NEKO美術館 成瀬憲子

2011年私は　６２歳でした

年齢とは面白いもので　その時は「６２歳かあ　もうこんなとしになったのか」と思います

ところが　今７１歳の私は１０年近く前の事は　わすれかけてるし　こんな事を思ってたのか　とか　

こんなことをやってたのかと

ちょっと書いてみますね

「ゴムバン」

２００円あったら　なににつかう？

私は少しまえまでは　スクラッチとか宝くじを買っていた

買い物のついで　スーパーのまえにある宝くじ売り場

こんな事を思いながら「今日はつらいことがあったから　これでバランスがとれるかも知れん

つまり当るちゅう事や」心で呟いている

だけど　それはいままでの　思い

自分は長年のそれから足を洗った（おおげさかな）

つまり　それまで　当っても３００円　一千万とか百万とか当らない　よーわかったというわけ

自分は飯食えてる人だから「おまえには　金を恵んだる必要はなし」そういわれているんだ

ということでね　

最近はこの２００円はどこへいってるのかというと　フリーマーケット　

これは何よりも　じゃらじゃら小銭が役に立つ場所

それで消しゴムを買う事　せいぜい１００円　消しゴムで　はんこをつくるのだ　

けっこうはやっていて

最初ははんこを買っていたんだけど　自分で彫ってみたくなった　

フリーマーケットでは文房具はかならずどこかにある

あるときダンボールいっぱいの　キュウビック型の消しゴムに出会った　１００個はある

それは1個１００円よりもさらに安い

２、３個のつもりが一箱買った　なんということだ

彫刻刀は　子どものおさがり　ゆめはひろがりヒートアップして　

スタンプ台の黒色やグリーンで手は大変　

「ペラ本」の表紙も　このハンコであじがでてきたというわけ　

下手にしか彫れないのが　またたどたどしくていい

つまり　宝くじから足を洗うと　こういうことになったという話ですわ

話は変わりまして

写真の靴は大人用です

なかなか使い古されているでしょう　

さてきょうのカーディガンはですね　これは　かの有名な芸術家「モンドリアンふう」ですよ

肩がグレイ　黒のストライプ

味のある黄色4分の２　黒のストライプ　水色　黒のストライプ　グレイ　あれ黒のストライプはグレイの濃い色　今頃気がついてます　

ぼたんは５個　そでは黄色２分の１　濃いグレイのストライプ　水色２分の1濃いグレイの袖口えりぐりとボタンホールの線は濃いグレイ

見せたいなあ　いつか　カーディガンによる　横道シリーズを見てくださいね

どうしてこんなことをするのかって？

わからないんです