NEKO美術館 成瀬憲子

あさひ　自分はあさひというものが　こういうものなんだな

そうわかる日に　ちょうど出逢うときがあります

室内からも　そのだいだい色の光が　強くさしているのがわかります

これにむかって　パンパンと手を合わせれば　いいことがおきそうな

そんな気もします

それでもパジャマなので　その上にエプロンかけて

ポリバケツにゴミを入れに行きました

このごろ　７時をすぎてると　そこにいくとぶーんと　はちがきます

いっぴきです

ちょっと　おどしにきてるようなのです

それでも　その任務が終わると　どっかにいきます

ハチも　ムダな争いは避けたいのだと思います

これは自分勝手な思いに過ぎないのですが　その儀式めいた脅しに

感心しています　私は今までの知識で　黒い頭を　ハチは攻撃したくなるらしい　ということで　白い帽子をかぶることも忘れません

今日は朝がはやかったので　この儀式はありませんでした

あさひはあびました

ミニ引っ越しの話をしていいですか

わたしたちがねているところは　工事は無いと思っていたのですが

壁が汚れているので　壁紙を貼ることになりました

となると　ここも　それに合わせて移動しなければなりません

あわてたアリのように　荷物をまとめています

取り敢えずの場所は　一階の私の部屋ということになります

物の山の中で　NEKO美術館を打っています

平気です　かえってこういうところ　自分らしくて落着きますね

いやいや　それじゃあ　いかんのです

おかたずけ　おかたずけ