NEKO美術館 成瀬憲子

このまえ　空を見上げると　いわしぐもが　いいころあいででひろがっていました

サンマの季節は今頃でして　かっては１００円の時もあったさんまが

けっこう高いとか

しかしあの空の雲で　さんまぐもというのがないのは　どうしてなんでしょうね

海のようすをみますと　イワシの群れは　いっぱいあつまって　まるくうねって

捕食魚にやられるのを　ちょっとでも防ごうというのだと思うのですが

その多さに驚きます

で　

また疑問が

さんまはほそながくて　みんなしてまるになるのがむずかしいのかも

しっぽがひっっかったりしてね

で

いわしは　小さくていいなあという事なんですが　

いわしは　どのぐらいまで大きくなるのかしら

ひとりで　上の絵のような　おばはんの世間話を　やってるわけですが

ところできょうのカーディガンは　カワバタブランドではありません

私のお母ちゃんが着ていた　グレイの小ぶりのカーディガンです

私はそれを見て　お母ちゃんってこんな小さかったのかしらと思います

私はお母ちゃんが　ずっと大きいと感じていました

そりゃあ　子どもの頃は　晩年よりまるまるしてましたし　小さな子どものわたしにはおおきくみえたんでしょうね　それが　続いているのかしら

純毛の毛糸のカーディガンらしく　毎年穴が増えています

それをふさぐと　毛糸の花のようで　いいのです　服につぎをあてたり　穴を塞いだり　けっこう好きです

このせんで　ずっと着ようと思います　これ以上洗ったりすると　さらに縮むといけませんからね

そのシーズンに一日だけ着て