- 11
- 21
手のひらのライン川
今日は ２０代の頃に描いていたものを みてもらいますね
若いときに描いたものなのに どこか遠い国の 中年より少しまえの女性ですね
で
今「赤毛のアン」という本をもとにした 連続ドラマををテレビでみています
ジェーン・エアだとか赤毛のアンだとか 若い頃夢中になって読んだものです
そのころの服装や雰囲気は こんなふうだったのかもしれません
自分がこういう風な絵を描き続けたのは 「どうしてかなあ」と よく思うんでしたが
画家のロートレックの影響なのか いやいや あこがれかもとか
他にも「嵐が丘」だとか「風と共に去りぬ」など
それらは 高校生のときでした 学校の勉強も何もかも忘れてしまうほど 面白かったのです
これですね
こういう本は どういうわけか 本の主人公とか まわりの情景とか 服装と
いっしょに あるいてしまうのです
そう考えるとこの絵は 貴重な 私の一部分です
お客さんもそういうのってありましたか
さあ いきますよ
「手のひらには ライン川が流れている
何故ライン川なのか なぜ高瀬川じゃないのか
そんな事を考えてるうちに てのひらの 川はおわるのです」
ね
《 2020.11.21 Sat _ え 》