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むじゃきなかお
この置物は何年も いる
ねこたちが あかちゃんのときからいる
ねこたちは もういない
わたしが このおきものに 目がいったのは
はちが（どろばちというのかな）が巣をしているのに 気がついてからだ
写真を撮った まだフイルム写真の頃だ
それから また年月が経って その写真がでてきたので
よく見てみた
何故かこの手の置物は 怖いと思うときがある 笑ってるのがよけいに
でも この写真を見る限り これはとても無邪気な顔をしている
はちも 巣を作りたくなるわけだ
ほこり はらうね
話は変わりますが 紙粘土作品はことのほか多く
しかし これを どう展示するかと言うと 考える途中で
残暑の勢いで へたる
もう一人の私がいて 体力も気力も若さもある私で
それが さっさと とびきりの展示を考えてくれて
カメラマンとしてもすぐれていて 画集のために
いいのをとってくれる とか
この無謀な事を考えるのが 考えないよりはいいだろうと思う
そして 文字で 現わしてみる事にしている
《 2019.09.10 Tue _ これくしょん 》