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ひとり
仲間といっしょに飛ぶ鳥は
詳しい事は知らないけど そういうふうになっているらしいね
なにかにかいてあったけど 一羽のカラスが 夕暮れ時に
一羽になって そのことであせったらしく 明らかに動揺してたらしい
そんな飛び方ってどういう風なんだろうね
１９９４年に 「一人」ってファイルをつくっている
自分では 一人が好きだと思ってる節がある
でもそれは どういうわけか いつもだれかといっしょにくらしているから
そこから「一人」というのがよく思えるのかも知れない
一人には強いんだ なんてこと思う事あるけど こりゃわからんなあ
うちのものが とまりがけででていると 一日目が とても 不安になる
一人でいるのは 寂しいもんだなあと思う
独身のときは そういうことはなかった でも 父や母の家に帰って
また学生生活にに戻って行く時など 年とった二人の事を寂しいだろうなと
思った それでも その一瞬なのだ バスと電車を乗り継ぎ東京に行くと
きりかわっていた
自分はなんども そのきりかえをしてきた
絵を描くときだとか こうして打つときは 俄然一人だと思う
災害などにあった人は 一人じゃやっていけないんだと つくずく思うのかなあ
一人と孤独と仲間
あのあわてたカラスは どうやって仲間の所に行けたのかしら
《 2019.10.08 Tue _ え 》