NEKO美術館 成瀬憲子

朝の６時です

あさひも　５時には　見てきました

こんなに早く起きると　１日が長いですね

ミニ引っ越しと　息子達の部屋のためのリフォーム　その間は

自分たち夫婦の寝床は　引き上げなければなりません

蒲団の上げ下ろしをおこたっていたので　しんどいと思ってしまいます

夫がぎっくり腰をするといけないので　私が蒲団を引きずるようにして

きのうは　ものおきに

そのうちリホームが始まると　階下までこの蒲団たちをおろします

これは　息子に頼む予定です

あまり迷惑をかけたくないなあ　とよく思うのですが　そんなことは

おれがやるからと　言ってくれるようになりました

子どもの世話という概念が　子どもに世話されるふうに　いつのまにか

かわりつつあるのですね　不思議です

彼女と結婚する　頼りない奴だと思っていましたが　これが　変化するのですね

何の話でしたっけ

そうだ　息子は結婚するのです　そして同居するのです

だから

私たちが二階から一階に　寝床や　部屋を移すのです

義父や母と同居しましたが　その部屋に移るというわけなのです

で

３０数年住んだ家は　若いののために壁紙を張り替えたり　ゆかにしたり

リフォームします

これが終わるまで　部屋の交換はできませんが　リフォームする場所に

私たちの寝床があるので　何日かは　居間に寝床を取り敢えず移します

住みながらのリフォームですね

で

これが　けっこう　旅行に行くみたいで　それも　飛行機や列車などの

旅ではないので　いいですね

リフォームは１日や２日ではできないので　仮の別室という意味では

旅の途中の宿です

で

汚す張本人と　私はよばれていますが　そのとおりなので　笑ってごまかしています

で

私たちはこんどは　一階の　もと義父と母がいた所に　住む訳ですが　テレビッ子の私たちには　そこも今まで通り　自分たちの部屋のようなものです

しめて３部屋　

風呂から上がっても　２階に上がる習慣は抜け切らず　夫も　着替えを探していたりします

考えてみれば　自分は空き部屋を　あっというまに自分の色にそめ　物であふれさせてきました

それでも今回　引き払うとなると　これは大変でした　なにしろ　からっぽにしなければなりませんからね

私は　空き部屋ができると　その部屋をいっぱいにしては　その写真を撮っていました

それが　この写真なんですが　

かってこんな部屋があった　という訳になるのですね