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紙粘土紀
ざぶーん！海の音
太古の昔から ほらカンブリア紀だとかさ
そんなことばから はじめよう とした
たいがいそういうことばからはじめようとする
それから ゆっくりそのうちあつくなって
紙粘土紀と おおげさにことははじまった
２０年ほど前
私の紙粘土時代は 何年昔かな
２０年はたってる
あのときの思いはこうだった
このかたまりをまえにして
ーだんごづくりをしてみても どうもつまらないー
このそのままの存在感
これだ
おおげさな 夢が のってくる（よくあるのよ）
ざっと こんな感じで
今 ２０年後に これらのものを どう あつかおうかな
あのころは 大きな場所 いっぱいの紙粘土 そういうひろがりかたを
考えていた
今は なんだか小さい事を 考えてる
かわったよ 私は
ずーっとおおきく が 口癖だったんだけど
今は小さい原形
大きくするのは 想像だけで
だって おくところがないじゃない
いい考えが でてくるといいな
《 2019.09.07 Sat _ 》