていったかなあ いいことをいったのに 
十代の頃 自分の顔かたちに不満を感じてて いつもどうにかしたいと
思っていたのはアンと同じです
いろんなことを試み かわいいキレイな子をうらやみ 
そんな私にも このおばさんのことばは 影響を与えたのかな(その頃は本で読んだのです) 
いまの私なら 頷く言葉
若い時は こうですからね
アンが親友に 自分が美しいという事をどう思ってるの?と聞いてみるシーンがあるんです
彼女は「そんなこと」と否定しないで いいことをいったんだけど これも思い出せません
お客さん 見てみてくださいよ 赤毛のアン
何の話?
そうそう この絵は人にだまされたり お金に困ってる 寒空の下
物語のシーンは いつしか絵になっていましたね
思い出すというより こうした事を描いた背景が 分って来たのは今頃のことです 
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《 2020.11.23 Mon  _   》