こころ 先生と遺書 夏目漱石 つづき
ーこんなわけで私はどちらの方向へ向かっても進む事ができずに立ちすくんでいました。
からだの悪い時に昼寝などをすると、目だけさめて周囲のものがはっきり見えるのに、どうしても手足の動かせない場合がありましょう。私は時としてああいう苦しみを人知れず感じたのです。ー
夏目漱石は こんな表現うまいと思いませんか
日常のことを
さて
それから奥さんから かるたをやるから友だちを呼んでらっしゃいと 言われるのですね
Kはいないといい 「私」もそんな気にもなれないしというので いいかげんな生返事をして ほっておいたのですね
ま 二人は お嬢さんにすすめられてひっぱりだされます
それから二、三日たって奥さんとお嬢さんは親戚の家へ行くといって家を出ます
二人はそれぞれの部屋でいるのですが Kがふすまを開けて 「私」に何を考えてるか聞くのですね
ま しいていえば お嬢さんとKのことです