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かもしれない

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自分は引き出しがよほど好きなのか プラスチックのこういう物が安くなっていたせいか ミニ引っ越しをしていて その多さに驚き
またそれぞれの引き出しをあけてみるたびに 昔の これは祖父の
のこした物じゃないかと 思われるような物が出てきます
実家に帰る旅に だれもいない 空き家に入って 探しては
持って帰ったのかも いやそれじゃあ 蔵にこんなものはありそうだから
母が まだ 実家にいたときかも知れない
蔵の中には 古い箪笥や ながもち 古本などが ほこりだらけで
ありました そういうものに とても興味がある時期が私にもありまして
かかえこんでいたのです

今 私は 自分の作品とか持ち物を ふりかえることをやっています
あのころから ふりかえることは 奥が深いと 興味深いと
思っていたんですよね

上の写真ですが
布で覆われた これはペンケースかなあ なぜてみますと
ふんわりしています 中を開けてみますと ペンを固定するゴムもついていますよ 
下の これは財布かな それともたばこぼんかな
そっと開けてみます 手がかりめいた物は何も入っていません
これらのものを 懐かしい人形を描いてある 布の入れ物を作品(買ったもの)と見立てて
額のつもりにしました
自分の場合 そういうものを 置くだけなんです
つげのくしもでてきたので これで額は出来上がり
ブルーのゴムの腕輪は おきたくなったので
あっ まだあった 入れ物の下に そうだ 金属のいた 
2羽のつるが彫ってあるこれは縁起物ですかね
天工(天の成した業)藤原清次とあります
この絵はね 飛んできた鶴を下でまっている鶴がいるんです
つがいの鶴なんですかね
私は 両親の祖父を知りません 生まれた時には母方の祖母だけ
手をつないでもらったようです
ですから こういう物に出会いますと どんな人だったんだろうと
想像します(祖父の物だと考えたから)
でも こんなものがあるなんて この引き出しに入れたときは
ただ 何もこういうことを思わず 入れたのかもしれませんね
当時は 子供たちも家にいて 忙しかったのかもしれません
で 今
じっくり こうしてあけてみる そういうときが 
来ているのかもしれません
ミニ引っ越しが プレゼントしてくれた 時かも
祖父からの 誰かに対しての「おめでとう」かもしれない
このペンケースのように 気持ちが ふくらみました

いいかげんにする?


《 2020.06.02 Tue  _  これくしょん 》