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やめました こんぷれっくす

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1992年 こんな事を書いています

ー羽をつけているのに いっしょうけんめい 
階段をのぼる人がいる
その あたふたと のぼる姿が こっけいで
だれかがわらっている それを見て
その階段は 色とりどりで
足に 楽しみを感じさせる工夫さえ なされている
つかれれば 休む部屋もあり
それは いたれりつくせりだった
だけど はねをすぼめたままの あわれっぽい人は
やはり あたふたと のぼりつづける 
おそるおそる 何も見えない人のように そんなことも
加わって
それを見て だれかが さらに笑っている


話は変わりますが
私は 夢を見たんです
野球部にはいろうとした 私がいるんです
その入部には ちょっとした面接があるんです テストもあるのかな
私は目の前にあるそのことに対処するため どこか必死なんです
ところが 私は うかるのです 面接用紙には ひとこと
「とろい」と感想が書かれています
とろければ 落ちて当然な筈なのに 受かっているのです
私はあせります 私は知っているのです 野球というのは
チームで 力を合わせてやる競技だってこと
私は バレーボール部では 帰りが遅くなると 薄暗い神社の前を通るのが
こわいと親に言って やめています
絵を習いに行くのも 親にさんざんたのみこんで行きはじめたのに
バスで行くと ようので やめています
ピアノはオルガンまで買ってもらったのに やめています
結局 続いたものは 思い出せません
それなのに どうしてまた 女の子ではあまり聞かない 野球部に
はいろうとしたのか
はやく 「やめます」と言いに行かなきゃと そこで目が覚めるのです
ああ 夢でよかったと ほっとしました
私はこういう経歴の持ち主ですから スポーツで何年も続けた人を見ると
それだけで 偉い人だと思ってしまいます
朝ドラに出ているすずちゃんなんて バスケットを8年続けた人なんですね

で 私はまた 思うのです
日記が続いてうれしかったのは つづいたことが何よりもうれしかった
絵が続いてうれしかったのは これもつづいたことが うれしかった
だからか 日記の内容 絵の内容も じょうずへたは 思わないでもないですが
結果的には うれしいのです

「やめました」 このことは 私には後悔なんでしょうね
だから こだわるんでしょうね
今なお 夢の中での私は 野球部にはいった事を後悔し やめるさん算をしていますね

1992年の話とどうつながるのかなあ
つなげなくてもいいのに 

《 2019.09.02 Mon  _  わたしでいいですか 》