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そのとき

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2020年の このとき
それは 実際 とまってはいませんね
写真というのは その時をとめるものなんですね
さて
明日へのレッスン 朝日新聞 ゆげひろのぶ
3日目です
 こうした社会の変化はペストに限った話ではありません。
コレラは飲み水を介して流行が広がったので、予防のため、空気の通りを良くする
大通りなど近代都市のインフラが整備されました。
 現代に当てはめれば、新型コロナウイルスによる外出自粛は、テレワークやネット授業を急速に普及させています。新たな感染症の流行は大きな脅威ですが、それがもたらす
変化の側面も、私たちは熟考すべきかもしれません。
 過去の感染症と、今回の新型コロナウイルスの違いは何か。
 交通手段が発達しグローバリゼーションが進んだ結果、感染拡大のスピードは格段に
速まった。都市化の進展で人口密度が高まり、クラスター(感染者集団)対策はますます
重要になっている。『感染症と文明』などの著書がある山本太郎・長崎大学熱帯医学研究所教授がさらに指摘するのは「感染だけでなく情報も急速に拡散している」という点だ。
 1918〜20年に大流行したインフルエンザが「スペイン風邪」と呼ばれるようになったのは、第一次世界大戦の各国が兵士の士気低下を恐れて情報統制を敷く中、中立国だったスペインでの流行は自由に報じられたためと言われる。対して現在は、世界各国の感染状況がリアルタイムに報道される。「デマでパニックが起きる面もあるが、総合的には情報が多いほうが正確な対策を立てられる」と山本教授は話す。


インフルエンザはスペイン風邪 1918〜20年
ここから 明治43年生まれの母がかかったという スペイン風邪について 今は亡き
母の足跡を辿ってみます。母はその時の本人の様子を こんな風に語っています。
「髪の毛はぬけてしもてなあ。お母さんが(母の) 鯛のおすいもんをだしてくれて それを飲んで やっと食欲が出て来てなあ」
これがきれぎれの よく話していたスペイン風邪の話です。9才から11才の間のどこかで 母はスペイン風邪にかかっているんですね。少しの情報で(母からの)わたしはそのときの様子を肉付けして想像する他ないのですが、この新型コロナウイルスが今流行っているから そういう気持ちになる訳で そのとき 何日間熱が出たのか それも髪の毛が抜けてしまうほどの 
食欲はうせ わるくすれば 母は死んでいたかも知れないのでしょう。
まわりで多くの死者が出たのか 子どもの頃の母の思い出は 周りの様子とか
どういう手当を医院でされたのか 子どものわたしが質問しなかったので わかりません。医療は 今よりもおくれていたかもしれません。第一次世界大戦の最中なら 言論統制もあったかもしれません そうなると 家で耐えて 生命力と運で 母は生きられたのかもしれません。このように 身近な親がかかった病気は 今 ただの思い出話だけにはなりませんね。

《 2020.04.17 Fri  _  読書の時間 》