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母の自伝

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弟の事

ただ 私は左ぎきで字を書く時 左向きの字を書き いつもノートに
×をいれられた
隣の子よりましな字を書いているのにどうして×なのか さっぱりわからなかった 右手で書く字はさっぱりで 仲なかかけず 右手でも左向きの字を書いて×された
いつ頃からなおったか不明である

家の二階から屋根裏にのぼるはしごのようなものがあり 弟とよくのぼった ほこりをいっぱいかぶった 昔のものがたくさんあった
ほこりだらけでおりてくるので よく母に叱られた

弟は中学入学試験がはじまる頃でもさっぱり勉強しなかった
でもよくできた
私は弟の友だちが一生懸命に勉強しているので気が気でなく 度々注意したがさっぱり効果なく彼云く 入学試験に通ればよいのだろう 心配するなと平気でいた
弟のいった通り松江の中学にパスした
どんなもんだいと弟はいばっていた
入学してからも自分の好きな学課は一生懸命でするがきらいな学課は
さっぱりしなかったらしい


勉強しなくても よくできる子 いましたよね
頭がいいとはこういうことをいうんでしょうね
母は 左利きからはじまって 学校の勉強では努力した人だったんでしょうね 
お客さんは どうですか
私は勉強をしないと からきしできない 勉強をしてもはずれる
あの学齢の時期は 本当に大変でした
だから 今がいちばんなんです そういうところでは
てるのおじさんは(母の弟)子供の時から母となかがよく 私も
大人になればおじさんのことでも いろんなみかたをするようになり 母とは違った角度からみることもありました
しかし母は兄弟に関することでは 絶対的に兄弟の味方でした
それが子供の時からのつながりということなんでしょうかね
《 2020.07.20 Mon  _  思い出 》