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あとがつづかない

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布です こういうの ゆるゆるの和服の布と 勝手に言ってるんだけど
白い布に筆かマジックで描いて (ずいぶんまえのものです)
アトリエにおいている
それはファイルの上だったり 
すぐになじむ
ずっとまえから そこにあったように
それは自分になじんでいるだけかも知れない
その「なじむ」というのが 芸術の一つだと
わたしは 思っている
それは経験から来る
実家でくらしていたほんの子供のころから
「なじむ」はある
そこにふすま絵があったとしても
素人の父が描いたものであっても
毎日 目にすると 想像の源になっていることに
大人になってから 気づく
子供の時は 一人で その山の庵りへ 老人を尋ねて行って
開けっ放しの庵は寒くないのかと 聞きたくなる子供がいる
ずいぶんさびしいところに このおじいさんは住んでいるのだなあとも思う
そこに名作だとか だれの作だとかの考えはない
「なじむ」ということはそれほど (後が続かない)
《 2019.10.13 Sun  _  ちまたの芸術論 》