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自慢
「おくさん そこでわかったような顔してるが ほんとうのところはこうなんだよ」そういわれたことがあるんです
話の内容はともかく 私は そういう顔をしてるんだなあと
感心しているところです
というのも 私は 鏡を持ち歩いている訳ではないので
自分がどういう顔をして 人と話したりしているのか
くわしくは わからないのです
「ばかだねえ あんたは」と夫には よく言われますが
夫以外の人からみれば もしかして 賢そうに見えるのかもしれません
いや ある面では 賢いのだから そう見られても 不思議じゃありません
謙遜して 賢い所を隠しているのに 見る人には見えているのだな
などと エスカレートするのでした
だいたい 人は よく見てると 堂々と自慢する人とか アメリカ映画なんか おちこむか自慢する 人を堂々とほめ 文化の違いに びっくりしますね
あんなに誇り高く喋ると 日本ではちょっとけむたがられたりするよなあ
と
そいで 日本人の私は まっすぐしゃべれないのです
自分をほめると すべったりして うまく行かない事が多いのです
お客さんはどうですか
夫は いやいや と言いながら すべらずに 自慢しますね
子どもはどうかな やっぱり 結果的には 自慢しているのかも
人のことをほめる事は しますね みんな でも
「きみのことを 誇りに思うよ すばらしい」とアメリカ映画では
うまいこと 自分に関連づけて ほめるのが うまいなあと
この人たちは やっかみとかないのかなあ と思いきや
男女の事となると ３角関係などになると ぽかんとなぐったり
で はげしいようです
結局 顔のかたちと 背の高さと 言葉と いろんなことが入り混じって
われわれは 表現しているんですね それが うまくあってないと
すべるんですね
そして みんな自慢したい訳ですね いろんなかたちで
「あなた ポーカーフェイスね」と言われた事もあるんですが
そのときは 聞き流したんですが よく
「それどういう意味ですか」と聞いておきたかったなあと思います
「つかみどころがない」とも
しかし みんな結局自慢したい！
他者は 私のことをどう見ているのか こういうふうに見てるのかなど
亡くなった親友は どう思っていたのか
で
亡くなると そういうかくしたり 遠回しに言ったりは 無いような気がしています だから生きているときより 仲良くなっているような気がします 相手が大らかに見えますしね
ミニ引っ越しの話になりますが 藤のいすが ないと探していたのです
捨ててしまったのかなと いすが たくさんあるからです
絵の具でよごれたいすが いっぱい残っていて 藤のいすがない
残念だと
しかし きょう ありましたよ
隣にあったのです
荷物の移動は こういうところがありますね
《 2020.06.16 Tue _ わたしでいいですか 》