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おかしくない?

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ーねえ これはなに?
「よくばらない」って文字だよ
ーこのアトリエで おかしくない?
「ここは 頭に浮かんだ文字を 箱に書いて置くようにしてるんだよ」
ーこんにちわ とか ありがとうだとか 言葉って 箱の上に置くものなんだね
「そう」
ーなるほど でも 質問したくなる言葉があるんだよね
「そうかもしれない」
ーじゃあ質問していい? よくばってるじゃない? よくばらないって書いてあるけど
「確かに しかしこれは アンチテーゼ」
ー「あふれかえる」はある?
「ないね だってそれって そのとーりだから おもしろくないやん」

話は変わりますが
きのうの 自分の部屋の掃除は ラストスカート あれちょっとちがうな ラストスパート
あってます? いつまでたってもゆかがみえない 驚きでしたねえ
で そんなわたしに
「お前の頭を分析したるわ」 夫は 言ったのでした
つまり いろんな興味が 雪が上へ 積み重なるようになって 下のものが
何だったかを忘れてしまう 根雪のようにね 
とかいろいろ言いましたが この頃すぐ忘れるので 
「ものの記憶って やっかいなんだよねえ パッと捨てることができないから」とも
これ 思い出すと わたしの評論にできるんじゃないですかね
「やっかいな記憶」
掃除していますと 私の頭ってどーなってるの?と自分のことなのに 聞いてみたくなったことは確かです
そして この年齢といい 時期といい 体力といい これを逃していたら もう かたずけるのは
不可能だったでしょう
なんか かしこそうにいいました?
ラストスパークは われながら がんばりました 息子と夫に助けてもらいながらね
階段の上がり下りだけでも これは 物を運んでいるとはいえないんですよね 老人は
腰は痛いし ゆっくりだし よちよちだし 
それが 他の人にやってもらうと それは ちがいます
やっているうちに 気持ちの変化も見られます
大事だと思っていたもの それを 生かせる時間と 気力があるのか? 
そういう気持ちが出て来るんです もったいないが 思い切って捨てよう
そういう決心が できてくるのです
初めのうちは 捨てるのはたやすいが そう簡単に捨てるのは どうかな
などと思っていたのです
しかし こんなことをやっていたんでは こんなことをやっているのは
おかしくない?と移行して行くんですね
ま そんなこんなで だいぶかたづいたというわけですね

《 2020.05.16 Sat  _  わたしでいいですか? 》